津森山 1440

全般 津森山 ○336            房総丘陵1000
 12月末から2月頃まで、沿道には水仙の花が咲きます。1月には「をくずれ」水仙郷としてフェステバルが催さ
れ、花の直売場も開かれます。水仙に限らず、早い南房総の花が売られます。水仙の香りで、道中はむせ返る
ほどになります。大崩(おくずれ)公民館を経て峠より更に先へ進むと、静かな山里になります。津森山があり、C
コースの案内標識で案内されます。好天に恵まれれば富士山の眺望が可能です。
 ここより南側にある佐久間ダムはその貯水湖周辺が公園として整備されています。各所に大小の駐車場とき
れいなトイレが設置され、東屋、散策路、花の草木などがあります。梅や早咲きの桜(ソメイヨシノに限らず)も植
えられていますので、ツツジの季節まで各種の花で、周囲が彩られます。
 JR内房線保田駅、安房勝山駅と鋸南町の東部を結ぶ町営循環バスがあります。

@ をくずれ水仙郷。その後、赤い文字は色あせてしまいました。

@大崩から津森山へ
 湯沢隧道南側の駐車場→0.05←バス停大崩→0.10←峠→0.10←山中方面分岐→0.05←
畑集会所案内標識→0.15=0.10←
切割(法明峠)→0.25=0.20←津森山→0.20=0.25←
畑集会所案内標識
 保田駅又は安房勝山駅下車。バス停大崩で下車。湯沢隧道南側の丁字路には、「をくずれ水仙郷」と看板が
掲げられ、観光用バスの駐車場と仮設トイレが増設され、直売場が開店する。季節外は、その路肩に駐車が
可能だ。大崩バス停までは南斜面の僅かな距離なので、車の時はここから歩いてしまいたい。
 左右に小さくカーブする狭い道路の奥に、バスの車庫がある。オフなら赤青の二台が並ぶ。大崩バス停のある
ところの大崩公民館と、その前庭が催し物の会場になる。その僅か先に、一般車の駐車場と仮設トイレがある。
季節外の駐車なら公民館の前でもいい。緩い登りの道路は南斜面の道で、左右に水仙の花が咲いている。一
番高いところが峠で、ここにも休憩場が用意されている。一般の(水仙、菜の花など)お花見であれば、ここまで
で引き返す。
 緩い下りの道路の路肩には、まだ水仙が植えられている。左側には山中方面への分岐(横根463柱)があ
る。場所はあちこちに散るが、水仙畑・菜の花畑がある。右側に畑組集会所の所の左分岐が、津森山への近道
で標識がある。左右の分岐が複数あり標識も無いので、復路に利用することにして直進する。右側の広い谷に
広がる集落を見ながら、道路はこれまでより傾斜を強める。ここには右側に人骨(ひとぼね)山の標識やや離れ
て分岐もある。高い切り通しを抜けると、尾根の反対側に出る。ここ切割(法明ほうみょう峠)にはCコースの標識
があり、ここで左に曲がり北へ向かう。すぐ左側の階段と鳥居は御嶽神社だ。左側にある分岐には大きな地蔵
文字塔があり、その下にはやはり大日如来文字塔がある。右への分岐点には左直進を案内する標識がある。☆
道路は緩く左にそれると、傾斜を強め、農家の玄関に出る。
 ここには標識があって右側の草の斜面に入り、東へ緩く登って行く。樹林に入って尾根筋を北へ、次に西へ登
って石碑のある頂上に出る。三柱は中央・木花開耶姫(明治29年・1896年)、向かって右側・金毘羅神社、同
左側・御嶽大神だ。全然風化していないので、簡単に読みとれる。石祠もその後ろに並んでいる。奇麗に刈り込
まれベンチが点在する頂上からは西側を除く300度見渡せる。南側には富山(とみさん)の展望がある。人骨
山も近い。富士山が見えるという標識に従って西へ尾根をたどると、やや右側にそれたところに西側への展望
がある。
 複数の踏み跡があるが、いずれも標識は無いので、先ほどの径で☆農家の玄関まで下るのが無難だ。そこか
らは西へ進み、道路を挟んで住居と作業小屋他が並んでいるところを抜ける。左側の斜面の見晴らしがいい。
左にカーブした道は舗装道なのだが手入れが悪く、未舗装と間違えそうだ。分岐では下りの道を選び、左右か
ら複数の道路の合流があって、奇麗なアスファルト舗装になる。下って、牛舎の丁字路で右折し、西へ進んで
峠、大崩公民館に至る。

A 東側から津森山へ
 A−1 平塚から津森山へ
 バス停平塚入口→0.10←バス停平塚→0.20←県道分岐点東電柱法明72号柱(五井田水管橋)
→0.20←
切割(法明峠)→0.25=0.20←津森山
 外房線鴨川駅下車。東京湾フェリー行きバス乗車、バス停平塚入口下車。平塚本郷行きバス乗車、バス停平
塚下車。バス停平塚入口の場合は丁字路から南へ進む。
 バス停平塚は三又で、南西方向へ進む。右側に青い水管が目に珍しい。左側には「津守山」の標識があり、東
電柱法明72号柱もある。ここで右折する。五井田水管橋の文字が見える。緩い道路の左右は棚田だ。右側の
展望が開けると、三角の形の整った津森山が右側に見えてくる。道路が右側にカーブすると切割(法明峠)で山
肌にCコースの標識があり、大崩方面への径が西側に取り付いている。北へ進んで左側に御嶽神社の階段と鳥
居の前を進んで津森山へ至る。
 ひらつか地区ハイキングCコース(南側)はバス停平塚青年館=平塚区民センターから西へ進んでバス停平塚
の三叉路を左折して津森山へ向かう。途中同じコースの北側廻りと合流する。

