外房線大原駅乗換え、旧国鉄木原線=いすみ鉄道、大多喜駅、総元駅、西畑駅下車。いすみ鉄道は廃止
の議論が持ち上がっています。今後の成り行きなど注意が必要です。外房線勝浦駅、上総興津駅下車。 バス便はありますが便数は少ない。バス停の名前を出しますが、これで場所の特定をします。
バイパスからの入口にも上総七面山の看板があります。
房総丘陵1000
@杉戸七面山 ●186
バス停杉戸→0.10←長福寺
バス停松野坂上→0.10←長福寺
長福寺→0.10←七面堂→0.20=0.15←七面山
勝浦駅と、大多喜駅との両駅を結ぶバス路線、バス停杉戸(北寄り)、バス停松野坂上(南寄り)下車。
国道297号線のバイパスが開通したので、車輌による長福寺への進入が便利になった。
バス停杉戸のわずか南側、横断歩道の箇所から旧国道を西へ入る。バス停松野坂上を北へ進んだ箇所にあ
る横断歩道から旧国道を西へ入る。どちらからも要所に案内標識がある。国道297号線のバイパス南寄り西側
に連絡道が出来た。寺には広い駐車場があり、小崖の上にはスダジイの大木が二樹ある。若干痛んではいる
が樹勢はいい。一段登ったところに新築なった本堂がある。祖師堂への石段を見送って七面山の案内に沿っ
て池の端部を渡る。
320段の階段の上、七面堂がある。右手にトイレ、左手には鐘楼、休憩舎がある。周囲にはスダジイの大
木複数が見える。その奥には石造釈迦如来立像を奉る小堂(厨子)がある。
小堂の脇から南側の尾根筋の左端に取り付く。太い木の脇から尾根筋を南へ辿る。登りきったピークで右折、
西へ進む。尾根筋自身から南へそれた位置に奇麗な踏み跡がある。小さな鞍部に下りかける位置にはモミの木
複数が太い。内一本は幹周り3.05メートルある。鞍部から急登した肩のピークから左寄りに進んだ先が●186
のピークで三方分山状だが、それらの尾根には進まない。又、最初に登ったピークにも南東側の奇麗な尾根筋
に明瞭な踏み跡が見えるが、これにも入らない。
| @杉戸七面山 寺の駐車場がある。小崖の上、右端にはスダジイの大木が二樹ある。 |
A三等三角点平沢 △227.0 平沢山
この三角点峰を大多喜町史780頁から平沢山としたい。
A−1 総元駅から犬石山 1 ●180
総元駅→0.20←川畑十字路→0.15←林道との分岐→0.10←犬石山
総元駅駅舎の東半分は黒原公民館になっている。自転車置場の先、曽根町踏切を渡る。不動滝を案内する看
板のある三又を左へ進む。不動滝遊歩道の看板があってこれは右下へ案内している。不動橋の下には川中島
があって、上流には川幅いっぱいに広がった河床の段差が見える。道路には一部崩落があり、通行止めの処理
がされている。その道路の周囲が田畑から山になると、路肩にはユキノシタが葉を広げている。割りと長いトンネ
ルには複数照明があるが、足元のためには懐中電灯を使いたい。新道との十字路▼を渡るとやや左へ登り、防
火水槽のある丁字路を右へ曲がる。川畑の集落を抜けると道路はアスファルト、コンクリート、砂利と舗装が変化
する。右手に竹林があった先、道路は岩の切り通しを抜ける。
その右手後ろ加減に分岐する山道がある。標識はないので、道路の岩肌に気をつけたい。北へ向き直った径
は右手に尾根筋を置き左側を巻く。その右側の尾根が低くなった所に白い看板がある。犬石の昔話とこ
れを修復したことが書かれている。高さも幅も1.5メートルくらいの不整形の岩があり、東側にはお供え物も注連
縄もある。大きな犬のうずくまった姿だといい、欠けていた頭石を再発見して接合したという。
北側に見える急登の尾根に対して左右に巻き径があるが、この急登の尾根径を進むとわずかで基準点の標識
杭のあるピークに達する。
バス停地獄橋→0.05←たけんこ橋
バス停四ツ石→0.05←たけんこ橋
たけんこ橋→0.15←十字路→0.15←林道との分岐→0.10←犬石山
国道297号線には大多喜駅と勝浦駅を結ぶバス路線がある。バス停地獄橋で下車南へ進む。バス停四ツ石
で下車、北へ進む。たけんこ橋を渡り、そのまま西へ進む。道路のカーブ地点の左下の川筋には滝の音が聞え
る。その先の十字路▼が総元駅からの道路だ。ここで左折する。
| A 犬石トンネル 川畑十字路の南西 |
A−2 総元駅から犬石山 2 ●180
総元駅→0.05←バス停笛倉橋→0.10←戸越踏切→0.25=0.20←林道分岐点→0.10←
犬石山
総元駅前から表道路、国道に出て左折西へ進む。笛倉橋で左折、戸越踏切を渡る。踏切の西側には二本の
道路が南へ向いている。東寄りの太くて低い方を進むと左へ曲がりながらSカーブする。変則的な交差点の東
側、丁字路(東電柱黒原181柱)を右折、南へ緩い斜路を登る。養鶏場の脇を抜けると道路は大きくカーブす
る。南へ向き直ると、分岐に出て左へ進む。色の塗られたガードレールで未舗装道の終点になる。
ガードレールの右端から細い山径に入る。右側の尾根筋が下ってきて、この痩せ尾根に踏み替える。尾根筋の
左右に踏み跡が分岐しているが尾根筋直登の急斜面を登るとわずかで基準点の標識杭のあるピークに達する。
東と南に尾根筋が下っているので南へ進む。降りきった斜面の先、左手に岩と看板がある。犬石だ。
A−3 犬石山の尾根筋で三等三角点平沢へ △227.0
総元駅→0.20←川畑十字路→0.15←犬石方面との分岐→0.10←南東分岐点→0.10←林南端
→0.10←三等三角点平沢→0.05←東カーブの分岐→0.05←竹林
総元駅前から曽根町踏切、不動橋、トンネル、新道との十字路、防火水槽のある丁字路を経て川畑の集落を抜
ける。道路はアスファルト、コンクリート、砂利と舗装が変化する。右手に竹林があった先、道路は岩の切り通しを
抜ける。
その右手後ろ加減に分岐する山道は犬石山方面のもので、尾根筋の未舗装道を南へ進む。尾根筋の西側を
巻く道は徒歩道を右下へ分け、尾根の東側を巻く道に変わる。まとまった尾根の南側の巻き尻は幅広い尾根筋
に道路が続く。
左側が竹薮になった箇所では左下へ轍が下っている。ここでは右側のほぼ水平な道を進む。右下に轍が下っ
ている箇所、左側へ緩く上って東側の尾根のわずか西側を巻く。左右共に低い尾根の浅い溝道から、東側に浅
く広い谷を置いた先、低い丸い山が見える。杉林の原だ。南端で狭まって尾根道になる。
緩い上りと小々の下りを繰り返し、若干左へカーブしていく。数回目の盛り上がりでは右側に道が広がる。小塚
程の箇所に三等三角点平沢の標石が注意標柱と共に立っている。地形図で△226.9、ホームページで改め△
227.0だ。
道は下りながら右へカーブする。緩い上りが左へカーブ▼する箇所、狭い溝径が分岐して西へ下っている。この
西側の急下りは市町境の尾根を経て平沢ダムに至る。左へカーブ▼した道路は東へ下って、竹林を抜けて平ら
になると道は消える。★北側に草の平原が見える。この附近(痩せ尾根○180)か、ここの北西側のピーク(小ピ
ーク190)または南西のピーク(○220)の附近が大日本國誌二王山の項に記載がある辻峰(つじがみね)
