片倉ダム 1150

全般                  房総丘陵1000
 平成10年・1998年に完成(取水・放水開始)したダムで、その南に道の駅ふれあいパーク・きみつ=君津ふる
さと物産館(=バス停名)が県道の西側にあります。駐車場があり、農産物を中心にした直売場と軽食堂、きれい
なトイレがあります。ここの駐車場入口の道路と十字路をなして、道路が東側に取り付いています。その北側の広
い駐車場には、やはり大きな公衆トイレがあります。南側は片倉ダム記念館で片倉ダムのジオラマなどの展示物
が片倉ダム展示室にあり、食堂もあります。敷地外になりますが、その南側にはコンビニエンスストアもあります。
 「笹川湖周辺園地のご紹介」という片倉ダム記念館のパンフレットによりますと、片倉ダムは平成13年・2001
年に完成(式を)した3つの目的を持った多目的ダムだそうです。添付の笹川湖畔ハイキングマップ・笹川湖周辺
モデルコースとして3つのコースが紹介されています。笹川湖・片倉ダム周辺園地というパンフレットには所要時
間の記入もあります。一部不一致があります。
 ふれあいコースA(35分コース) 片倉ダム記念館→5分衛士広場→10分展望台→10分ヅウタ親水公園
→10分きみつふるさと物産館→1分片倉ダム記念館
 ふれあいコースB(60分コース) 片倉ダム記念館→5分衛士広場→10分展望台→10分片倉ダム堰堤
→5分宮ノ下ピクニック園地→5分星の広場→25分片倉ダム記念館
 清水渓流広場コース(50分コース)片倉ダム記念館→10分西清水バス停→10分笹川橋→10分清水渓流
広場→25分片倉ダム記念館

笹川湖沿いの道路。狭い道路のため退避場もある。
しかしその行方は確かめられたい?

 道路と川を隔てて大きな建物が西側に見えます。県立君津亀山少年自然の家です。宿泊施設、体育館、プラ
ネタリウムなど、いろいろ設備が整っています。その周囲には自然観察路というハイキングコースもあります。
(七里川温泉・)上総亀山駅から香木原へのバス路線はコミュニティバスになり、早朝2便が前日までの連絡によ
るデマンドになっています。
 JR内房線木更津駅乗り換え、久留里(くるり)線上総亀山駅下車。香木原(かぎはら)行きバス乗車、バス停笹
川湖、ふるさと物産館、西清水、清水渓流広場下車。
 房総スカイラインの丁字路から更に10分南へ進むと西側に道の駅ふれあいパーク・きみつがある。更に南へ
進むと清水渓流広場入口に達する)
 浜松町バスターミナル又は東京駅八重洲口前発鴨川駅西口行き高速バス、君津ふるさと物産館下車。千葉駅
発鴨川駅西口・亀田病院行き高速バス、君津ふるさと物産館下車。

@ヅウタ親水公園
 君津ふるさと物産館→0.05←衛士広場→0.15←最奥(展望台分岐・トイレ前・神社前経由)
 君津ふるさと物産館→0.05←親水公園入口→0.10←最奥(トイレ前・神社前経由)

 物産館前の道路を、左に広い駐車場、右に記念館を見て東へ進むと、姿美寿(しみず)橋を渡る。道路は狭く
なって行き止りだとの標識がある。左手にボート店、右手に衛士(えいし)広場という公園の駐車場入口がある。
笹川湖畔公園(笹衛士)の案内がある。広場は大変奇麗に手入れされている。奇石が並んだ石の広場だ。この
入口の向いに、展望台を案内する標識がある。ごく緩い登り道が続いている。右手のフェンス越しに沢が見え
る。登り道は徐々に傾斜を強めるが、丸太の段々が設置されているので足元に不安はない。左の山肌に馬頭観
音像を拝すると、峠になる。左へ曲がって階段を登ると、柵で囲われた頂上に出る。きれいな石のベンチがあ
る。道の駅の全景も眺められるほど、周囲の展望がいい。片倉ダムもダム湖=笹川湖越しに眺められる。 峠
を下ればヅウタ親水公園の駐車場の奥にあるトイレの前に降りつく。右に鳥居が見える。桜の苗木が広い間隔
で植えられた広場の最奥まで、整備のいい道が続いている。
 物産館前から県道を北へ進むと、衛士橋を渡る。ボート店が左にあり、右手に公園の入口と飲食店がある。入
口を入るとすぐ左手に遊歩道が湖岸沿いに分岐している。ずっと湖岸の柵沿いに最奥まで遊歩道が続いてい
る。右手の道路は広い駐車場に続き、その奥にトイレがある。トイレの前には展望台へ通じる径が右に分岐して
いる。直進する遊歩道には東屋があり、その先には鳥居が見える。右手に分岐する道で鳥居の前から中に入る
と狭い山道に丸太の段々が続き石の祠が二柱分ある。
 公園には、桜が植えられている。開花の季節が楽しみな公園だ。君津ふるさと物産館の東側の駐車場=笹パ
ーキングからは展望台の頂と柵が見られる。