@ 切割にある標識です。今はCコースのマゼンタ(赤)色の看板と並んで増えた。

 A−2 平塚入口から津森山へ 1
 バス停平塚入口→0.20←ふるさと峠→0.15←東電柱法明198号柱右折→0.15←切割(法明峠)
→0.25=0.20←津森山
 バス停平塚入口の丁字路から県道88号線を南へ進むと、すぐ右側に道がある。ふるさと峠入口を示す標識
と笹谷窯の看板があり、これに入る。 棚田の脇を抜ける道路は水仙、梅が多い。やや狭い谷の左岸の道路
は目の前が広がり圏谷状に棚田の並ぶ斜面で、水仙畑も展開している。右寄りから回り込んでふるさと峠に上
りつく。東側には大山が間近に見える。休憩用の広場もある。道路を下って更に西へ進むともう一つ峠状の地
形を越える。盆地状の地形の先には「切り通し」が見える。緩く下って田畑の谷を進む。東電柱法明198柱の丁
字路で右折する。すぐに東電柱法明51柱の丁字路を直進するとコンクリート舗装の斜路になる。左側に棚田を
見下ろすところを過ぎると東電柱法明58柱の交差点に出る。五井田水管橋からの道路で右折すると回り込ん
で法明峠の切り通しに出る。そのまま北へ進んで左側に御嶽神社の階段と鳥居の前を通って津森山へ至る。

 A−3 平塚入口から津森山へ 2
 バス停平塚入口→0.20←ふるさと峠→0.25←マテバシイのピーク→0.20=0.15←津森山
 バス停平塚入口の丁字路から県道88号線を南へ進むと、すぐ右側に道がある。ふるさと峠入口を示す標識
と笹谷窯の看板があり、これに入る。やや狭い谷の左岸の道路は、右寄りから回り込んでふるさと峠につく。こ
の峠で道路は「山崎曲がり」する。西側には広い幅の谷が拡がり右寄りから「谷曲り」し、右側に二本の道路が
K字路型に取り付いている。その右側、コンクリート舗装の斜路を登る。折り返す形になる。
 コンクリート舗装の終点は果樹園上部になる尾根の鞍部で、左側に未舗装道がある。これへ数歩進むと右側
に山道があり、これに入る。緩い登りを進むと肩のピークに出て右寄りに曲がる。小ピークと鞍部を繰り返す。テ
レビアンテナの尾根の先、十字路型に踏み跡のある鞍部から急登になる。左が尾根筋の登り、右側が僅かに尾
根筋を外した登りで、直ぐ上で合流する。マテバシイの並木の頂上で地図上287●のピークだ。小さく下って
アオキの目立つ尾根を進む。急登の斜面は尾根筋より左側にそれて、獣道程度の踏み跡を折り返す。左へ寄
った位置で急登の直登の下に出る。幅広い刈り払いの直登を進むと奇麗に刈り払われた頂上の東端に登り着
く。左下に南側からの径を合流させて。石碑の並ぶ山頂に着く。

@ 切割にある標識は津守山だ。今はない。Cコースのマゼンタ(赤)色の看板と交替。

 A−4 ひらつか地区ハイキングCコース(北側)
 ひらつか地区活性化協議会がバス停平塚青年館=平塚区民センターを起点としたハイキングコースを三つ設
定しました。Cコースは津森山へ行くもので、北側のコースを往路、南側のコースを復路としておすすめコース例
を案内しています。
 バス停平塚青年館→0.05←バス停平塚→0.10←天竺堂分岐→0.20←光明真言塔分岐
→0.10←
切割(法明峠)→0.25=0.20←津森山
 バス停平塚青年館下車。平塚区民センターは小学校の跡地でその敷地がハイカーの駐車場として利用でき、
大変きれいなトイレも設置された。
 表の道路を西へ進んでバス停平塚の三叉路を右折する。左側にぼけ除(よけ)地蔵尊の龕の建つところで左
分岐の道路に入る。緩い登り道路の左下に小さな鳥居がある。奥野宮で階段を下りるとこざっぱりと手入れさ
れた小さな石宮がある。風邪の神様として古くから崇敬されたものだ。左側に下りの分岐のある箇所には天竺
堂の案内標示がある。下りの分岐の左側細い水平路の先に小さな山があり、大日如来像、地蔵像、真言塔、
無縫塔が並んでいる。但し堂はない。これは小さな往復で、分岐を直進する。西禅寺の西側の三又も右直進。
石畑(せきばた)川大沢橋のあと、しばらく人家はない。右に真言塔、子安地蔵文字塔、百万遍石などの並んで
いる西側で左折する。法明195柱。逆コースのとき、この石塔群は分岐より東に寄っているので、わかりにくい
かもしれない。
 小さな鐘の吊るされた法明公会堂の先、鴨川の案内標示のある三叉路、鴨川方面は、五井田水管橋の分岐
に至るCコース南側の道で、右へ曲がる。右へ廻り込んで切割(法明峠)に出る。そのまま北へ進んで左手に御
嶽神社の階段と鳥居の前を通って津森山へ至る。