だが、これ以上進めない。又いずれがそのピークか判断も出来ない。地形図では黒破線黒実線で杉戸三条方面
に繋がっている。逆コースは別項へ。
この附近までの轍は農業(筍)、林業のものだろう。★以遠は下生えの中、東へ踏み跡を求める。
| A 犬石とその案内看板 |
A−4 杉戸から三等三角点平沢へ 杉戸山 ●213
バス停三条入口→0.10←墓地脇分岐(東電柱杉戸112柱)→0.20←土橋状痩せ尾根
→0.15=0.10←●213東分岐→0.15=0.10←龍塚山南峰の分岐→0.10←竹林→0.05←
カーブの分岐→0.05←三等三角点平沢
南峰の分岐→0.05←平らな山頂を持つピーク
勝浦駅下車。いすみ鉄道大多喜駅下車。両駅を結ぶバス路線、バス停三条入口下車。バス停の西側は鮮
魚店で、西へ進む。南へクランク曲がりを繰り返しながら、南へ向いて見通しのよい箇所、右手に小墓地への斜
路がある。そこには山裾を西へ水平に進む細い径がある。(東電柱杉戸121柱)左手は草の平地で、離れて住
宅もある。二度目に南左側からの合流があると右手の小山は一段低い平地の植林地に変わる。これまでの径は
傾斜を増し、溜池だと思われる凹地を右下に見る。
径が水平になると山肌に喰い込む谷の右岸側のトラバース径になり、狭くなるが踏み跡は確かだ。先ほどの溜
池谷の上流部だ。左岸側のトラバース径を廻り込むと左に山を置いた緩い傾斜の径が続く。岩肌が段になった
箇所は滑りやすい。左側の山が低くなると左後ろからの曖昧な踏み跡が合流しているが、右に折れて左右から
の切り込みの鋭い土橋状の痩せ尾根を渡る。東側遠方に三条の集落が眺められる。
尾根筋の左側を登る径は左へカーブする。古い崩落の跡地と思われる箇所では踏み跡がわずかな距離なが
ら曖昧になる。西へ向いた溝径の傾斜が緩むと左側斜面に喰い込む小谷の「浸食始まり」が径を狭めている。
◆右側の緩斜面に踏み跡が複数見える。低くなった右手の尾根筋●213杉戸山の東側を越える径と、右手や
や上で並行する径とが分岐している。左へ緩く下る幅広い径◆もあるが、右寄り緩い上りの踏み跡を選ぶ。アカ
ガシ二本に挟まれている。暫くすると右後ろから合流する踏み跡は先ほど右手上へ分岐した径だ。右カーブして
北へ向き直る。径の最上部から右手へ下生えの無い斜面をわずか登れば杉戸山山頂だ。径の最上部から緩く
鞍部へ下る。
鞍部からは右側の溝径に降りる。右手東側の急下りの溝径へは入らない。この径はカーブを繰り返し、倒木地
獄を抜けた(抜けられない)先にもノバラの洗礼が待つ径で倒木地獄が繰り返される。
これまで通りの北向き進むと右側は曖昧、左側が濃い分岐が見える。右側の溝径はわずか先で北側のピーク
に上る。石標が二本並ぶ龍塚(りゅうがづか)山南峰だ。左側は緩く上って左カーブ、右後ろから別の溝径の合
流がある。これは龍塚山南峰から西へ進んで来たものだ。この附近が径としては一番高い。左右とも崖壁の溝
径で西へ下る。
痩せ尾根を右へカーブすると左側の尾根■が盛り上がり、その右側を巻く奇麗な幅広い気持ちのいい径を直
進する。右側の谷が平地になると、下生えが増えて歩きにくくなる。左の尾根は低くなり、右側は薄い樹林の先、
盛り上がっている。左側が見通しのいい崖の上の尾根筋になり、右側に草原が見える。水の抜けた池の跡だろ
うか。この附近は下生えが多いが、鳥獣保護区の看板と右寄りに曖昧な踏み跡を追う。右手に手入れされた
竹林のある径を登る。この附近から「道」になる。登りの斜路が右へカーブル箇所には左手に細い径が分岐して
いる。北へ向き直って水平な道を進むと左手に平地がある。小塚を思わせる盛り上がりがあり、注意標識と三
等三角点平沢の標石が共に立つ。
右側の緩斜面◆に見える踏み跡の一つは低くなった右手の尾根筋●213杉戸山の東側を越える。3784の境
界見出し標が読める。この径は溝径になって北へ下るが、倒木地獄で進めない。地形図では黒破線でバス停三
条入口の西、北寄りの径と接合するものだ。緩斜面◆に見えるもう一つの踏み跡は低くなった右手の尾根筋と平
行して西へ進む。溝径になりその右上には3785、3786の境界見出し標が読める。この付近でその右上の斜
面から尾根筋へ登る。右北側の斜面は下生えが深いがこちらは枯葉だけだ。急な登りの先には3787の境界
見出し標がある。そのわずか先、太い木の下にこちら向きで総高さ70センチ弱の小石祠(明治16年・1883年)
がある。杉戸山で、その裏には3788の標もある。但し境界杭の文字は読めない。西側の斜面も下生えは少な
い。木々が高く展望はない。
左へ緩く下る幅広い径◆は左へカーブしたのち、杉戸山から南へ下る尾根筋の先端に出て径は曖昧になる。
左側の尾根■が盛り上がり、緩やかな斜路が付いている。上り着くと南に緩い傾斜の平地を持つ山頂に至る。
この●213のピークを大多喜町史780頁から杉戸山としたい。
バス停三条入口から西へ北寄りに進んだ道路は地形図上黒破線となって●213のピーク東尾根附近◆まで
続いているが、住宅地附近も●213のピーク東尾根附近とも倒木・藪などで進めない。
| A黒原不動の滝 不動橋から川原に降りて中州を西へ進む。 |
B平沢ダムと三等三角点平沢
B−1 湖岸の道路
総元駅→0.15←戸越踏切→0.05←三又(新船塚橋南側)
西畑駅→0.05←弥喜用用・下原踏切南→0.20←三又(新船塚橋南側)
三又(新船塚橋南側)→0.15←せせらぎ橋→0.10←新道分岐→0.10←平沢ダム
平沢ダム→0.20←大原橋(西回り)
平沢ダム→0.05←展望台→0.05←広野橋南詰め分岐←大原橋(東回り)
総元駅または西畑駅から新船塚橋南側交差点を経て南へ進み、せせらぎ橋の東詰めからバス停平沢ダム入
口南側の新道を左折、東へ進むと新道の分岐点に出る。南へ進んだ堰堤上の丁字路がダムだ。
平沢ダムにはダム湖周回コースの途中に複数の駐車スペースがある。特に東側の展望台ではダム湖が一望
できる。展望台から広野橋から更に南へ進んで両岸の道は大原橋で合流する。ピンクの蓮の花が水上に見られ
る。
B−2 広野橋の道路 ●204 ○220
平沢ダム→0.05←展望台→0.05←広野橋南詰め分岐→0.15←右丁字路(町有林標柱の南)
平沢ダム→0.10←左丁字路(東電柱宇筒原306柱)→0.15←左丁字路(町有林標柱の南)
丁字路(町有林標柱の南)→0.15=0.10←コンクリート杭の小ピーク→0.15←市町境尾根六六
→0.10←鞍部五四(→0.10←西巻き径)・(→0.15←尾根直登)林道カーブ箇所→0.05←
三等三角点平沢
| A右後ろ加減に分岐する山道がある。―左側が犬石に通じる径。右側は川畑の集落。 |
ダム東側湖岸の道路には展望台がある。このわずか南側に広野橋があり、その南詰めには東側の尾根へ続
く道路がある。やや急なコンクリート舗装道路の傾斜が緩むと未舗装道になり、右手の尾根筋がやや低くなる。
植林地の樹林を透かして三角のピークが見える。(○220)左へ折れると右手の山は自然林の急斜面に変わ
る。奇麗な竹林は筍農園で、ゲートを開閉。直進して農園を抜け、又ゲートを開閉。再び自然林の斜面を縫う水