@ 左の山肌に安置された馬頭観世音菩薩像。小さいが文字塔ではない。
傾いていたが、、、、

A君津亀山少年自然の家 自然観察路 
 A−1 君津亀山少年自然の家
 君津ふるさと物産館→0.05←片倉ダム→0.05←バス停笹川湖(スカイライン丁字路)→0.10←
君津亀山少年自然の家
 物産館前の県道=久留里街道を北へ進む。片倉ダムを見送ると、[バス停笹川湖がある](左側に)笹観光農
園直売所と看板が有り、軽食堂が営業している。房総スカイラインの取り付く丁字路=交差点を左折して、この
道路に入る。すぐ左に君津亀山少年自然の家の門がある。緩い上りの舗装道路の頂部左右には施設内のハイ
キング道の入口がある。広い駐車場と左に丸いドーム=プラネタリウム、右側に大きな建物がある。

 A−2 キャンプ場から
 自然の家→0.10←共通部分の分岐点
 「自然の家」の前に拡がる前庭には菱形をした谷がある。芝すべりができるが、登りの階段などはない。周囲を
回遊する道路の向かい側には炊さん施設、トイレ、第一キャンプ場、ファイヤー場がある。ここにハイキングコー
スの入口がある。左手にフェンスがあり、その開いているところから尾根筋に登って進んでもいい。フェンスを見
送って直進してもいい。右側に別の径への分岐があるが直進する。尾根筋で左側から先ほどの径を合わせて右
よりに進むと分岐点に出る。右後にも分岐があるが、左前に気持ちのいい尾根径が延びていて、「国有林に付き
関係者以外立ち入り禁止」という看板があり、こちらへ進む。小さなピークを巻くと、分岐点に出る。自然の家で取
り付けた標識があり、小さな石堂がある。左は旧道コース、右は鉄塔コースだ。ここまで、僅かな距離だが左右に
分岐が多い。

 A−3 施設入口から
 自然の家→0.15←共通部分の分岐点

@ 片倉ダム 親水公園
@ 展望台からは道の駅の全景が眺められる。

 外部からの道路が「自然の家」へ北側から入ってくるところの、一番高い場所には東側に階段、西側には舗装
された歩道が取り付いている。この径に入る。径はSカーブしている僅かなものですぐに山道になり、植林の中を
ほとんど水平に進む。所々に左の駐車場へ林の中を横切る薄い踏み跡がある。駐車場の外れからやや坂道に
なる。左手にキャンプ場からの径を二回合流させて、「国有林、、」の看板のある分岐に出る。
 道路の一番高い場所にあるSカーブの山道のもう一本右手にある細い踏み跡を辿って登る。道路を挟んだ東
側に階段を見るところに尾根筋の径が西に延びている。ずっと尾根筋で進んで、ピークを巻くと「国有林、、」の看
板のある分岐に出る。
 尾根径を進んで、左は旧道コース、右は鉄塔コースの分岐に出る。