B山中から津森山へ
 バス停山中→0.10←バス停山中峠跡=阿夫利神社参道入口石標→0.30=0.25←石塔の分岐
→0.30=0.25←津森山
 長狭街道のバス停山中峠の跡には阿夫利神社参道入口と彫られた立派な石柱がある。その南側には二
本の道路が取り付いている。西側コンクリート舗装の斜路を進む。他家の玄関に出る手前、一本南左側の未
舗装道路に踏み替える。水田の脇の径を進んで右奥の藪の中に細い踏み跡に入る。小尾根を踏み越して南西
へ西向き尾根の先端を南へ進む。国調図根の杭の有る尾根筋に取り付く。急な斜面は最初だけで地滑り防
止地区の標柱の建つピークからは緩く下る。その後は緩い上下の径になる。
 大日如来と馬頭観音の石塔が並ぶ小ピークに出る。わりと面積の有る平地なのでパーティーの休憩にいい。
ここは左北側へ進む。三本幹の木の特徴的なピークを右へ折れる。鞍部から登った斜面は南北の尾根の中
間で、逆コースの時は下りすぎてしまいかねない。幸い先行者の取り付けたコースサインがあるので、逆コース
の時は右西へ下る位置に気を付けたい。そのような場所が二箇所有る。その二箇所目のあとの小ピークを
右折すると東西に向いた尾根の右下には草の平地が見える。もう頂上に近い農地と農家の屋根の北側だ。左
寄りの直登路は富士見の展望箇所に出る。郡境方面への踏み跡が左側にも延びている。東へ僅か先が津
森山頂上、三神の石碑の前だ。

@ 畑組集会所向かいの分岐点

C山中から 亀割の滝 水ノ台の滝
 バス停山中→0.15←西分岐丁字路→0.05←峠・畑集会所間の丁字路(横根463柱)→0.05←
畑集会所案内標識→0.25=0.20←津森山
 バス停山中の丁字路の僅か西側から南へ進む。道路西側の山が迫る手前に志駒川上流畑川の左岸へ下る
小道が分岐している。(山中259柱)〔畑川の左岸、蛇籠の護岸から間知に変わり、更に上流に進む。亀割の
滝−かめわりのたき−だ〕
 左に私設橋を見る。右股の合流点の上部にダムがあり。その上流が貯水されている。右側と左側に丁字路の
分岐がある。〔東へ下る位置には民家がある。畑川にはコンクリート橋がかかっている。右岸で上流へ進む。右
岸の道路が東へそれる位置から右岸の護岸を進むと水ノ台の滝の前に出る。道路記念碑のある位置附近だ〕
 道路記念碑を見ると峠と畑集会所を結ぶ道路の中間に出る。(横根463柱)
 西へ進めば峠を経てバス停大崩に至る。
 東へ進めば津森山の案内標識の建つ畑集会所を経て津森山へ至る。〔畑集会所から北へ進んですぐ加圧所
がある。K字路を北から北西へ進んで下る道路が川に接近して北へ向き直ったところ、護岸を上流へ進んでも
水ノ台の滝に出られる〕

D市の境から津森山へ
 バス停榎畑またはバス停奥畑→0.10←市の境→0.35=0.30←津森山
 長狭街道を横断する富津市と鴨川市の境にはかつてバス停郡境があった。そのバス停は廃止されたので東
西のバス停からの徒歩がアプローチに加わる。道路の上に両市の境界を示す標識がある。道路の南側にはス
テンレスパイプが二本立っている。水田の東端を南へ進むと畑地にかわり、左側山の中に径が繋がる。すぐに
左端の尾根の盛り上がりに踏み跡を求める。進むにつれて傾斜を強める。急傾斜の尾根筋を登りきると山の北
側の尾根筋の肩の位置に登り着く。左へ折れて緩い傾斜の刈り込みのある尾根径を進むと、右西側が切開
かれている。ベンチが置かれた富士山の展望地だ。右下には急傾斜の登り径が合流している。左に折れ、東へ
進んだわずかなところが津森山の山頂だ。
 市境の位置から僅かに西へ進むとコンクリート舗装の農道が南へ上っている。栗の木2本が並ぶところから水
田の脇を進むと沢の右岸の径になる。岩壁に細い水流を下らせる滝の前に出る。