平路になり、直ぐ右側には緩い登りの道▼が分岐している。この道の通行は遠慮したい。
平沢ダム堰堤上の丁字路にはもう一つ急傾斜のコンクリート舗装道路が北東に分岐している。これを進む。二
回目の折り返し位置は堰堤上の道路の延長方向だ。3回目の折り返しの後左丁字路に出る。左折方向は未舗
装道ながら路面が奇麗だ。ここは直進する。水平な道路は●204の東側を水平に巻く。この巻き尻に「町有林」
の標柱があり、その先、左側に緩い登りの道▼が分岐している。
緩い登りの道▼は右へカーブする。筍農園の山側の金網の外を進むとSカーブして尾根筋に出る。尾根筋は丁
字路で南へ右折。ピークの肩で道路は尽きる。細い山径と曖昧な踏み跡を辿って山桜のピークを経て南へ進
む。南東方向へ吊り尾根を下り、(この吊り尾根の西側の谷を下ると、直ぐに下の未舗装道に繋がる)痩せ尾根
を登る。
左に寄った奥が一番高い。細いコンクリート杭がある。読図で○220メートルのピークだ。北側の幹に「三又」と
刻まれているのが辛うじて読める。南側の幹の刻みは読み取れない。南東へ杉並木の尾根筋を下る。岩の目立
つ尾根筋を下ると水平な尾根になる。右後ろにケモノ獣径程度の細い径が合流している。痩せ尾根を進んだ
先、再び細いコンクリート杭が立っている。左へ巻くと幹周り4.7メートルにもなるスダジイの脇に出るものだが、
ここでは右下への下りの踏み跡を辿る。奇麗な水平路は突き当たり、右へと枯れ葉の狭い踏み跡を進むと山桜
の尾根が右側南西に下っている。ここでは左へVターンする。再度の突き当たりでは右へ奇麗な踏み跡を辿ると
モミの大木幹周り3メートルの脇を進む。この次の突き当たりの小ピークは今までよりもやや大きい。今度は左
へ巻く。
カーブした巻き尻には白い樹皮の木が特徴的で、このピークの北寄りで市町境の尾根筋に合流する。ピークの
東側には南への奇麗な巻き径も見える。北へ左カーブの幅広い尾根筋に踏み跡がある。赤い頭部のコンクリー
ト杭は読みにくい東側に漢数字がある。六六。右カーブした後、低い尾根の西側を巻く。 五四、五三の杭では左
巻き径の緩い登りを進む。更に左側への下り道は無視。右へ尾根先を廻り込むと、小さく下って尾根の北端の径
が合流している。五三杭からの直登路は急過ぎる。右寄りでは狭すぎる。南端の高まり、中央の浅い鞍部、北端
の高まりの山桜を見て下ってきたものだ。四八杭から右手へ急な溝径を登ると未舗装林道に出る。左へ進んで
わずかで道路の西側に三等三角点平沢がある。
B−3 山神神社 ●197
交差点(新船塚橋南側)→0.05←山神神社→0.10←小沢のカーブ→0.10←林道終点
→0.15=0.10←尾根筋合流点
平沢ダム→0.10←左丁字路(東電柱宇筒原306柱)→0.15←林道終点→0.10←降下点
| A−3 三角点 平沢 林道の脇に一歩入った所にあります。 |
新船塚橋の南側の交差点を更に南へ進む。最初の小丁字路(東電柱宇筒原25柱)で左折、東へ進む。道路
が上り始める箇所、右へ砂利路が分岐している。鳥居と入母屋妻入りの赤い鋼板葺きの社殿が建つ山神神社
の軒下には組み物が見える。やや離れた小さな社は八雲神社だ。
舗装道路を直進すると二又に分かれたイチョウがあり未舗装道に変わる。農地の脇から林に入る。左手の山
は竹林になる。その後二箇所、右側に小谷がある。道はやや右に折れる。沢の右岸の道の谷側に白いガードレ
ールが現われ、下生えが増え、倒木も増える。小枝や幹が道を塞ぐが進められる。小溝に変わった谷の左岸の
径になるが、沢谷は失せてしまう。東側にやや広い谷が取り付いた先で、今までの沢谷はU字溝にかわって、そ
の終端部を見せる。正面の斜面には倒木もあって林道は尽きる。広い谷の南側の小尾根を隔てて、狭い谷が更
に南側にある。小尾根の先端部を目指して、広い谷の左岸側から、または狭い谷の右岸側からトラバースしなが
ら高度を上げる。尾根筋を辿って上部のタワに至ると一息つけられる。上部側には自然の岩段が見える。更に
斜面をひと登りすると、奇麗な尾根筋の径に合流する。脇に岩が見える。
左北側へ下ると奇麗な痩せ尾根筋になっている。小さく尾根筋を左右に巻き、奇麗な痩せ尾根を繰り返す径に
なるが、これへは進まないこと。
右南へ登ると尾根筋の巻き尻になる。この附近が径の最高部のようで、左後ろ水平な尾根には太い木が並
ぶ。小さく下って右後ろから水平な小径が合流している。独立した岩塊が径の西側にあり、又右後ろに水平な小
径が合流している。いずれも逆コース時に入らないこと。痩せ尾根にコンクリート境界杭とビニルパイプがある。
ここは橋沢トンネルの上部だ。左右の分岐は右上の径へ進むと、尾根筋の林道終点に至る。
平沢ダム堰堤上の丁字路の北東側に急傾斜のコンクリート舗装道がある。三回折り返して道が水平になると
左丁字路に出る。直進は轍の目立つ未舗装道。左折は良く均された未舗装道。これに入ると直ぐ右折、水平な
道路は緩く左へカーブする。右手の山に畑があり、民家の入口がある。ここまで路面は奇麗だ。幅広いまま道路
が続く。
小ピークを左へ巻くときは木々が高いので路面に下生えは少ない。ピーク間の痩せ尾根は土橋状で殆ど水平
だが、日当たりがいいので路面が草に隠される。痩せ尾根が下り傾斜の所で道路が尽きる。右側に巻いて細
い踏み跡を繋げ、巻き尻では右後ろに水平な別径が合流する。尾根筋の山径が続き、コンクリート境界杭とビニ
ルパイプを見た附近、東側下方に道路が見える。橋沢トンネルの上だ。尾根筋の左側に水平な径が分岐してい
るが、これには進まない。独立した岩塊の右側の斜路を登る。尾根筋が水平になると太い並木になる。径を左
下へ進む。右側は尾根筋の崖、左側は斜面だけではなく、門のように岩壁と倒木の間を抜ける。二箇所目の岩
壁がある。この前後で西側の急斜面へ入る。踏み跡は薄い。太い木の立つタワに出て、そのまま下る。
岩壁を通り抜けると奇麗な痩せ尾根の水平路に降りる。北へ巻き径と痩せ尾根の径が繰り返えされるが、こち
らまでは進まないこと。
C龍塚山 (南峰 ○190、北峰○200)
大日本國誌二王山の項に龍塚(リウガツカ)山と辻(ツヂガ)峯の記載があります。一方、地名辞典の小字一覧
には平沢地区に竜ヶ塚(リュウガヅカ)と辻ヶ峰(ツジガミネ)があります。
バス停四ツ石→0.05←川畑集会所
バス停四ツ石→0.05←たけんこ橋→0.10←川畑集会所
川畑集会所→0.15←未舗装道丁字路東電柱佐野441柱→0.10←小橋→0.05←二重丁字路
(1)二重丁字路→0.10←尾根切り→0.20←北峰(山桜ピーク)→0.15←南峰
(2)二重丁字路→0.25←林道終点→0.10←南峰
| A−4 杉戸から三等三角点平沢へ 墓地脇分岐(杉戸112柱) |
バス停四ツ石下車。西へ緩く下る道路には車両通行止めのパイプガードが現われる。手摺りも傷んだ橋から見
下ろす夷隅川の右岸側は堰の放水路だが、左岸側は三滝(さんたき)という幅広い滝だ。北側からの新道の突
き当たり三又の北東側には川畑集会所があり、この三又は西へ進む。
