奥武蔵・秩 父 4014

範囲の目安 北: 秩父鉄道・破風山
        西: 三峰口 雲取山
        南: 県都界尾根 有馬ダム名栗湖入り口 飯能
        東: 八高線
 番号を逆に付けます。

秩父華厳前天狗山大前山
シラジクボ生川
寄国土・茶平入口タワ尾根
久須美坂久須美
正丸峠正丸駅
桂木峠〜(鼻曲山)〜無名の五辻ー(一本杉峠

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 秩父華厳前天狗山大前山 (この項「山と渓谷社版 分県登山ガイド」と重複)
 秩父鉄道皆野駅。バスの発着所は駅前を進んで左に曲がった先にある。日野沢と標示された町営バスに乗
る。日野沢金沢も路線名で終点のバス停名ではない。上沢辺で降りれば上流西へ8分歩く。一つ先の秩父
華厳前
で降りよう。やや手前には無料駐車場もある。むかえには食堂があり、時間にゆとりがあれば見物も
できる。4分ほど東へ下るが、右手には公衆便所がある。左手には休憩所もある。その休憩所の付近の木の
橋から南へ入山する。熊に注意の看板にぶつからないよう注意しよう。細い沢を始めは右岸、直ぐに渡って左
岸の細い山道を進む。右手の山に入っていく。山が左手になって水平になると右側から別の道の合流がある。
ここに標識があり、今来た道が上沢辺と標示されている。再び山が右側になり、その上に別荘が建っている。
道はその敷地やや下部からの土砂で埋まりかけている。直ぐに大前の集落に出る。道路を直進して直ぐに左
折する。二本の標識があるが左折を指示する標識のほうは痛んで倒れているので注意したい。左に石の仏
塔が並んでいる道の先で、右に桧の植林の中に入る。踏み跡はしっかりしているが、ややもするとどこでも歩
けそうで迷いかねない。幸い赤いテープでマーキングされている。苗木の中を抜けると小さな峠状の尾根に
出る。右が小前の径で左の尾根筋に曲がる。気持ちのいい尾根径に変わって直ぐに左に曲がって別の尾根
に取り付く。この尾根を左東に曲がると目の前に平らなところが当って石の神像が祀られている。その奥が
狗山
だ。このまま東に進めば鞍部で大前への分岐を左に分けて、又急斜面を登り大前山に出る。以下ガイド
ブック多数あり、別項参照です。が、さらに進んで札立峠へいきます。ここは都合5方向の分岐点で東に緩く登っ
て分岐に出て左手の急斜面を登れば破風山頂です。

 シラジクボ生川 (この項「秩父山歩」「実業之日本社ブルーガイドBクルマで出かける山歩き」(若干ルー
トがそれる)と重複)
 大持山小持山から武甲山に至る径はガイドブック多数。小持山武甲山間の中間の鞍部がシラジクボで、こ
こには標識がある。南北は広い切り開き(防火帯か)の尾根筋の径が有り、西側にも踏み跡があり、橋立と案
内されている。東側の下りの踏み跡に入ると、三歩(うそだ)下ったところで径は二つに分かれる。右側は山肌
を右山左谷のトラバース径で、持山寺跡を経由してくだる径だ。左側は谷筋の源頭部を思わせる地形で一番低
いところを進む。径は荒れて、崩壊状態の中に踏み跡がある。慎重に踏み跡をたどる。左右に若干見通しのよ
いところまで下ったら、右側へ水平に曲がるように踏み跡を探す。古くて読めない標識が見つけられればなお
よいが、草が多くてわかりにくい。右手に進むと、ある程度幅のある未舗装の林道で、崩壊のため右手の山から
の岩石が林道を埋めている。落石が少なくなると、ゆるい幅のある、いい林道に変わる。若干のカーブをしなが
ら緩く下って行く。鋭角状に左に曲がる所に標識があり、右側に踏み跡があり、その方向を持山寺跡と案内され
ている。林道は左折後ジグザグを繰り返すが、再び鋭角状に左折して若干下ったところ、緩く左折するところの
右側に踏み跡がある。立ち木に赤いテープのマーキングがある。確りした踏み跡で、紛れるところはない。細い
沢を跨いだ先が本沢で、堰に懸けられた鉄板の橋で左岸に渡る。右手へ折れる。持山寺跡を案内する小さな標
識がある。以下はガイドブック多数。舗装の細い林道を下ると生川の奥の分岐に出る。林道は橋を渡って右岸
からさらに山に入って下って行く。真っ直ぐ行く道は細い道で、登山届のポストが公衆便所の前にある。左岸の
河原の堤防が壊れたところがあるが人は通れる。右岸に渡って鳥居と二対の狛犬のところで、さっきの道路に
丁字で取り付く。生川基点と標識がある。  以下別項参照。