B バス停山中を南側から眺める。

E佐久間ダム親水公園
 佐久間ダムは平成5年・1993年の竣工で、周囲のほとんどが公園になっています。各所に駐車場と公衆ト
イレがあり、各所に水際散策歩道があります。季節にはボートと自転車のレンタルが営業します。
 バス停佐久間ダム入口→0.05←新長尾橋西詰め→0.10←水辺広場→0.15←金銅橋西詰め
→0.05←バス停佐久間ダム入口
 バス停佐久間ダム入口→0.05←新長尾橋西詰め→0.20←バス停大崩
 水辺広場→0.05←展望台
 バス停佐久間ダム入口→0.05←金銅橋西詰め→0.05←花と緑の広場
 保田駅又は安房勝山駅下車。バス停佐久間ダム入口から道路を東へ進む。北側に大崩と書かれた標識が
幅の広い谷筋にある。これは梅林になっていて、その奥に東屋があり、バス停大崩へ行く道路の途中に出る。
東へ進むとお花見広場があり、駐車場とトイレがあり、大峰山観音像立像もがあり、大山桜も二樹ある。又駐
車場の北側、梅林への径には麻積の里舞台桜(オミノサトブタイザクラ)もある。
 その北側には見晴台への鉄骨階段がある。階段を登ると出羽三山の拝所がある。最近掘り起こされ、再整
備されたもので、延享の年号(1744年〜1748年)や近郷の旧村名が読める。径は先へ続いていて、梅林の
歩道の取り付きより北側に出る。
 新長尾橋の西詰めには、バス停大崩に繋がる道が分岐している。道路に並行した水際には、お花見親水ロ
ードが途中まで延びている。大崩へ行く道路が水辺を離れるところには自然観察広場が作られている。新長尾
橋の東詰めには都市と農村交流広場があり、駐車場とトイレがある。散策の出来る公園になっている。道路は
狭い沢筋で右へ鋭角に曲がって、右岸の道路になる。左側には駐車場があって、展望台への緩やかな径が分
岐している。道路と水際の間には距離があり、遊歩道が出来ている。
 水面に張り出したデッキがあるのが水辺広場で、この張り出したデッキとは反対方向の延長が展望台になっ
ている。標高が98メートルと看板にある。そこには東屋があり、西側へ緩く下る径も付いている。水辺広場のす
ぐ西側に駐車場とトイレがある。ここからダム湖を廻る道路は狭い舗装道路になるので、車の場合はここを限
度にすること。通行できるのは沿道に畑を持つ農家の車だけだが、歩行なら問題ない。堰堤の左岸側にダムの
管理事務所がある。
 堰堤を渡り、放水路の先で右折すると竣工記念碑「大地の恵」と駐車場がある。金銅(こんどう)橋の西詰め
北側には、花と緑の広場への道が繋がっている。道路で水管橋の所まで進むと台数は少ないが駐車場があ
る。水際には遊歩道がある。
 金銅橋の東詰めからは歩道が南側の斜面にデッキ状に取り付けられている。桜の季節は大変楽しみな道
だ。.北側は渚広場と駐車場で、バス停佐久間ダム入口に戻る。ここには雨の避けられる待合室がある。北へ
進めば湯沢隧道南側の大きな駐車場を経て右折し、バス停大崩に至る。
 これらの道はきょなんまちウォーキングマップ5お花見コース、7をくずれ水仙郷コースの一部である。

F展望コース 宮田の滝 ●135
 佐久間ダムの東側に紅葉コースと展望コースが整備されました。
 バス停佐久間ダム入口→0.05←新長尾橋西詰め→0.10←ほたるの里分岐≒宮田の滝
 バス停佐久間ダムから東へ進む。新長尾橋を東へ渡るとここにも駐車場と公衆トイレがあり都市・農村交流広
場と標識がある。左端は湖岸に沿って奥へ行く道だ。トイレの更に奥にコースの地図看板がある。そのまま奥へ
進む。最初の三叉路は右、上へ進む。その後も分岐は上へ進む。変則十字路には地図看板は丁字路のように
書かれている。直進するとこれまでの未舗装道は狭いな側もコンクリート舗装の道になる。南側の展望が素晴ら
しい。河津桜の苗が大きい。ここでは頼朝桜と呼ばれている。最上部からは未舗装になる。左側に踏み跡を外
れると頂上へも行かれる。これは整備外なので気を付けたい。緩く下った径が右折して段径を下ると水田脇の
未舗装道に出る。左へ進めば一歩先には宮田の滝がある。扇形に落下する滑滝で紅葉コースとの接合点だ。
右へ進めばほたるの里と看板のある舗装道路に出る。
 変則十字路で左折すると緩く下って沢を小さな橋で渡り直す。その沢の先に小さな宮田の滝がある。都合3
箇所の登り口があるが段の造られた径で尾根筋に登ると展望コースだ。右へ曲がって行くと舗装道路に出る。
 トイレの奥の径、最初の三叉路を左へ進むと対岸に乙井沢(おといざわ)の滝という高い大きな滑滝が対岸に
見える。この径は直ぐに戻ること。
 新長尾橋から道路を直進、最初の右分岐も直進すると傾斜の道路を進んで左にほたるの里の看板を見て左
折する。展望コースの東口と宮田の滝に至る。