バス停四ツ石下車。国道を北へ進み、たけんこ橋を渡り、左手に広場のある角を左折、川畑集会所を左に見
た先、三又に出て右折西へ進む。
妙安寺の裏側の崖に山神神社の社殿が見える。この分岐は右へ進む。右下に見た川が消えると左側が谷に
なり、未舗装道との丁字路で(東電柱佐野441柱)左折する。
左岸の未舗装道が水平から下りになると橋(銘板は宇の字が明瞭だが、あとは読めない。宇里倉代という字が
川畑地区内にある)を渡る。Sカーブしてコンクリート舗装の急登の斜路になる。舗装が尽きて緩やかな道になる
と左に丁字路がある。
(1)この丁字路を左折すると直ぐ山裾に当たり、また丁字路があってこれを右折する。南へ進んで左右にカー
ブ、竹林の中の広い道になる。正面には杉が一本竹林の中に立っているのが印象的だ。左右に道が分岐してい
るが、中央の一番広い道を進むと谷の左岸の道になって左カーブ、傾斜を強める。狭い径になって切り通しを抜
ける。
切られた尾根筋の北側、東側にも踏み跡があるが、南側の尾根筋へ踏み跡を求める。尾根の東側にも水平な
道があるが、尾根筋を進む。急斜面になって踏み跡は曖昧になるが、下生えが少ないので順調に高度を稼ぐ。
その後は水平、緩い登りを繰り返すが、最初の小ピークの後、尾根筋は落ち葉の多い径になる。ここは右へ巻
き径をとると下りの誘いの多い狭い踏み跡になる。水平やや登りを選ぶと明るい林の上の緩斜面に出る。左後
ろからの径は直登と北東の舳先からの合流だ。その後2回、肩ピークを経て東への尾根筋と踏み跡を持った三
方分山のやや南西寄りのピークに出る。東へ下る浅い溝径があるが、これも川畑方面からの径だ。
この北峰では西側への尾根筋は直ぐ行き止まり、太い木の脇から南へ下る。緩い下りで迎えた二回目の肩ピ
ークにはヤマザクラの大木が二本幹に分かれている。杉の境木の並木を緩く下った最低部の尾根筋から南東へ
林の合間を抜けて遠方が眺められる。わずか登ると、右手に溝径が合流して山頂に出る。この南峰の南端に二
本の石標がある。界甲一三一支八と三四の文字はいずれも縦書き。南西方向と東へ尾根筋がのびている。★
(2)この丁字路は見送って正面の幅広い未舗装道を進む。左側に分岐があるが、緩い正面の道を選ぶ。右下
からの谷の切れ込み箇所では河床の濡れた岩壁を見る。その後は度々左側に緩い斜面があり、細い径、広い
径が複数左に分岐している。いずれも幅広い正面の道を選ぶ。右側は谷の斜面だが小山のため一時、浅い谷
道になる。竹林農家の休憩作業場らしき場所から先、道は若干荒れる。右側の谷の源頭地では草の中になり、
径がわかりにくくなるが、慎重に踏み跡を選べば未舗装道が復活する。
珍しく右丁字路を見た後、右に小山のある浅い切り通しの道になる。左側緩い斜面に曖昧な道が複数あるかの
ように思わせる疎林に出るが、右カーブで径を延ばす。右手に出た小尾根の根を浅い切り通しで抜けると、左へ
折れ曲がる。分岐では右下への道の方が奇麗で、正面の道はここで尽きる。
右下の道はその先で右側からの谷筋を曲がり込んで左岸で西へ下る。この分岐では左手東側の緩い斜面に
曖昧な踏み跡を繋ぐ。左手に山に囲まれた「湾」を見ながら右へカーブすると、東側からの小尾根の先を曲がり
込む溝径になり、径が明瞭になる。溝径は南へ進んだのち、左に折れ東側の主尾根筋に登りつく。右折して少々
登ると龍塚山南峰だ。二本の石標★があり、南西方面と東へ尾根が続いている。
この南峰約○190。桜のピークの北峰が約○200。どちらが龍塚山とも、ここの案内子には特定できない。
辻峰とも、またはいずれでもなく別箇所がそれらの峰かもしれない。
二本の石標★の脇から溝径を南へ下る。西側と南側との溝径カーブ地点に合流◆する。
◆合流した溝径を南へ進むと直ぐ溝径は東へ急な下りをするが、この径には入らない.道型は明瞭だが、倒木
地獄とノバラの径は抜けられない。●213の東側を巻く径に合流するが、その丁字路南●213の東側の尾根筋
も北へ下ってバス停三条入口附近北寄りの径へはやはり倒木などで進めない。
◆合流した溝径の南側左手に急な下りの溝径を見送って西寄り尾根筋の径を登れば●213の西側南側を経
てバス停三條入口へ至る。
◆合流した溝径の西側を進めば。今の山頂からの道の合流点から溝径を下り尾根筋を経て三等三角点平沢
へ至る。
| B 平沢ダム 中央に展望台の柵が見える。左端の屋根は看板の覆い屋。 |
バス停四ツ石→0.05←川畑集会所→0.25=0.20←十字路→0.20=0.15←尾根筋
→0.05←北峰(山桜ピーク)
川畑集会所の南の三又を西へ進む。妙安寺の裏側山神神社下の分岐は左へ進む。山神神社の石段を見る。
道路はコンクリート舗装で左右に旋回を繰り返して高度を上げる。舗装が尽きると十字路に出る。左は金網のゲ
ート、右は緩く下っている。そのままの方向で幅のある未舗装道を進む。右側の斜面には網が張られている。左
右とも竹林で、古い孟宗竹が道路に被さっている。この竹が少なくなると左側の尾根筋に上りつく。左後ろ尾根筋
にも踏み跡■がある。尾根筋少々で南北尾根がやや東へ向いた位置に上りつく。直進してケヤキや山桜の太い
木を見る。
左後ろ尾根筋の踏み跡■を進むと奇麗な尾根筋の踏み跡があるが、途中急傾斜の尾根筋に変わり踏み跡は
消える。進まないこと。
D野々塚 △268.1
山頂には二つの石碑が少し距離を置いて背を向け合っています。一つは法雨山。もう一つは妙見山と彫られて
います。野々塚(山)の文字は手元の地図だけです。(法の字の右上、土は大と彫られています。石塔などに用い
られる異体文字です)法雨山の方が山名としては適切だったかもしれません。
D−1 北側から
総元駅→0.15←戸越踏切→0.05←三又(新船塚橋南側)
西畑駅→0.05←弥喜用・下原踏切南→0.20←三又(新船塚橋南側)
三又(新船塚橋南側)→0.15←せせらぎ橋→0.10←東電柱宇筒原144柱→0.10←
たけのこ村→0.10←平沢共同館→0.05←東電柱平沢36柱→0.05←平沢十字路(うちなし橋東)
→0.10←無名橋(栄橋)→0.20←ゴルフ場裏入口→0.10←フェンス戸→0.20←野々塚
西畑駅から平沢のうちなし橋東側の十字路まで進む。
南へ山裾の道路を進むと、左手には赤い鳥居の山神社がある。左に道路を分岐させて橋を渡ると、道路はや
や狭くなるが、今度は左前方の見通しがいい。山が迫り谷筋の道路になるとゴルフ場の管理事務所への入口が
ある。この先から未舗装道になるが、路面の状態はいい。右手にはフェンス戸があり、未舗装道は山に突き当た
るまで直進している。(トンネルは無い)
フェンス戸の脇を抜けて、舗装道路を進む。二回目のヘアピンカーブの直後、電波塔の前に出る。鉄塔はフェ
ンスで囲われているので、その周囲を廻ると、西側を除いた周囲に展望が得られる。大多喜採種園の看板の前
から桧の中木の小枝をかわして頂部を目指すと、この植林を抜けた所に、法雨大明神の石碑がある。(法=
異体字)わずか先には別の石碑が背を向けている。その台石には妙見山と彫られている。二つの石碑のほぼ中
間、わずか北西寄りに、三角点の標石がある。桧の枝をかわした鉄塔の方向、東へ進んで戻る。わずかな距離