 寄国土(うすくど)(ゆすくど)(いすくど)(いろんな本を見るたび違う振り仮名があるが)茶平入口タワ尾根
 秩父鉄道浦山口駅下車。浦山ダム秩父さくら湖右岸(東側)にはバスが通っている。浦山大日堂行き。本数
は少ない。道路は双方一車線の広い道で、車両の通行は少ない。寄国土(うすくど)トンネルの南側の出口付近
から入山する。ここまで別項。寄国土トンネルの南側の上部には獅子頭が描かれている。ユニークなトンネル
だ。バスのときはやや南よりに、茶平入口バス停から北に向く。トンネルの入口の前で東側の山にコンクリート舗
装の道路が南に向いて急斜面で上っていく。標識があって、現在地を山掴(メモ違いかもしれない 文末参考)と
し前後の方向の地名も出ている。道路はコンクリートで完全に舗装されている。しかし、歩いていても急傾斜だと
感じる、かなりの坂だ。右手の谷側にはたまに工事用の資材が置かれていたりするが社名や電話番号の書
かれた廃車も数台放置されていた。右手が沢筋に変わってから谷底を覗くと、気持ちのいい渓谷になってい
る。この谷底の高低差が無くなって来ると、橋が見える。ここまで一本道だったが、三つに分岐する。ここには標
識はない。左手は細い道で小沢に沿って登っている。正面は今までどおりの道路でその先の左手に民家が
見える。家の庭先で道路は尽きてしまう。右手は橋を渡って沢の左岸に変わって平行して沢に沿ってのぼっ
ていく。この右側の道に入る。舗装は工事中らしく近かじかこの付近も舗装されそうだが、未舗装道路に変わ
る。左へカーブするところに、林の中のに一軒家があった。カーブの先の正面に材木工場の建物がある。この
先で再び小さな橋を渡って右岸の道路になる。未舗装の道路は荒れている。僅かののぼりでこの道路の終点
に着く。標識がある。左手に径があり、大谷と案内されている。(オオタニとルビをした地図もあるが、大谷橋の欄
干にはおおがいとしていた)(以下その方向は別項)又、右手ににも径があり、これまでの沢は一跨ぎほどの小
沢になっていて、これを渡る方向だ。たわ尾根武士平と案内されている。右手の径は緩い傾斜の右谷左山の
トラバース径だ。途中何故か電柱が一本立っている。この径は正面に小尾根をとらえて、その鞍部たわ尾根
に着く。壊れた鳥居が傾いている。(その後処理されたやも知れないが)この乗越し部の南側には小さな石仏
と標識がある。南側へは武士平大神楽橋)(別項=山と渓谷社版分県登山ガイド埼玉県の山)尾根筋を登る
方向はたかわらび尾根(別項=同前)と案内されている。しかしこの尾根の方向と、武士平の方向の中間、東
に水平な踏み跡がある。どこに通じてるか不明。又尾根筋の反対側、緩い登りの山崎の西方向にも踏み跡
がある。続いていれば西側の小ピークへ行くはずだが、(山歩き一周トレール奥武蔵 大掴山からウワゴウ
)いずれも入らないほうがいい踏み跡のようだ。(エアリアの山地図では掴の文字が椢の字の国を國にし
ていた。つかむくぬぎでは大違いだ。たぶんクヌギが正しいと思う。現地へ行くと本当に大きな「橡」「椚」が生
えていたりして、、、、、。

 久須美坂久須美  (この項、全面的に「奥武蔵山歩き一周トレール」と重複)
 久須美坂付近までは別項。小さな社のある小ピークから西へ下って一分足らずで左手南側に明確な下りの
踏み跡があり、ここには久須美坂という標識がある。北側にはうすい踏み跡があるが、入らないほうがいいだろ
う。これを無視して尾根通しの径をさらに西に進むと左手南側に尾根筋を巻いてから再び右手が尾根筋に換わ
る。左手の植林を透かしてみるとゴルフ場が見えるかも。右側にアンテナが見える。右手北側に二つ分岐があ
る。Kを横にした感じ。その右側にはテレメーター観測装置への道でアンテナのところへ通じるわずか10メータ
ほどの径。また左手は下りの道で横手と案内されている。久須美坂からここまで5分足らず。戻って久須美坂
から南に下る。最初だけ急傾斜。右山、左谷の地形だが沢らしい水は無いが、右の山に岩が混じると道は左に
曲がる。カール状の地形の右岸から左岸に横切る。この左岸のやや上部には岩壁が見えている。左岸の道は
すぐ右下に水音が聞こえると、もう道路の終点に出る。右手に作業場がある。その先でまた道路が右から合わさ
って、これが集落の道路になっている。すぐに広い道路に出る。カントリークラブに通じる道で、そのまま進むとバ
ス通り(県道70)に出る。ここには大きなカントリークラブの看板がある。久須美のバス停はすぐだ。逆コースの
時はバス通りから北側に大きな看板を見て、カントリークラブの道路に入り、右側の集落の道に分岐して進めば
迷うところは無い。右手の最奥の民家のところで右に分岐し、距離もなく道路が尽きて径になる。夏三期は草に
道を隠されないように注意すればいい。昭文社エアリアの登山地図の赤線とは若干違います。他社の地図、
、、、、、そんな細かいところまで出てるかいなぁ。院の2.5には細い線が引いてある。 2001年