C 水ノ台の滝 右岸側に登路がある。

G佐久間小前から をくずれ水仙郷へ
 佐久間小前のバス停名は今後の注意が必要だ。僅か西側にある十王堂の境内には太いイチョウの木が立
つ。幹周り3.5メートルにもなる大木だ。又、堂内には永享八年(室町時代、1436年)から十二年に造られ
た檜材寄木造りの十王像が並ぶ。7月15日と8月15日16日に御開帳される。
 バス停旧佐久間小前→0.05←三叉路(立身不動分岐)→0.05←エノキの分岐→0.05←
東電柱塚原790柱→0.20←五差路
 バス停旧佐久間小前→0.25←五差路(往生寺経由)
 バス停森,または大崩入口→0.05←片山橋北詰め→0.10←五差路
 五差路→0.30←林道金銅線湯沢隧道北側→0.10←バス停大崩
 バス停旧佐久間小前から佐久間小学校(廃校)の東側の道路を北上する。すぐ右手の別子(べつこ)橋を渡
る。左岸の道路は水田が棚田状になっていて、その斜面は水仙の花で埋まっている。小高い山を正面にした三
叉路は右折する。東電柱塚原282柱のところだ。逆に左折すると、その先右手に寺がある。立身不動の堂で、町
指定の文化財屋台彫刻があるというが、倉庫の中だ。縁日についてなどの表示がないので見られる日はわから
ない。
 道路には再び分岐がある。エノキが分岐にある。東電柱塚原472柱の前だ。左は山裾を縫う道で、右側に入
る。沢沿いの道だ。塚原790柱の左分岐は中佐久間浅間山へつながる分岐だ。左北側は沢の谷を隔てた
山で、南側は緩い上り斜面だ。道路は右に曲がりながら緩く上り、五差路に北側から取り付く。
 佐久間小学校(廃校)の前の道を東へ進むと、分岐がある。笑楽(わらく)の湯の看板を見て左に入ると笑楽
の湯の入口があり、広い駐車場の向うに建物がある。3時半までの日帰り入浴施設だ。丁度その頃に勝山駅行
きの青バス(循環路線の時計回り)がある。御堂下(みどうした)橋を渡ると、修復なった山門のあるお寺の前に
出る。真言宗の往生寺だ。境内には本堂と脇にお堂があり、反対側にはトイレがある。大振りのツバキの花が
見られる。アスファルト舗装の道路が尽きるところは、民家のある最後のところで、ここから急な坂道になる。右
側は山の斜面を見下ろす道でソテツが目立つ。道路の傾斜が緩くなると南側は山になる。コンクリート舗装の道
路を緩く下ると五差路に出る。
 バス停森で下車したときはそのまま道路を北へ進み、片山橋を渡る。バス停大崩入口で下車した時は南へ進
む。片山橋の北側で西へ曲がる。幅広い圏谷状の下部で、北西側に水田があるのだが、それは見えない。棚
田の斜面が見え、これが水仙の花で覆われている。水田は菜の花畑と休耕田と水田になっていて、上るにつれ
て景色が変わる。道は右へ曲がって、五差路に出る。
 ここまで、いずれの道も水仙、菜の花、梅、、椿、桜などが各所に咲いている。五差路からは幅の広いアスファ
ルト舗装道路になる。緩い登りの尾根道だ。右側の林の木立ちが途切れると南側に佐久間ダムの湖水と伊予ヶ
岳が縦に並んで見える。緩く下ると町道に出る。バス停湯沢から南へ来た道で、ここで左折し、南へ緩く上る。湯
沢隧道がある。これを潜ると、観光バスの駐車場になっている分岐に出る。湯沢隧道の北側手前で左に折れ
て、細い道路を上る。田畑や民家の前の道を下ると、バス停大崩の西側、南斜面の道路に出る。左側に曲がっ
て東へ進むと、佐久間ダムへの下り道、赤バス青バスの車庫、バス停大崩=大崩公民館に至る。
 これらの道はきょなんまちウォーキングマップ5お花見コース、7をくずれ水仙郷コースの一部である。

C 亀割の滝

H人骨山 △292.6
 国土地理院二万五千分の一地形図を見ると入骨山とあります。現地には「ひとほねやま」とローマ字書きした
ユニークな標識が複数あります。この山の名前について「房総里見誌巻八」に「火ともし山」と記述されたものだ
と、「千葉城郭研究代10号」にて人骨山城跡の踏査報告とともに紹介されています。津森山とは位置が近いの
で切割(法明峠)から道を案内します。
 切割(法明峠)→0.10←人骨山・三境分岐→0.05←人骨山
 切割から西へ道路を下ると、南側に小さな盆地状の地形がある。カーミラーと東電柱法明267柱を見て左側
の道路へ入る。右側にある小さな独立峰が人骨山だ。右に分岐する道路を見送って直進すると人家もなくなり
田畑の中の道路になる。丁字路で左分岐があるが直進する。正面に観葉植物ニュウサイラン(ニュー西蘭)と水
仙畑の谷の手前で、左側の小尾根の左側の山道に入る。やや急な坂道で三境(さんきょう)との分岐を右にとる
と尾根筋に出る。先ほどの水仙畑を右下に見下ろす径になり、南側から尾根筋※を辿る。この尾根には桜の木
もある。尾根筋を忠実に辿ると林を抜けて、四等三角点の頂上に出る。
 二ツ山、嶺岡愛宕山を左端に伊予ヶ岳、富山、鋸山など意外と展望がいい。すぐ北側の津森山も木立越し
か、少し位置をずらせば、やはり見える。
 尾根筋※の西側には小さな平地が西へ続いている。狭いものだが人骨山城跡の遺構だ。
 バス停大崩から東へ進み、畑組集会所から更に右東に大きな標識があり人骨山を案内されるが、その東20
メートルで右側に下るのがこの入口だ。

I三境  ○270 ●272
 I−1 人骨山から
切割(法明峠)→0.10←人骨山・三境分岐→0.05←三境西の馬頭観音文字塔ピーク→0.10←
三境分岐
 人骨山を目指してやや急な坂道で人骨山取り付きの分岐を左にとると右に小尾根を置いた幅広い径になる。
右の小尾根が低くなると左に細い径が分岐している。痩せ尾根には自然石を彫った馬頭観音文字塔がやや傾
いて建っている。大木の先から右巻き径を避け、左の尾根筋を直登する。国調杭のピークの南側が一段低く、
やはり自然石の馬頭観音文字塔が建つ。南側は荒川外野に通じる径が下っている。東へ急斜面を下り東西尾
根を東へ進むと三境の三角分岐点に至る。