だが踏み跡はない。
| B−3 山神神社 右側は八雲神社 |
D−2 大森から
上総興津駅→0.05←家の田踏切→0.05←バス停植野坂下→0.30←植野坂上丁字路
→0.20←西原丁字路→0.10←荒田橋南分岐→0.25←大森熊野神社→0.20←参道入口
→0.10←野々塚・妙見山
外房線上総興津駅下車。駅から西へ進み、植野坂入口丁字路から、バス停植野坂上へ進む。丁字路を西
へ進んで西原丁字路へ向かう。
西原丁字路から北へ進む。三又は右側に直進すると荒田橋、八坂神社を通る。拡幅工事が徐々に進行中
の道路だ。その先の山並みに、鉄塔が小さく見える。野々塚山頂の鉄塔だ。大森熊野神社の石段の下に至る。
神社は立派な社殿だ。市指定文化財、熊野権現本地仏がある。県道はこの西側に続いていて、その直ぐ先に右
側に未舗装道が分岐している。
未舗装道は左下の民家からの小径を合流させる。畑が奇麗に耕され、その周辺は道路の手入れがいい。右カ
ーブし、左カーブの所には右後ろ、右前に分岐がある。孟宗竹の林の尾根で右へ下り始める箇所から、左へと
尾根筋の山道へ入る。倒木も小木も少ない緩やかな径は尾根筋を左右にからみながら進む。岩の小さな切り通
しののち、左の低い尾根筋がなくなると林道に出る。妙見山参道入口と書かれた標柱がある。
鳥居と石宮が平成2年(1990年)のものだと書かれている。林道が左へ鋭角曲がりする西側だ。ここの山径へ
入る。直進する溝径へ一歩進むと左手に細めの丸太の段径があり、これへ踏み替える。素木鳥居をくぐって段径
を登ると、石祠の前に出る。新しい納札胴の上に古い屋根が載っている。後ろには風化した石祠が二柱並ぶ。そ
の一つの屋根が新しい石祠に転用されたものだ。
更に径は尾根筋を登るが、最初の二又は左を選ぶ。「□□□□雨碑」読みにくい文字が刻まれた菱形をした鉄
平石の碑がある。明治30年(1897年)のもので、台座の石には妙見山と、人名が多数刻まれている。わずか先
には別の石碑があり、反対側には法雨大明神の文字が彫られている。その中間に三角点がある。これまでの自
然林が途切れて北東側は桧の林だ。
E杉戸林道
E−1 西側から三等三角点別当 △174.5
上総興津駅→0.05←家の田踏切→0.05←バス停植野坂下→0.30←植野坂上丁字路→0.20←
西原丁字路→0.10←荒田橋南分岐→0.25←大森熊野神社→0.05←分岐(東電柱大森358柱)
→0.10←杉戸林道入口
弓木東丁字路(東電柱弓木227柱)→0.15←林道分岐→0.05←ゴルフ場入口→0.20←
杉戸林道入口
杉戸林道入口→0.25=0.20←参道入口→0.25←丁字路(植野・赤羽根)→0.20←
第6支線林道分岐→0.20←第2支線林道分岐→0.15←丁字路(北向き)→0.05←
分岐(小羽戸橋方面・林班界標西側)→0.05←広場(道路の頂部)→0.10←分岐(コンクリート舗装)
→0.05←三等三角点別当
第2支線林道分岐→0.15←林道終点
| C 龍塚山 妙安寺の脇の三又 左は寺の庫裏、更に左が本堂 ガードレールは三又の右折側、左折側は寺の裏手へ 正面一段上は神社 |
上総興津駅から植野坂上丁字路を経て西原丁字路に至る。北へ進んで大森熊野神社の西側を北へ進む。
東側に南を向いた急な斜路がある。東電柱大森408柱。
上総中野駅から三條、弓木を経て、弓木東丁字路(弓木227柱)に至る。更に南へゴルフ場入口を経て進むと
東側に急な斜路がある。東電柱大森408柱のところだ。
これに入ると、広域基幹林道筒森(杉戸)林道と看板がほかの注意看板と共に並んでいる。道路の入口は頑丈
な扉で、施錠されている。林道の途中には妙見山国有林の看板が有り、杉戸林道の標識もある。右側の樹林が
途絶えた時、南に展望がある。
左手山崖に、妙見山参道入口と書かれた標柱がある。鳥居と石宮が平成2年(1990年)のものだと書かれて
いる。野々塚へはここで参道を進む。林道が左へ鋭角曲がりする所で、11|13林班界標がある。わずか東側で
は南側が眺められる。
ほとんど水平な道路が左右に曲がりながら続く。山崎曲がりの左カーブの箇所ではわずかにずれて南側への
めがある。北側の尾根筋が低くなり、わずかで上れる箇所がある。左へ急カーブする箇所では北側の小尾根が
低く、南へのびる尾根の方がやや高い。小尾根の根元の低い所を抜けて緩く下っているのだ。山側の木々が高
く枝が拡がって道路が暗い箇所の先の谷筋曲がりの箇所には丁字路があり、細い荒れた道路が取り付いてい
る。植野・赤羽根方面からの道路で反対側は草に隠れた細径だ。
林道にはチェーンが張り渡され上りになる。右へカーブして南へ向いた道はその後左へUカーブして向き直る。
山に囲まれた道路の東側が下り斜面になると殆ど水平になる。数回東側へ向いた小尾根に根元を廻り込むと南
東側の谷が伐採の半裸地になっている。緩く下った先、右手に林道が分岐している。第6支線林道が東へ水平
にのびている。14|15、15|14の林班標識も道路の左右に対になって取り付けられている。
北へ向かう林道は数回山崎曲がりを経た後、左側の谷からの水で路面が湿潤している。道路も南東へ向き変
わる。主尾根から南へのびる小尾根先を廻り込む箇所、左手の主尾根が一段低い。山桜の木が目立つ。「桜の
壇地」が出来ている。北へ向き直ると東側に第3支線が取り付き、南へ下っている。第3支線の取り付き箇所で
は西側の主尾根が低く、斜路があって登られる。そこには薄い踏み跡が見える。
東側に広場がある。東への分岐ではなく、裸地の盛り上がりの右巻き箇所に細い踏み跡が隠れている。林道
を北へわずか下ると第2支線林道が東へ分岐している。右側に尾根筋を置いた左巻き道は緩く下り、右から左
へカーブして尾根道になる。右後ろには狭い径が合流している。道は東へ続く。地図では●145附近まで道路が
延びているが、386mでは届かないはずだ。
杉戸林道を北へ下る。小さく東へ尾根先を曲がることを繰り返すが全体的には北へ直進だ。これが大きく東へ
カーブしたあと、又西へ大きくカーブする。道路は上りになる。左へカーブしてこれまで左側に垂壁が連続していた
ものが、浅い切り通しの左丁字路がある。これは進んでもすぐ北側崖上で道路が途切れるものだ。
両側にガードレールのある道路になった先、右側に未舗装道が分岐している。轍はない。ピークの右側を巻い
て、その南側で歩道に変わり、小羽戸橋方面の黒破線になるものだ。林道を進んだピークの東側には林班界標
17|18がある。この標識の裏側から小ピークの東側を南へ進むと前述の歩道に合流し、小羽戸橋方面に通じる。
緩く上った道路は幅広く、南北に見晴らしのいい広場に出る。ここから急な下りのあと、ほとんど水平な道を経
て、又登る。左に未舗装道が分岐している。右側はここからコンクリート舗装道路だ。左の未舗装道から尾根筋
を進むと三等三角点別当の標石のある頂上に至る。これは往復で戻ること。
| C 左岸の未舗装道が水平から下りになると橋を渡る。 右端の白い銘板では宇の文字が読める小橋。川畑内の小字、宇理倉代だろうか。 |
