ここの案内だけの言葉

(兼 ガイドブック一覧)8630

関東 山歩き 案内 index  所要時間と言葉8600  

 コース等の案内の記述中、「左・右」とある言葉はコースの進行方向へ向いたときの言葉です。多く
の場合東西南北・山側・谷側・沢側の言葉と重ねて表現します。
 東西南北の四方向の言葉は、その言葉通りの方向を含む左右(45度どころか)各60度程度の開き
をもっていると、お考えください。
   「」はルートとしてのイメージ全体を意味させます。
   「道路」は四輪車以上の通行が可能な幅があり、段差などの無い道をあらわします。ゲートがあっ
たりして、車両の進入が可能か不可能かは別問題とします。
   「舗装」はアスファルト舗装・コンクリート舗装を言います。
   「未舗装」は砂利舗装を含む土砂転圧程度の道路をいいます。
   「」は「みち」として登山道・山道・山仕事道・徒歩道・遊歩道をいい、人の歩行のできる道をい
います。この案内での中心的な言葉になります。道路から「山道」に入ったのち、以下「径」の文字で
表現します。
   「踏み跡」は地面に小幅ながら、おもに人によって踏み固められた跡が認められる程度の道を
いいます。前者との区別は曖昧です。
   「獣(径)道」は踏み跡よりもさらに、草木に隠されたりして曖昧な細い踏み跡をいい、めったにこ
こでは言葉としては使いません。踏み跡が細く曖昧で途切れたり無意味に分岐したり、胸ほどの高さ
で枝が、、。踏み跡・鹿道・獣道(狸狐類)という順に道として曖昧になりますが、鹿道以下の言葉はこ
こでは使いません。
   「曲がる」はカーブして曲がるときや、角度が曖昧な折れ方をする道の曲がりをいいます。
   「折れる」は角度をもって曲がるときや交差点等で道が曲がることをいいます。やはり前者との区
別が曖昧な時があります。
   「丁字路」は突き当たって左右の道に折れる交差点をいいます。同じ丁字路を通行している方向
によって「右丁字路」「左丁字路」と表現することがあります。その角度が鋭角の時などは別の表現を
したりします。「」や「」は同じ丁字路でありながら右や左に分岐があるとき、特に強調する時に使い
ます。
   「」は三本の道が同じように分岐するとき。その他、カタカナ・漢字・アルファベット等を用いて交
差点の形状を表現します。文字の下方手前が取り付き地点で、筆順とはおおむね逆が進行方向にな
ります。
   「Sカーブ」と「Zカーブ」は書き分けます。右折・左折の各一回きりの組み合わせで、左折が先の
時はSカーブ、右折が先の時はZカーブです。三回以上右左折が繰り返された時はジグザグとか云っ
て曖昧な表現になります。
   「山崎」曲がり沢曲がりは書き分けますが、左右は書き分けません。山崎曲がりは枝尾根乗越
し(のっこし)の時「Ψ」(プサイ)の文字そのものの時もあります。沢曲がりは沢筋横断と表現する時も
あります。その場の形状の印象で適宜書きたします。
   「鞍部」と「コル」とは、ほとんど同じ意味ですが、おもに「鞍部」を用います。その他「」・「肩のピ
ーク
」・「小ピーク」・「沢筋」・「尾根筋」・「枝尾根」・「山崎」等の言葉を用いるほか「三方分山」という言
葉も一般名称として用います。

   「別項・「以下別項」・「別項参照」として、案内を打ち切ります。そのときは↓


そのときは(以下、ガイドブック一覧です)

  1. いずれ別項を立てて案内するつもりでいるルート((嘘だうそだ!!))との分岐点に
    達した時。
  2. 昭文社版 山と高原地図 エアリアマップ の付録についている小冊子に案内されて
    いるコースの一部に取り付いたとき。
  3. 同様に山と渓谷社版 アルペンガイド別冊東京周辺の山 1988  及び旧版アルペン
    ガイド分冊形式 12東京周辺ワンデイ・ハイク 17奥多摩・奥武蔵 19奥秩父・大菩薩峠
    これらは旧いものです。
  4. 山と渓谷社 東京周辺の山350 2001 これは新しいです。
  5. 山と渓谷社版 ヤマケイAGアルペンガイド 2000 分冊形式 9奥多摩・奥武蔵 
    10奥秩父・大菩薩11丹沢12富士・箱根.・御坂
  6. 実業之日本社版 ブルーガイドオールガイド東京付近の山 1988 これは旧い。
    及び新しいブルーガイドハイカー 分冊形式 1展望を楽しむ100山 3東京・首都圏 
    クルマで出かける山歩き 4東京付近の山 
    1998 5いで湯を楽しむ100山 8続 
    東京・首都圏 クルマで出かける山歩き 11丹沢・箱根 12奥多摩・奥武蔵の山々 
    13奥秩父と大菩薩の山々 14中央沿線の山々 23駅から登る山歩き 25里山・低山
    ハイキング
  7. 昭文社版 どこでもアウトドア関東の山歩き100選  関東周辺ハイキング
  8. 東京新聞出版局版 岳人ポケットガイド 分冊形式 9丹沢山塊 10奥多摩 11奥秩父
    奥武蔵
  9. ゼンリン版 地球の風 登山ハイク 分冊形式 1富士と五湖 2丹沢山塊 3奥多摩
    大菩薩 4奥秩父 5高尾陣馬 6奥武蔵秩 7箱根 無番関東のんびりハイク 無番
    関東日帰り湯けむりハイク 無番関東の名山
  10. 山と渓谷社版 分県登山ガイド 沖縄県を除くすべての都道府県別に編集されている。
    これはなかなかいい。千葉県や茨城県も独立しています。沖縄県を含む新版が出て、
    千葉県が関東地方のトップで2004年に出ました。
  11. 小学館 富士を見る山歩き 正・続 富士山を展望できる山に限られていますが、
    写真集的に奇麗です。
  12. 山と渓谷社 フルカラー特選ガイド 12奥秩父奥多摩奥武蔵を歩く 13丹沢を歩く 
    14富士山とその周辺を歩く  15伊豆・箱根の山を歩く
     四季に分けて案内され、冬山
    入門書にもなりうる。なかなかいい。
  13. 山と渓谷社版 目的別AG・ビッグフット 分冊形式 ハイグレード・ハイキング[東京周辺]
  14. 山と渓谷社版 ヤマケイYAMAPシリーズ 分冊形式 7丹沢 8奥多摩奥武蔵 
    9奥秩父大菩薩両神山