2 旧正丸峠正丸駅  (この項、全面的に「奥武蔵山歩き一周トレール」「埼玉の山を歩く」「秩父山歩」「奥多
摩・秩父100の山と峠
」「山と渓谷社YAMAPシリーズ」と重複)(これだけ重複があるのなら本稿の記事には、し
ないのだが)
 旧正丸峠までは別項。南北に走る尾根筋はかなり深い鞍部をなし、南北とも急斜面のピークがそびえる。こ
こには標識が有る。東側に下る道は急な径で、じきに沢に出る。沢のまま左に曲がって道路に出る。道路が沢
入りのカーブのところで左に道路をわずか進むと、右手の斜面に入る。今度は沢沿いの径で、この沢の左岸か
ら、右岸になったりどちらが本流か、沢が合流したり。右岸の道に固定され、細い道に変わる。民家も増えて、
八坂神社の前を通ると、国道に出る。右に曲がって国道のカーブの先には、もう駅のホームの先端が見える。
駅前の広場には、飲食の出来る店がある。

1 桂木峠〜(鼻曲山)〜無名の五辻 (一本杉峠)  (この項、全面的に「奥武蔵山歩き一周トレール」と重複)
無名の五辻愛宕山南西にあるある峠。阿諏訪獅子の滝の西側の峠。名前は知らない)
 桂木観音までは別項。毛呂から続く道路が参道の前にある。階段を登れば観音様のお堂。道路をはさんだ南
側は公衆トイレがある。道路を更に西に進むとすぐ突き当たり。民家の軒先から右北に入る径と左南に入る
道がある。この左に入ると民家の垣根に沿って緩い下りの道を進む。右手に果樹園がある。右側に分岐があ
るが迷わず道なりに進む。「く」と「ー」を組み合わせ「巾」を左に回転させたような道型「屮」の切通しの所に左
カーブしながら降り立つ。右に曲がれば、上大満(だいま)という標識がここにもある。向いには斜めに登りの
道が付いている。ここまでは別項(分県ガイド埼玉県)と重複。一本杉峠へ至ることを示す案内標識があれば
いいが小さな物なので、いつまで残っているだろうか。この桂木峠を登ると右手の尾根筋に登り着いた所にお稲
荷さまがまつられている。 径は高度を上げる。右手の山はもっと高度を上げる。左下に舗装道路が見えるが
かなりの高度差がある。右にカーブしたところから高度を下げ、左下の道路が近づく。あくまでも尾根筋をた
どるが、小さな崖状の下りで道路に降り立つ。舗装道路が丁字路乃至三叉になっているところだ。今まで並行
していた道路からすると、左に分岐するほうの道の右側の山崖に踏み跡を見つけて登ること。これら林道の
ために、ハイキング道がむだに上下させられ、尾根が分断されている。登るとやや右に曖昧な踏み跡がある
が左手南側に踏み跡をたどる。 緩い登りに変わると送電鉄塔の脇に出る。右に折れる踏み跡があるが、
真っ直ぐ進む。今までとは違って刈り込みが悪くなる。緩いのぼりは尾根筋で左手は若い苗木の植林地帯だ。
降り始めると暗い林に入る。薄い踏み跡が今までの径を横断する。 緩い登りとほとんど水平の道で肩のピー
クと小ピークを繰り返す。やせ尾根の岩のピークで珍しく右側に展望が有った。その後下りの鞍部を経て急登
になる。小ピークで径は右に折れる。緩い下りのあと急登になり、肩のピークを経てまた急登になる。右に巻
きながらピークに達する。小さな標識で鼻曲山とある。展望はあまりよくない。急斜面に囲まれた狭いピーク
だ。ここよりひとつ先の小ピークの方が展望がいい。この付近から岩のやせ尾根を通る道になるが一段低いと
ころにも径がある。岩のやせ尾根が終わり、肩のピークで下る。径は左にカーブする。右西側の沢の中に別の
道があるが、草木が覆って上からはわからない。鞍部を経て気持ち登ったところが、峠になっている。(無名
の五辻
でこの案内の終点です)左東は山に登る。愛宕山方面。正面はここを切り通しとして下って阿諏訪、毛
へ行く。右よりは緩いのぼりで右にカーブして一本木峠に至る。右鋭角状に折れる道はここを源流点として
沢筋に下り、笹郷黒山に至る。(以上4方向とも別項)

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