G 旧佐久間小の僅か西側にある十王堂の境内には太いイチョウの木が立つ。

 I−2 荒川外野から 1
 [バス停]外野(三叉路)→0.05←農業協同館前→0.20←地蔵文字塔分岐→0.05←
三境西の馬頭観音文字塔ピーク→0.10←三境分岐
 [バス停]外野の三叉路で北東側へ進むと右側に農業協同館があり、左側に小川とその左岸の道路がある。
ここには徳本名号塔、大日如来文字塔、真言塔が並んでいる。この小川は流れ落ちて外野の不動滝群の一つ
となるものだ。
 この左岸の道路を進み、広い庭の家の入口、アジサイの角で右折して東側の尾根筋の道路へ入る。展望の
いい草地から尾根の左側に続く道路と分かれ、尾根の南端から山道に入る。杉の植林地では西側に巻き径も
あるが、尾根筋を辿る。
 尾根筋を左西に横切る径の分岐点には地蔵文字塔が立っている。直進する。左側の尾根筋を右側へそれる
巻き径の分岐でその尾根筋に進んでやや急な坂を登ると自然石の馬頭観音文字塔の建つ三境西側のピーク
だ。東へ急斜面を下り東西尾根を東へ進むと三境の分岐点に至る。
 左西に急坂を下ると痩せ尾根で二つ目の馬頭観音文字塔を見たのち、幅広い径に出て右折し、人骨山・法明
峠に至る。
 バス停外野へは岩井駅下車、市営バス国保病院前行きで乗り換える。平久里中(へぐりなか)交差点以東の
路線はデマンド型乗り合いタクシーになった。利用する便を前日までに電話予約するもので、バス停外野はやま
なみ循環線の停留所だ。

 I−3 荒川外野から 2
 [バス停]外野(三叉路)→0.05←農業協同館前→0.05←未舗装道の角→0.30=0.25←
三境分岐点→0.10←三境西の馬頭観音文字塔のピーク
 [バス停]外野から北東側へ進む。右側に農業協同館があり、退避場の先、左側に未舗装道路が北へ向いて
いる。東電柱平群中785柱。道路の角と落石防護柵との間から、下生えで覆われた急斜面に見える獣道並み
の踏み後を辿る。四回のジグザクで尾根筋末端に登りつく。狭くて急な尾根筋を忠実に登ると○220のピークで
一息つく。赤い杭のある緩い傾斜の尾根筋を経て緩い尾根筋を登る。左右に巻き径があるが、尾根筋直登を
繰り返す。左右の踏み跡が濃く、正面が下生えの覆い薄い踏み跡に換わったところ。これを直登すれば小広い
山頂に出る。●272だ。左へ巻けば北西から西へ方向を変え、三境の三角形分岐点になる。西へ進むと三境
西の馬頭観音ピークに至る。

H 分岐より西側にある標識

 I−4 佐久間ダムから
 バス停佐久間ダム入口→0.05←新長尾橋西詰め→0.10←ほたるの里分岐→0.10←
タンクの三又(奥山219柱)→0.15←舗装道路分岐(奥山742柱)→0.10←
尾根先山裾(マテバシイ二本)→0.15=0.10←人骨山・三境分岐
 バス停奥山→0.15←タンクの三又(奥山219柱)
 バス停佐久間ダムから東へ進む。新長尾橋を東へ渡るとここにも駐車場と公衆トイレがあり、都市・農村交流
広場と標識がある。更に東へ道路を直進、最初の右分岐も直進すると傾斜の道路を進んで左にほたるの里の
看板を見る。東へ向いていた道路は大きく右へ曲がり、南へ向き直ると左側にタンクがあって、左東へ舗装道路
が分岐している。これへ進む。
 道路は北東から北方向へ向きが変わる。切通しを二つ抜けると右岸の道路に変わる。右東に未舗装道が分
岐していて、(東電柱奥山742柱)これへ入る。右側に小屋を見たのち、未舗装道路は左側に山を置いて左に
曲がるが、右股になる谷筋の方へ草の中の踏み跡をたどる。丸太を納める小屋掛けを左側に見た位置で、
小さな沢を渡る。左側の杉山の山裾を辿る。右側は遺棄水田と推測される湿地の幅のある谷筋だ。左側、杉
山の急斜面の終わる所、マテバシイの木が二本、並ぶ。ここから急斜面の杉林の中に踏み跡を求める。右側
は自然林だ。
 急登を登りきると尾根筋に踏み跡が続く。小さく鞍部を経ると、幅の広い尾根筋は緩やかで下生えも少ない気
持ちのいい径になる。急斜面を幅広い溝径のジグザグで高度を上げる左右はハランが密生している。
 水平になると右側に狭い径が分岐していて、これは三境西の馬頭観音文字塔のピークへ行く。直進すれば幅
広い径のまま人骨山・三境分岐を経て左へ進めば人骨山、右へ下れば法明峠へ至る。
 未舗装道路から杉林の登りはじめまでが分かりにくいので、山慣れない人は進まない方がいい。
 バス停奥山の西側、バス停中根口の東側から北側へ分岐する道路を北へ進んでもタンクの分岐へ至る。
 新長尾橋西詰めから山径を抜けてバス停奥山へ行かれます。タイムポイントの設定が不適切なので他項と整
合しませんが、併せて紹介します。
 新長尾橋西詰め→0.30←バス停奥山 (奥山230柱→0.10←土蔵の脇)
 新長尾橋西詰めから東へ、都市・農村交流広場入口、右分岐は直進。梅林の入口、東電230柱の向かいか
ら用水路を渡って幅広い林の谷の右岸山裾の斜路を上る。梅林の奥で谷の左岸山裾の移りU字溝を渡る。狭
い谷の左岸側の山径は民家の土蔵の脇で道路に出る。奥山208柱。東は「タンクの三又」南へ下るとSカーブ
してバス停奥山の僅か西側に下る。