A 旧道コース、鉄塔コース分岐点 石祠(小堂)?がある。
A 浅間大神の石碑

 A−4 鉄塔コース
 旧道コースとの分岐点→0.05←49号鉄塔→0.25←53号分岐点→0.10=0.15←舗装道路
→0.05←バス停西清水(県道オートキャンプ場入口)→0.05←旧道コース入口→0.10←
君津ふるさと物産館
 「自然の家」方面から旧道コースと鉄塔コースの分岐点に来て、右側へ入る。尾根を巻く緩やかな径を進んで、
すぐに鉄塔の下に出る。左南側に50号、51号、52号と続く送電鉄塔と山並みが展望できる。北側にも径が分
岐しているが、これには進まない。鉄塔の下にあるプラスチックの階段へ僅かだが下る。尾根径は緩い上り下り
で、左右に尾根を巻く。左側に50号、51号への分岐を見てまもなく、52号と53号との巡視路の分岐に出る。標
識もある。52号への案内標識もあり、左手に折れて、そちらに進む。四八五標の脇に立つツガが太い。尾根径
が下り始めると、その途中に52号鉄塔がある。
 径はヒノキの大木を見たのち、傾斜を強めて草地に下りる。左に曲がると集落最奥の家の前に出る。舗装道路
を右東側へ進む。逆コースの時、東電柱香木原73柱の先を左折、墓地の右側に急な山道が植林の中へ登って
いる。この径に入って杉の枯葉を踏むと、左手の幹に鉄塔コース入口という標識がある。
 県道に出る箇所にはオートキャンプ場の案内があり、北側僅かのところにバス停西清水があり、旧道コース入
口を左手に見て君津ふるさと物産館へ至る。県道に出て南へ進むと、バス停清水渓流広場の先に清水渓流広
場の入口がある。
 君津市観光協会亀山支部「千葉県君津市亀山 亀山湖笹川湖七里川」の亀山湖・笹川湖・七里川周辺ハイキ
ングガイドではこの鉄塔コースを樅(もみ)と梅の峯コースとして紹介している。参考までにそのコースをなぞると、
自然の家−旧道コースとの分岐点−49号鉄塔−53号分岐点−舗装道路−県道丁字路−清水渓流広場−木
歩道−県道丁字路(往復再)−君津ふるさと物産館−房総スカイライン東入口−自然の家。清水渓流広場への
往復をして県道で自然の家へ戻って周遊コースに仕立てている。約2時間30分の健脚コースだそうだ。

A 旧道コース入口 県道側の標識

 A−5 旧道コース
 鉄塔コースとの分岐点→0.10=0.15←旧道コース入口→0.10←君津ふるさと物産館
 「自然の家」方面から旧道コースと鉄塔コースの分岐点に来て、左側へ入る。ピークを巻く径を進んで「国有
林、、」の看板を裏から見る。尾根径がジグザグを繰り返す径になると手摺が現われ、石の地面を刻んだ階段
で県道に出る。ここには「自然の家」で設置した標識があり、「君亀少」とある。左北へ進むと、左手に閉鎖され
た旧道のフェンス扉がある。君津ふるさと物産館へ至る。

 A−6 浅間大神 1
 自然の家→0.10←浅間大神
 外部からの道路が「自然の家」へ北側から入っていくたところの、一番高い場所には東側に階段(木段)が付い
ている。これを登るとすぐに尾根筋に出る。数ヶ所左側に尾根筋での分岐がある。いずれも右側へ進む。尾根筋
の径は踏み跡として狭いところもあって広葉樹アオキが多い。尾根径で右下から木段の広い径を合流させた僅
か先には浅間大神の石碑が建っている。明治17年・1884年に開山し、50周年記念として昭和8年・1933年
に建立したものだ。その隣にはかなり風化の進んだ石祠がある。砂岩で所々に白いものが見える。大きな貝だ。
やや離れてベンチが二台あって休憩には丁度いい。西側には薄い踏み跡があるが、これには入らぬこと。南側に
は幅広い踏み跡がある。

 A−7 浅間大神 2
 自然の家→0.10←浅間大神
 「自然の家」の駐車場東の外れから渡り廊下を潜って、プラネタリウム前、体育館の更に南側へ進む。左の山へ
入る径があり、1回折り返して登って行く。体育館の更に南側でフェンスの途切れたところから、これに沿って登っ
て行く。フェンスがなくなると左側から先ほどの径を合流させて登って行く。右側の谷がなくなって木段の広い径に
なる。尾根筋を左に見ると、もう径の先に浅間大神の石碑が裏側から見える。