第6支線林道分岐では幅広い未舗装道が右側に分岐している。林道の終点附近より別径に入って下山し、
県道へ至ることがでる。
第3支線は小さな崩落を経て東へ向いた小尾根筋の道になってすぐに尽きる。長さ189m幅3.6mの終点
だ。
第2支線林道 右に裸地状態の平坦地があり、山の切り肌が南側に高い。この崖の西側に小さな踏み跡が
あるがこれには入らない。この平地を見送って林道を左へ下ると右手に幅広い林道が分岐している。
左寄りから右カーブして尾根筋になると右後ろに別径が隠された形で合流する。その後、もう一箇所同じように
右後ろの合流がある。ピークを左右に巻いたあとの「痩せ」尾根の鞍部は平らで苔生している。左へカーブしてや
や離れた位置に岩の見える半切り通しを通過すると小木が増えて支線の終点標識が立つ。右へカーブして●
145ピークの西側を僅かに進んだ位置で径は尽きる。
左丁字路は切り通しから西側の尾根筋へ進み、三等三角点平沢等へ至る。
右側の未舗装道は少し進むと左手丁字路があり、その突き当りから山道を進んで小羽戸橋からの径になる。
E−2 植野・赤羽根から
植野坂上丁字路→0.05←小学校西側入口信号→0.05←下川橋→0.05←赤羽根十字路
→0.05←西丁字路→0.10←三叉西へ→0.15←二回目分岐→0.15←杉戸林道丁字路
上総興津駅から植野坂上丁字路を経て小学校西側の信号をクランク曲がりする。横断歩道の所で北側の
細道に入る。下川(したかわ)橋の先も細道が続く。赤羽根区事務所が角にある十字路を更に北へ進む。住宅地
では緩やかなカーブを繰り返す。
住宅地を抜けると西側に丁字路がある。角には文字塔が奉られ清められているが、残念なことに文字が読み
とれず尊像も確かめられない。水田の拡がる道路になって再び住宅地に入り、その北側の三又を西へ進む。
浄水場前から花房(ななぼう)橋を経ると西側には広く水田が展開している。左西分岐の道路2回目を見送ると
林の中の道路には門扉がある。この附近から未舗装道になる。川の左岸の道だが川は細く林が高い。右股の谷
を渡る所の土橋では路面がコンクリート舗装になる。これが繰り返された後、路面が荒れた箇所を通り抜ける
と幅広い杉戸林道に丁字路で合流する。左右とも登りの未舗装ながら奇麗で幅広い林道だ。丁字路の反対側
細い踏み跡を辿るとフェンスで囲われた未開通のトンネル入口がある。
右は一旦南を向いたのち、左へUターン、北へ向き直って第6支線林道分岐を経て北へ続く。左は南へ進んだ
のち西へ進んで妙見山参道入口の交差点を経る。
| D−2 大森熊野神社 |
E−3 赤羽根浅間山 三等三角点上野 △180.2
赤羽根地区の北東部にある三等三角点の山ですが土地は他所の人に譲られ、山頂の浅間様は麓に降ろされ
ました。
植野坂上丁字路→0.05←小学校西側入口信号→0.05←下川橋→0.05←赤羽根十字路
→0.05←西丁字路→0.10←東分岐(東電柱赤羽根152柱)→0.05←尾根先→0.20=0.15←
赤羽根浅間山→0.15=0.20←未舗装道→0.10←市道三又(東電柱貝掛88柱)→0.15←
貝掛交差点
上総興津駅から植野坂上丁字路を経て小学校西側の信号をクランク曲がりする。横断歩道の所で北側の
細道に入る。下川橋の先も、赤羽根区事務所を北西角に見る十字路も北へ進む。住宅地を抜け、水田のひろが
る道路から再び住宅地に入る。道路東側、南から二軒目(東電柱赤羽根152柱)で右折する。道は鋭角曲がり
して南ないし南東へ進む。小橋を渡ると右側に石祠が並ぶ。端部には石宮があり、「コノハナノサクヤヒメ」の木
像が祀られ、石造不動明王像も並ぶ。水田脇の道は尾根の先端で折り返す。害獣避けの金網はこの位置が小
扉になっている。これを開閉して尾根先の径を進む。急登は最初だけで、尾根筋を緩く上り、小ピーク、浅い鞍部
の痩せ尾根を繰り返す。右側への小分岐を見送って、正面の急登を登ると頂上だ。
三角点の標石と浅間神社があった基壇(70センチ角高さ20センチ)と二本に幹分れしたスダジイの木がある。
北へは踏み跡はないが緩やかな尾根筋が下っている。この尾根の傾斜が強まるとすぐに沢筋に出る。これを
左岸へ渡ると未舗装道に出る。北東へ進み法花(ほうげ)の道路に至る。(東電柱貝掛88柱)山神社の境内は
スダジイが特徴的だ。道草を喰いたい。龍蔵寺前を経て貝掛交差点、荒川へ。以前はバス路線があったが、最
近廃止された。龍蔵寺前を経て荒川に出る。バス路線は廃止された。
E−4 杉戸林道から三等三角点平沢へ(イズセンリョウの峠・鞍部)
杉戸林道丁字路(北向き)→0.15←九五杭三方分山→0.05=0.10←峠・鞍部(イズセンリョウ)
→0.10←八五杭平地端→0.20←西分岐(市町境尾根)六六杭→0.10←
鞍部五四杭(→0.10←西巻き径)・(→0.15←尾根直登)林道カーブ箇所→0.05←三等三角点平沢
広域基幹林道筒森(杉戸)線は北側に尾根を置いて東西とも南へカーブしている箇所、北側の尾根に高い切り
開があって、北向き丁字路になっている場所がある。道は北側の谷に面した崖までの短いものだ。西側尾根か
らの径が斜面を下ってこの道に取り付いているが、伐採された木々が折り重なって進行は出来ない。西側尾根
の切り開き壁面の低い所で木の根細い木の幹に頼って斜面の端部に取り付く。尾根筋に達すると右下から
木々に埋もれた斜路が合流する。左足元には梢を透かして杉戸林道が見える。
下った鞍部には左下・西へ進む斜路がある。この斜路はSカーブで下り下生えが多くなり下れない。平沢ダム
上流の径に続くと思われる。これは見送って尾根筋を進む。一〇一、一〇〇(いずれも縦書き)の文字の読める
杭の裸地状の尾根筋を進む。すこし下った鞍部のあと、急登りで達した九五杭の見える広いピークは三方分山
(○190)だ。ここでは右に曲がり、杉林の端部に沿って緩い斜面を下る。ほぼ同じ高さの小ピークから急な下り
を進み、痩せ尾根では左へ巻いて尾根筋を下る。そこにも東側の巻き径が下ってきている。最低部は峠状の鞍
部で下りの踏み跡、登りの径がある。
西側の谷径は平沢ダム上流に続いているが倒木などでとても通れない。右岸の径から平沢ダム上流の径に炭
焼き窯の附近で合流する。
東側の谷はケモノ径が断続的にあるだけで進めない。北東側▼は今見下ろした尾根筋の左巻き道、その右側
が今下ってきた狭い急坂道だ。北側正面の狭い尾根筋はイズセンリョウの小枝に隠されてためらいがちになる。
九の下の数字の読めない杭のある痩せ尾根でイズセンリョウの枝をかわして緩い登りで左カーブ。九〇杭。右側
に尾根を置いた水平巻き径になると斜面に八五杭がある。
右側は杉林の山裾で、右へ曲がると左側は潅木の平地になっている。八四杭のある林界のまま進む。緩く下っ
た狭い尾根の先、緩い左下がりの斜面に出て踏み跡は薄くなる。ここは右東に枝尾根の隠れたピークで、左へ
カーブして緩く下ると、痩せ尾根の径が明瞭になる。ツブラジイの脇から左へ巻いてピークを巻いてVターンをす
る。ほとんど水平な尾根筋から東側を巻く径になる。左側の尾根筋が途切れると幅広い尾根が緩く左にカーブし