    以上は全範囲的なガイドブックないしシリーズ・分冊形式ものです。
    以下は地域別限定的なガイドブックです。 

  1. 山梨日日新聞社山日カラーブックス 山梨のハイクコース 正編 続編
  2. かもがわ出版 奥多摩山歩き一周トレール これはいい。
  3. かもがわ出版 奥武蔵山歩き一周トレール これはいい。
  4. 崙書房版 歩いてみよう房総の自然 1999 房総のユニークなルートが楽しい。
    内容は古いのかあまり、、、。
  5. さきたま出版会 埼玉の山を歩く 秩父・奥武蔵・奥多摩のガイド的、紀行文的なもの。
    独自のルートもある。
  6. 実業之日本社版 甲斐の山旅・甲州百山 1989 紀行文的なものでガイドブックと
    してはすこし荒い。今としては旧い。
  7. 実業之日本社版 一日の山中央線私の山旅 1986 紀行文的なものでガイド
    ブックとしてはすこし荒い。今としては旧い。
  8. 新ハイキング社版 中央線の山を歩く 1998 紀行文的なものでガイドブックとしては、
    わかりにくい。また真似できかねる藪山も多い。
  9. さきたま出版会 秩父山歩 2001 紀行文的なものでガイドブックとしてはすこし
    荒い。都心からのガイドに慣れた人には、秩父市側から奥武蔵へ行く径はユニーク
    です。
  10. 昭文社版 どこでもアウトドア奥多摩・奥秩父を登る 大菩薩・奥武蔵 丁寧なガイド
    ブックだといえる。標記の4地域の代表的なルートを紹介している。なかなかいい。
  11. けやき出版 奥多摩・秩父100の山と峠 山を愛している人の作品だと感じられる。
    スケッチとエッセイ山の面白さをいろんな人に味ってほしいといいたくなりそう。ガイド
    ブックとしては簡単。でも独自のルートも多い。
  12. けやき出版 中央線駅から登る山 中央線が本当に山歩きに便利だと、つくづく感じ
    させられる。
  13. けやき出版 新 多摩の低山 奥多摩の東京都内のわりと低いところを丁寧に歩いて
    らっしゃる。
  14. 自由国民社版 みんなで楽しむ丹沢 大勢にぎやかにコースをめぐった懐かしい記録が
    ガイドになって楽しい本になってます。写真も弾みだしそうです。
  15. 北丹沢山岳センター版 北丹沢ガイドブック 地味な作りだけれど、北丹沢が丁寧に
    案内されています。
  16. 新ハイキング社 多摩100山 多摩のわりと低いところから雲取山まで都下の山々を
    網羅か。
  17. けやき出版 奥多摩・多摩の百山 都下の奥多摩と多摩川源流の山々を沢山紹介。
  18. 山梨日日新聞社 山梨百名山 題名の通り 素晴らしい写真集 ガイドブックとしては
    ちょっと簡単すぎて。
  19. 東京新聞出版局版 奥多摩の尾根と沢 奥多摩と多摩川源流の山々(及び沢)を一般
    ルートとちょっと無理なコースも紹介。
  20. 昭文社版 どこでもアウトドアウォーキングナビ千葉房総・水郷散歩 いい本です。でも
    紹介しているコースに山ハイキングの少ないのはしかたないわねぇ。
  21. うらべ書房版 南房総自然ガイド 山のガイドではなくて自然観察のガイド本です。でも
    紹介されているような、貴重な自然には、なかなか出会えません。

 前述書の多くにコースの紹介が無く、少数のガイドブックだけに記述があるとき、その
書名を記入します。これら有力なガイドブックの記述との重複は、極力避けます。
別項・「以下別項」・「別項参照」・「ガイドブック多数」として案内を打ち切った時は
2〜14,T〜XXI の内の、かなりのものに紹介のあるコースです。案内の重複を明記する
ときは、2〜14,T〜XXI の内の、少数のものに紹介のあるコースです。そして、その書名を
明記します。 end h

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