 A−8 浅間大神 3
 君津ふるさと物産館→0.05←片倉ダム→0.05←
バス停笹川湖(房総スカイライン丁字路の南の小丁字路)→0.10←浅間大神
 君津ふるさと物産館方面から北へ進む。バス停笹川湖(房総スカイライン丁字路の南の小丁字路)には軽食堂
があり、その建物の脇で道を左折する。空き地と林の分かれ目の径で、再び左折する。
 左手が空き地の径が林の中に入る僅か手前、右側に山道がついている。植林の中の斜路で、緩い斜面にも幅
をおいて擬木の丸太が埋められ、階段になっている。この緩い登り径が山に突き当たると、左右に折れ曲がる急
な階段道になる。新しい木段の広い径で数回折り返して別の幅の広い径に出る。右手に折れて僅かで浅間大神
の石碑の前に出る。
 左手が空き地の径が林の中に入ってすぐ、右側に山道がついている。植林の中の斜路で、緩い斜面がかなり
の距離一直線に延びていて、その突き当たりに山の斜面が見えるほどだ。これを進むと、突き当たりの山の斜
面に取り付く。やや右に曲がる幅の広い踏み跡だが、かなり急なので足元を選んで登る。登りきったと思わせる
直前、右手から新しい木段の手摺つきの径が合流する。直進して僅かで浅間大神の石碑の前に出る。

B 君津ふるさと物産館から片倉ダムへ行く道路の橋の欄干。鞨鼓舞の人形

 A−9 東山林道へ
このコースは東山林道へ出る箇所が難所です。山慣れない人は入山しないこと。
 県道バス停西清水(オートキャンプ場案内の丁字路から西へ)→0.05←舗装道路→0.15=0.10←
53号分岐点→0.15=0.10←※分岐点→0.05←源頭部

 ※分岐点→0.15←53号鉄塔
 源頭部→0.10←東山林道(南寄り)
 源頭部→0.15←東山林道(北寄り)
 県道バス停西清水(オートキャンプ場案内の丁字路)から狭い舗装道路を西へ入る。右へ未舗装道路がカーブ
した左手(香木原73柱)に草地の空き地がある。その奥にはこの近くのお宅の墓地もある。その右手に登山口
があり、「樅と梅の峯コース」と鉄塔コースの入口だ。52号鉄塔の脇を抜けて出た三又には鉄塔巡視路案内標
柱・鉄塔コース案内看板・三一八境界標識がある。ここは51号、52号、53号への分岐点だ。左へ進む。きれい
な尾根径は一部狭い箇所があり鉄パイプ製の手摺柵が有る。これが古いもので、錆びて腐っているので触らない
こと。正面にまとまったピークを置いたところ右手にパイプで組み立てられたステップ径がありこれを登る。●28
2ピークをほぼ水平に巻く径に変わり再び尾根径に変わると三又に出る。左は53号鉄塔への径だ※が、右手へ
進むとコンクリート杭に112の数字が読める。気持ちのいい尾根径は右手の谷が浅くなる。源頭部の谷だ。谷の
中央の平地には井戸なのか落とし穴なのか四角い穴が掘られている。その更に右手北側は丸い尾根筋だ。
 ※左の53号鉄塔への径は急下り、岩の痩せた鞍部等変化のある道だが、全線プラスチックの段が断続的に
あるので、これを目印に53号鉄塔まで進められる。東側に展望がある。この径は単純な往復として戻ること。
 この源頭部の浅い谷を右手にこれまでの尾根筋の左手に径は続き左へ曲がって行く。東山林道の真上を南へ
進む。「戸隠、蟻の戸渡り」に負けないほどの狭い岩の尾根筋になり、東側の一段低い急斜面の足掛かりにルー
トを求める。東へ延びる小さな尾根に取り付くとこれを横断する踏み跡があってこれをたどって舗装道路林道東
山線に下りる。連続カーブ注意の交通注意標識の前だ。林道の西側にあった高い崖が、林道東側に変わる箇所
だ。「蟻の戸渡り」の箇所は高い岩壁の上だ。
 源頭部の浅い谷に入ってそのまま西へ進む。踏み跡にとりついて右へ登る。石やコンクリートの境界杭のピー
クを小さく上下する。やや太目の石の境界杭が二本並ぶピークから北へ下った小さな鞍部の左手に獣道程度の
踏み跡が尾根に平行してある。これに入ると左へ緩く下る。左下に舗装道が垣間見えるところから急な傾斜にな
る。湿潤していればぬかるんで滑り、乾燥していれば小砂利を転がしてすべる斜面を下ると舗装道路林道東山
線に下りる。僅か北側には幾本か標識があり、西へ未舗装の保安林管理道路が分岐している。