 I−5 切割(法明峠)から
 切割(法明峠)→0.20←三境分岐点→0.10←三境西の馬頭観音文字塔ピーク
 津森山の入口にもなっている切割(法明峠)を西側へ僅か下ったところ、南側の尾根に取り付く。狭い急な登り
口がある。最近になって害獣避けの電気柵が設置された。広くない尾根径は、これに触れないように付き合う。
右側にピークを置いた登りの分岐の位置の左後ろには赤道が合流している。
 五井田水管橋からの道路が右後ろに真言塔からの道を合流させたのち、左右の民家の位置を最後に狭いコ
ンクリート舗装道路に変わる。東電柱法明265柱の支線の根のある南側の斜面に鴨川市と読める赤い杭が二
本ずつ並ぶ藪っぽい径がある。これを登ると、法明峠西側からの尾根筋よりも傾斜としては楽に登れる。枯れ
竹が多いので気をつけたい。
 径が下りに変わって、右後ろに先ほどのピークからの径が合流する。電気柵は左に分岐して下っていく。右へ
進んで電気柵と別れる。再び二又分岐がある。左は幅広い溝径の下りだが、別箇所へ下る径なので入らない。
右側の水平路を進む。径が尾根の西側に踏みかわってからカーブを繰り返す登り径になる。左右とも登りの二
又に出る。一辺数メートルの三角形の分岐点だ。ここの直ぐ東側が三市町の境界で三国山ならぬ三境だ。東へ
尾根筋に付いている細い踏み跡を辿るとコブの東に墓石と石の囲いがある、正面に低いピーク、左にこれを巻く
水平路が分岐している。低いピークは小広い平地を造っていて、南へ向け下生えを避けて下れる踏み跡があ
る。●272
 三角形の分岐点の南側には、東西に巻き径が延びている。西へ進む水平路の北側に低い尾根筋が並行して
いる。そこにも濃い踏み跡が繋がっている。太いマテバシイの隣、細いカエデの幹に「三境」と刻まれている。
 左巻き径を避け、急斜面を登ると三境西側の馬頭観音文字塔のピークに達する。西側に急斜面を下ると、尾
根筋に立つ馬頭観音文字塔から人骨山方面に至る。南へ急斜面を下ると外野方面へ至る。北側の緩い尾根
筋にも踏み跡が見えるが、これには入らない。方向を確かめたい。

I−2 外野農業共同館の向いの丁字路 石塔群

 I−6 市の境から
 バス停平塚入口→0.10←バス停平塚→0.20←県道分岐点東電柱法明72号柱(五井田水管橋)
→0.15←しいたけ村→0.05←市の境
 [バス停]外野(三叉路)→0.05←農業協同館前→0.05←未舗装道の角→0.10←市の境
 市の境→0.15←三境分岐点→0.10←三境西の馬頭観音文字塔のピーク
 バス停平塚入口又はバス停平塚から五井田水管橋の丁字路を経て、さらに県道を進んで、しいたけ村を目
指す。平塚ハイキングコース Cコースの終点だ。土日祭の営業の店舗がある。傾斜のきつくなった道路を更
に進むと鴨川市と南房総市(富山町)との境に至る。
 [バス停]外野から北東側へ進む。農業協同館があり、退避場の先、県道は狭くなる。嶺岡中央林道4号線
の分岐が右にあり、更に北へ進むと南房総市(旧富山町)と鴨川市の境に至る。
 県道の市の境の北側に未舗装道がある。これに入って直ぐ、右側の尾根筋へ踏み替える。緩く上る径に直ぐ
右分岐があるが、左へ進む。もう産廃場からの音は聞こえない。Sカーブの急登が一回ある。緩い斜面を左へ
カーブして、西向きになったとき、右側に分岐がある。これは尾根筋を切って尾根筋の北側を西へ巻いていく径
だ。
 西へ向いた巻き径は南へカーブして尾根先を踏み越え、北へ向き直る。この尾根筋には南に濃い、北に薄
い踏み跡があり、●272ピークに繋がっている。左へカーブして西向きになった径は三境の三角形分岐点に
出る。西へ進むと三境西の馬頭観音ピークに至る。

J中佐久間浅間山 ○170
 ずいぶんと形のいい三角錐が南側から、西側から眺められます。
 J−1 西側の林道
 バス停旧佐久間小前→0.05←三叉路(立身不動分岐)→0.05←エノキの分岐→0.20←
峠の馬頭尊→0.15←三角点峰への分岐→0.10←日向畑分岐→0.05←バス停川崎橋
 佐久間小学校(廃校)の東側の道路を北へ進む。右側の別子橋を渡って更に進む。小高い山を正面にした三
叉路は右折する。東電柱塚原282柱のところだ。逆に左折すると、立身不動の堂に至る。東へ進んで再び分岐
がある。エノキが分岐点にある東電柱塚原472柱の前だ。ここで左側の道路へ進む。集落を抜けると路面の傾
斜がきつくなる。右東側には三角錐の山が眺められる。浅間山だ。道路の峠部分の西側崖面にはコンクリー
トブロック造の龕があって、中には馬頭観音像が奉られている。解説、由来を書いた板があるのだが、読みにくい
位置に収められている。ここをから道路は下って行く。左西側が棚田や段々畑になったところ、右東側に中佐久
間浅間山の北側につながる三角点峰大台への入口になる未舗装道が取り付いている。東電柱小保田443柱
のところだ。
 右後ろと右前に道路の分岐を見た後、日向畑への分岐を経て、バス停川崎橋の待合所の前に出る。全線コン
クリート舗装・アスファルト舗装の道路だ。

I−4 佐久間ダム親水公園 桜にはまだ早い時 満開時は湖面が見えなくなる?