ている。左後ろの白い樹皮の落葉樹の陰には西側を巻く踏み跡がある。これは平沢ダムに通じるものだ。右へ
一歩進むと、六六杭がある。
尾根筋を北へ辿って尾根筋を左巻く径。四八杭の先で右側へ急登を登る。犬石山へ通じる未舗装道のカーブ
箇所に登りつく。左北へ更に道路を進めば三等三角点平沢に達する。
北東側▼に通じる径は尾根筋に変わり、右手に最近の伐採の谷を見る。正面の盛り上がりの直登路と左側の
狭いトラバース径に分岐するが、すぐ先の巻き尻で合流する。北東方向へ水平尾根の多い径が続く。
| E−1 杉戸林道 西側入口 |
E−5 杉戸から三等三角点別当
バス停杉戸→0.10←左丁字路(杉戸82柱)→0.15←第四支線林道分岐→0.05←
新造支線林道分岐→0.10←第1支線分岐→0.05←内尺川上流分岐→0.05←未貫通トンネル分岐
→0.05←第五支線林道分岐→0.05←分岐(コンクリート舗装尽き)→0.05←三等三角点別当
第四支線分岐→0.05←倒木連続
新造支線林道→0.20=0.15←丁字路分岐左折→0.05←展望の小ピーク(西)
新造支線林道→0.20=0.15←丁字路分岐右折→0.10←展望の小ピーク(東)
第1支線分岐→0.05←分岐と橋
第五支線林道分岐→0.15←工事起点標識分岐→0.10←終点
勝浦駅と、大多喜駅との両駅を結ぶバス路線、バス停杉戸下車。
バス停杉戸のわずか北側西へ広い道路を進む。左手に新国道を見た後道路は橋を渡って緩い傾斜を上る。
左手に未舗装道の丁字路(東電柱杉戸82柱)があり、これに入る。
右カーブには広域基幹林道筒森(杉戸)線の青い看板がある。幅の広い未舗装道は左手に業者の資材置き
場、右手に第四支線林道、同じく資材置き場を経た後、若干狭くなる。左手の井堤(いつみ)堰は広い用水池
だ。堰の先端に放水口があり、その放水路の下流は人工の滝になっている。
右側の沢筋に新しい支線林道が造られている。
左右に振れた左岸の道はチェーンと門扉のゲートを経て、小橋の先右手に第1支線林道を分ける。18|19林
班境界標識が転がっている。
第1支線林道の分岐のわずか先から全幅コンクリート舗装道路にかわり、内尺(ないしゃく)川を横断して左股
の狭い谷の登り坂に変わる。
大谷溜池のトンネルからの取り付き箇所は狭い踏み跡と倒木地獄状態でトンネルの入口も見えない。しかし狭
い踏み跡を進むと左側からの崩落に伴う倒木が径を塞ぐ。トンネル入口上部からの水が入口の路面を掘って水
が溜まっている。素掘りのトンネルで小さな落石のため路面は荒れている。貫通していない。奥からの光はな
い。
急坂を登った未舗装道との角には林班の地図がある。左後ろに分岐しているこの道は第五支線林道だとの記
載がある。
右側、やや急斜面の尾根には三等三角点別当 △174.5があるが、尾根の東端からは接近しがたい。コン
クリート舗装が尽きた位置がこの尾根の南端で、その西側を巻く未舗装道が鋭角で分岐している。これを北へ進
んで尾根筋を進むと三角点に至る。二方向に尾根筋が見えるが往路を戻ること。
緩い下りの道路が右カーブのあと、やや急な登りになると道路は尾根の頂部になる。幅広く南北に見晴らしが
いい。道路の広場だ。
左側に林班界標17|18がある。小ピークが高く、崖面が白い。道路の左側このピークの右側に未舗装道■
が分岐している。轍はない。このピークの右側をほぼ水平に巻いた南端で歩道になって小羽戸(こばど)橋方面
からの黒破線になる道の分岐だ。(小羽戸橋からの径として別項にて案内)
両側にガードレールのある尾根道から左カーブを上り、右北側が高くなると右北側に丁字路◆で切り開きが
ある。この丁字路に入ると、道路は北側の崖面の上で途切れる。谷を挟んで、「向こう岸」の尾根筋が波打って
いる。
| E−5 杉戸林道の起点の看板 |
第四支線林道は南側の資材置き場の分までは草深い道路だがチェーンの張り渡された先、幅広い気持ちの
いい道路になる。しかし間もなく右側の斜面からの古い倒木などの為に通行出来ない。
新造支線林道は沢筋の左岸右岸、更に右岸へと道筋をかえながら奥へ進む。急傾斜の未舗装道は正面の斜
面の源頭部附近で丁字路になる。左へ進んで尾根筋に出ると東側に好展望がある。丁字路右へ進んだ道も眺
められる。
第1支線林道は尾根の山裾を進んですぐに立派な橋に出る。橋の手前川の右岸の径は草が多くわずか先で
消える。橋を渡る道もかなり先まで続く。
第五支線林道は地図記入の通り、黒実線は幅広い尾根道が繋がっている。黒破線の分岐している箇所には
平成五年(1993年)の読める支線林道工事起点の標識が立っている。左手には尾根筋を進む踏み跡が東へ
続く。一方右手には沢に林道が続き、終点の先にも踏み跡がある。
未舗装道■は少し進むと左手丁字路があり、その突き当りから山道を進んで小羽戸橋からの径になる。
丁字路◆は切り通しから西側の尾根筋へ進み、三等三角点平沢等へ至る。
| E−5 井堤堰が左、右へ林道を進む。 |
E−6 イズセンリョウの峠・鞍部 北東尾根
第1支線分岐→0.05←内尺川上流分岐→0.20←尾根(○150の西)→0.35←
峠・鞍部(イズセンリョウ)
バス停杉戸から杉戸林道に入る。第1支線林道の分岐を見送るとカーブ゙ミラー、携帯電話の電波状況の標
識、路肩注意の標識を見て左へカーブ、内尺川上流の広い沢口を横断しかかる。水平な草原の北端に下りる
斜路には入らない。進むと下生えの中、小川の右岸を進み小さな堰▼の水音を聞いたのち、ススキの葉とイ
ラクサの棘の犠牲になる。
内尺川の広い沢口を横断する手前の左岸、ヒノキの葉と下生えに隠された踏み跡があり、これに入る。小川
の左岸一段上から小さな堰▼の水音を聞く。幅のある径は直進しているが、エノキと思われる大きな木★の
先、左下にコンクリート板橋、平地に石の標杭を見た後、径を失う。
右山の斜面には小谷の荒れた谷が見えるがその西側、小さな堰※の位置から山側に狭い水径程度の踏み跡
が更に一段上に分岐している。この径は緩い登りで山の中腹を進むと浅い溝径になる。左下斜面の先に大きな
木★が見下ろせる。小さな切り通しで小尾根を横断し、右側に食い込む谷筋を左カーブで回り込む。若干の平
地がある。溝径はやや深く、径の傾斜はやや強める。枯れ葉枯れ枝のために進みづらい時は左側の土手に上
がる。この傾斜が緩むと杉の木の並木の幅広い水平尾根筋に出る。右後ろは緩く盛り上がっている○150のピ
ークで、直登の踏み跡は薄い。
水平な尾根径は幅広く、小ピークを右へ巻く、二回目の巻き尻からは左巻き小切り通し右巻き等変化するが水
平な痩せ尾根は進みやすい。右足元にコンクリート杭を見た先も右巻き、岩の小切り通し登りの溝径を経て水平
な尾根筋を進む。直登に対して右巻き径が狭いトラバースを見せるカーブ径の所は直登の踏み跡が本道だ
が、水平な細径でいい。その巻き尻の痩せ尾根の左側の谷は最近の伐採だが、もう草木に覆われている。又右
巻き径で全体の方向を北西に変えて緩く下る。
狭い鞍部では径が分かれている。右寄りに登ればイズセンリョウに隠されてはいるが固い踏み跡が続く。左後