B 君津ふるさと物産館から清水渓流広場を目指して、しもかわ橋の欄干、下モ川橋。

B清水渓流広場・農溝の滝コース
 房総丘陵の複雑な地形の一面でもある穿入蛇行の河流と川回しの川トンネルが間近に見られます。
 「笹川湖周辺園地のご紹介」という片倉ダム記念館のパンフレット及び、「笹川湖周辺園地」という片倉ダム周
辺環境管理委員会のパンフレットに笹川湖畔ハイキングマップとして紹介されたコースのうち、農溝の滝コース・
清水渓流広場コース(50分コース)は往路で片倉ダム記念館(君津ふるさと物産館の斜向い)から県道を使って
清水渓流広場入口へ行き、復路は山(さん)神社、阿弥陀堂の道で戻ってくるものです。
 1.君津ふるさと物産館→0.10←旧道コース入口→0.05←バス停西清水(オートキャンプ場入口)
→0.10←清水渓流広場入口→0.05←奥の東屋
 2.君津ふるさと物産館→0.15←山神社→0.10←清水渓流広場入口
 1.物産館前の県道を南へ進む。右手には旧道コース入口−君亀少−というハイキング道の入口が右手に
ある。さらにそのまま南へ進む。バス停西清水、バス停清水渓流広場を見送った先の右手西側に清水渓流広場
の入口がある。定休日でなければ農溝(のうみぞ)温泉千寿の湯の幟が立ち並んでいる。水車用の水路を農溝
といったことからこの言葉にしたという。
 広場には広い駐車場ときれいなトイレがある。これらに面して日帰り温泉とみやげ物屋、食堂が営業している。
駐車場の南寄りにトイレがあり、その前から完全に舗装された遊歩道が南へ延びている。緩い下りで、左右は林
の木々を隔てて崖になっている半島状の地形だ。すぐ東屋につく。更に南側遊歩道の隅に幸運の鐘と名付けら
れた鐘があり、木槌も用意されている。西側は農溝の滝の音を聞く笹川の流れだ。その脇にはセイナザの滝も
ある。
 東寄りに下ると川の右岸に下りられそうだが、降りないこと。川が左に曲がって亀岩の洞窟(川回しのトンネル)
を抜けて流れてくるのをほぼ正面で見られる。川床に低い段が付いていて「川田の滝」が眺められる。河床の岩
が六角形をしていて亀の姿を思わせる。その手前には坐像を思わせる岩がある。北辰妙見菩薩と名付けられて
いる。これらの上には県道が走っている清水一号橋で、東側にだけ橋の欄干がある。この洞窟の西すぐ北側に
は湿地状の細長い公園が北へ向かっている。木道が整備され、湿地の植物を眺めながら北へ進んで階段を登
ると、先ほどの広場入口の道路に着く。この湿地は旧河道で、東側から県道を横断して西側へ抜けていたもの
だ。川の水流が北へ向き変わる箇所左岸に川の合流がある。その上流は岩壁だが、背稲沢の合流点でセイナ
ザの滝だ。
  県道の東側、行き止まりの市道を登るとスダジイが太く並木を作っている。一部空洞も見える。道路の南側に
は清水構造改善センターという地域の集会場もあるが、これらには近づかないこと。

B 川廻しの水洞 「亀岩の洞窟」を正面から眺める。その上を県道が走る。
 蛇行の激しい川筋を短絡させて、三日月湖に当たる部分を埋め立て、水田を
増やすなどの目的の為に短絡箇所をトンネルにしたものは
房総丘陵の各所にあります。「房総丘陵」のこの片倉ダムのページだけでなく、
他のページにも、その写真を載せています。 三石山。もみの郷会所。
(姉妹ハイパーリンクは避けました。あしからず)

 2.物産館、片倉ダム記念館前の県道を南へ進む。椿橋を渡り、下モ川(しもかわ)橋の北詰めで東へ左折。
次の三又は右へ進む。狭い道路の東側の山の斜面が奇麗だ。右下の展望がいい。ビニルハウスが見下ろせ
る。左後ろから別径が合流する。山神社の裏参道を見送ると狭い道路は小さく下り、幅広くなる。右手の広場の
先に赤い明神鳥居の神社の石段がある。ケヤキの木が複数太い。参道の西側には阿弥陀堂と墓地がある。広
い舗装道路が下り右へカーブすると右手に第3駐車場がある。県道に上り左折すると西側にバス停清水渓流広
場がある。以前、東清水だったものだ。第2駐車場があり、食堂の南に広場の入口がある。 房総丘陵 1000