 J−2 中佐久間浅間山から四等三角点大台へ △207.4
 バス停旧佐久間小前→0.05←三叉路(立身不動分岐)→0.05←エノキの分岐→0.05←
東電柱塚原790柱→0.20=0.15←中佐久間浅間山→0.20←四等三角点大台
 バス停旧佐久間小前から別子橋、立身不動への分岐を経て、東電柱塚原472柱の前ではエノキの枝を潜って
右へ進む。左側に未舗装道とも空き地ともわからないガードレールの途切れがある。東電柱塚原790柱の支線
附近から入る。道越(どうごし)川を左岸から右岸、再び左岸に渡るとモノレールの始点がある。未舗装道は川か
ら離れ始め、傾斜を強める。右側に狭い山道があって排水溝を跨いでコンクリートの段を上る。狭い溝径が拡が
るとレールを潜って、その終点に達する。尾根筋の北側には段畑が展開している。左側の崖に奉られた三面馬
頭尊像を拝した後、左に分岐がある。黄色のプラスチック杭が都合6本ある。ここで左に入って、急登の斜面を
登る。左側には浅い谷と尾根筋がもう一本並行している。急登が一段落するとそれらの上部に出る。踏み跡を
見ると、その並行している尾根筋の方で下っている。緩い登りは直ぐ急登になり、小さくジグザグする。かなりの
急斜面だ。小さな石祠が有るが、いずれも風化が進んでいる。広い参道に変わると右に狭い径が分岐している
がこれには入らない。青い波鉄板の小屋掛けがあり、向拝部分の梁に簡素な彫り物が見える。奥の屋根の外れ
に砂岩の石祠があるが、かなり風化している。佐久間下村の村民が奉納した小さな鰐口には阿波(安房ではなく)
大明神と刻まれている。 ○170
 左側から小屋掛けをかわして裏へ廻り、尾根筋を下る。直ぐ鞍部から幅広い尾根の緩いピークから小さく下る
と下生えの多い尾根筋になる。亀の甲くらいの大きさの岩を尾根筋に見ると、正面の盛り上がりには踏み跡が
曖昧だ。右にトラバースして、一つ右側の尾根筋に踏み替えて登る。マテバシイの並木を通って鞍部を進むと、最
近の倒木か伐採か判らぬが、枯れ枝が多量に径を塞いでいる。またもや一つ右側の尾根に踏み直す。左下か
ら合流する溝径は先ほどの枯れ枝で塞がれた径のものだ。傾きかけたコンクリート柱は地すべり防止地域の標
柱で、その手前に四等三角点の標石と注意標識がある。

I 佐久間ダムの湖畔でお会いしたご夫婦。
女性のほうが地味な保護色の羽毛をお召しなのでわかりにくい。

 J−3 四等三角点大台から中佐久間浅間山へ
 バス停川崎橋→0.05←日向畑分岐→0.10←三角点への分岐→0.20=0.15←
四等三角点大台→0.20←中佐久間浅間山
 バス停川崎橋から南へ進む。日向畑(ひなばたけ)分岐を右に見送る。左後ろ、左前に二本の分岐を見送った
あと、左側に未舗装道が分岐している。東電柱小保田443柱の裏だ。左に尾根筋を置いた山裾の道は進むに
つれて狭くなる。左側の尾根筋が低くなって、左後ろからの踏み跡の合流を見た後、左前方向の踏み跡で尾根
筋へ登る。尾根筋を辿って、直ぐ又これが右斜面の径になりかかるところ、マテバシイの邪魔する尾根筋自身へ
踏み換える。肩のピークから小ピークを一つ越すと次ぎのピークにはコンクリートの柱が傾いている。地すべり
防止地域を示す標柱で、その傍には四等三角点大台の標石と注意標柱が立っている。
 緩く下る尾根筋へ踏み出して直ぐ右側に溝径が有って、これを下りたい。倒木か伐採木か、枯れ木が多くて
入れない。左側からこの径を睨みながら、尾根筋を下るとその傾斜が急になりかけたころ、右側の幅広い谷状
の斜面へ下る。谷の地形を水平に進んだ一つ右側の尾根筋はマテバシイの並木の並木になる。小ピークを下
るとその傾斜が強まり、右側の谷を水平に横切る。一つ右側の尾根筋の延長には亀の甲のような岩があり、
下生えの多い鞍部状の尾根筋になる。緩く登ったピークは幅広い尾根径になる。正面の急斜面を避ける左側
の獣道程度の巻き径は避け、直登すると青い波鉄板が葺かれた小屋掛けの上に出る。これは社で、正面に廻
ると向拝にあたる部分には簡素な彫刻がある。その奥にはかなり風化の進んだ石祠がある。小屋の周囲にも
二、三石が有るが、石祠や石碑だったものだろう。文字などは読めない。幅広い参道が始めは緩く、その後直ぐ
に急斜面になって下っている。       房総丘陵 1000