ろにも急斜面に切られた細い径がある。左手の谷を下る径最初だけは通りやすいように見える。深い下生え
折り重なる倒木に隠される。
E−7 大谷溜池
バス停高砂屋前→0.10←大谷溜池→0.05←左股奥
勝浦駅と、大多喜駅との両駅を結ぶバス路線、バス停高砂屋前下車。
バス停のわずか北側で西へ進む。左右に新国道を見た後、道路は南へクランク折れをする。二又分岐では藪
を背に馬頭観音文字塔が奉られている。ここでは右側の斜路を上る。大谷(おおやつ)溜池の堰右岸側に至る。
黒い石碑が建ち、未舗装道の門扉を開閉して池の右岸を進む。
左股の水を土橋で渡って道は尽きる。中尾根の右岸に径が続き、トンネルに接近できるはずだが、倒木地獄で
それさえ出来ない。
西側杉戸林道側からは接近できる。左側からの崩落に伴う倒木が径を塞ぐ。トンネル入口上部からの水が入
口の路面を掘って水が溜まっている。素掘りのトンネルで小さな落石のため路面は荒れている。貫通していない。
| E−5 第一支線林道分岐 小橋の先、右に分岐がある。 |
E−8 小羽戸橋から三等三角点別当
バス停松野→0.05←バイパス交差点→0.05←小丁字路(東電柱小羽戸16柱)→0.15←
西丁字路→0.05←小羽戸橋→0.10←ゲートの分岐→0.20←●165ピーク西角→0.05←
ピーク北曲がり→0.25←杉戸林道(林班界標17|18西)→0.05←広場(道路の頂部)→0.10←
分岐→0.05←三等三角点別当
勝浦駅と、大多喜駅との両駅を結ぶバス路線、バス停松野下車。
県道82号線の十字路を南西へ進むと国道のバイパスとの交差点に出る。更に南へ進んだ住宅の並ぶ小十字
路(東電柱小羽戸16柱)では西へ進むと杉戸第五支線林道から分岐した枝線に接続するはずだが、農地の山
裾の金網戸から覗く径は倒竹地獄だ。
小羽戸橋北詰めは、ずれた十字路で夷隅川左岸に沿った道路を西へ進む。この道路が右へカーブするとこ
ろ、左下へ分岐する未舗装道へ入る。東電柱小羽戸118柱。直ぐに金網のゲートになり、これを開閉して進むと
ポンプ小屋がある。左下に夷隅川の水面を眺めたのち径は高度を上げる。尾根筋の右巻きの径では右下に水
の少ない沢を見る。足元の岩は滑りやすい。左右に平地を見る位置ではわずか笹が被る。右手の水平な植林は
谷の地形になり、水の少ない滝が見える。小尾根を隔てた左手からSカーブして涸れ谷の上の径になる。この径
が沢の上部源頭部に至る。下りの時ここを溝径だとして誘われやすい分岐に見える。緩い傾斜を登ると右手に
小石祠が祀られ、今も御榊が奉げられている。山の神かどうかまではわからない。その後、幅の広い尾根筋か
尾根筋西巻の径が続く。古倒木がたまにある。かわせられる。
右側の尾根筋の巻き尻に出ると、正面に径がない。右後ろに●165ピークへの曖昧な踏み跡が見える。ここ
では左へ狭い尾根筋へ向き直る。ここには三三八八の文字の読める御影石の杭柱が転がっている。狭い尾根
筋には笹が邪魔をする。この痩せ尾根を通り過ぎると北側の尾根筋の左側を巻いて南へ向き直る。
わずかな距離で南側のピークの右側を巻いて西へ向き直る。
緩やかな上り径の尾根筋は幅広く左右の展望がいい。三三九九の石標杭の盛り上がりからは尾根筋と主に左
に尾根筋を巻く径を進む。廻りながら左巻きの径を進んで右へ直線に変わった位置左下に尾根筋の合流があ
る。逆コースの時誘われないように注意したい箇所だ。狭い尾根筋になってわずか登るとピークの正面で踏みは
曖昧になる。右側を巻く径▼も見える。左へ水平に巻く踏み跡があってこれを進むと、幅広い道に下りる。この未
舗装道を右へ進んでわずかで丁字路に出る。これを右へ進む。先程のピークの北西側を巻いている。車の通行
が出来るほど広いが轍はない。小木の小枝をかわして杉戸林道に合流する。丁字路を東へ進んだ道路脇のピ
ーク東側には林班界標17|18がある。
ピークの右側を巻く径▼は細くなるが前方下方に道路に切り通しを望んで右寄りに下ると杉戸林道林班界標
17|18の裏側だ。
緩く上った道路は幅広く、南北に見晴らしのいい広場に出る。ここから急な下りのあとほとんど水平な道を経
て、又登る。左に未舗装道が分岐している。右側はここからコンクリート舗装道路だ。左の未舗装道から尾根筋
を進むと三等三角点別当の標石のある頂上に至る。これは往復で戻ること。
E−9 県道から第6六支線へ
小羽戸橋→0.10←西丁字路(東電柱小羽戸135柱)→0.10←金網戸(ゲート)の合流部
→0.10←東西径からの登り口→0.05←細径分岐(黒破線合流)→0.05←第6支線林道終点
→0.25←第6支線林道杉戸林道合流
| E−7 小羽戸橋附近から林道、農道を眺める。 |
勝浦駅と、大多喜駅との両駅を結ぶバス路線、バス停松野下車。
県道82号線の十字路を南西へ進む。国道のバイパスとの交差点を経て更に南へ進む。小羽戸橋から更に南
へ進む。左へカーブする所東側に消防団の倉庫が広い空き地と墓地の中央に独立している。その南側には
オートキャンプ場への大きな看板がある。古い子供向けテレビ番組の題名を用いた名前だ。その西側丁字路に
入る。東電柱小羽戸135柱。入って直ぐ左折。住宅地を進んで右へ下り橋を渡る。大正寺橋だと聞いたが銘板
は無く、手摺りも無い。左右に一軒ずつ家がある突き当たりから未舗装道になる。右小山の藪、左は水田、休耕
田、野菜畑。間知積みの上を進むと左下に貝掛橋からの細径が合流し、金網戸に出る。留め金を開閉して進
む。右谷左山の径が若干下り加減になる。トタン板の廃小屋が右手に隠れている分岐★を右に進むと小川に
出る。これは下流が人工の滑滝になっている。但しその更に下流夷隅川との合流点は高い滑滝になっている。
分岐★は左へ進む。右下に小川を見る径になる。二七五五の標識を見た先、右手の藪が刈り払われた位置
に敷かれた鉄板で小川を渡る。左右に奇麗な径があるが、左手西へ北側の山裾径を進む。左が竹薮、右は山
裾径の分岐で山裾径を選ぶ。右側に急な登り口がある。径は広い。これを見落とすとわずかな距離で径の終点
と二八七四の標識に出る。
急ではあるが幅広い溝径はZカーブ一回で右山のV溝径から浅い溝径に変わり、尾根筋に立つ。複数回径が
造り直されたのか、幅広い溝径が絡んでいる。
尾根筋は水平から緩い登り、右、左へカーブして幅のある径の浅い鞍部になる。この附近、右後ろへ登った方
向が地理院の地形図の黒破線の径で、長い尾根の曖昧なピークとスダジイの太い木がある。これへは進まな
い。
右側にやや深い谷を持った痩せ尾根を進むと第6支線林道に合流する。右東へ進むとわずかで支線終点の
広場に至る。左へ進んだ最初の右カーブの左下に見える尾根筋には径があるように見える。また梢越しに法
花方面からの谷の道路と民家が見える。左右に巻く林道は大形車両が通行している幅広い傾斜の緩やかな
未舗装道だ。杉戸林道との合流点には大きな看板や林班界の標識などがある。
右北へ進めば三等三角点別当、左南へ進めば野々塚方面に至る。 房総丘陵 1000
| C たけんこ橋 国道297号線バス停四ツ石に近い夷隅川 |