館山野鳥の森 1600

 全般               房総丘陵1000
 特別鳥獣保護区に指定されている自然型公園で100種類以上の野鳥が観察されたと記録されています。遊歩
道コースが複数、設定されています。

@館山野鳥の森 天神山●147  吾谷山●101
 館山駅からバス2号線乗り場、安房白浜駅行き神戸回り乗車。バス停安房神社前下車。左折して南へ進む
道路は安房神社の参道でサクラの並木は枝が低い。右西側には地区の集会場、野鳥の森の駐車場、野鳥の
森ふれあい館、エントランス広場、樹木越しに緑の広場、参拝者駐車場、その奥にトイレ、斎館、下の宮参道、
広い池、上の宮参道。池の付近の参道左東側には社務所もある。延喜式以前の大変古い神社で、境内も荘
厳さが漂う。平成21年・2009年には屋根が葺き替えられた。
 安房神社のイチョウ 高さ32メートル、幹周り6.1メートル、樹齢約200年、複数。イヌマキ 高さ14.5メートル、
幹周り3.05メートル。クスノキ 多数。ほかに社叢が深Iい。
 八坂神社のタブノキ 安房神社の北のほうにあります。四本ありますが幹が切られたり幹が空洞になったり、
共に樹勢は悪い。

@ 八坂神社のタブノキ 四本とも写しこんでいるが、わかりづらい。1.中央 大きなうろを
見せている。2.左寄り手水舎の左側 やや高い。3.さらに左寄り奥 左に傾いている。
4.右側の鳥居のかげ これもやや大きい。

 @−1 シジュウカラ峠まで
 バス停安房神社前→0.05←野鳥の森駐車場ふれあい野鳥館→0.05←大型禽舎前→0.05←
富士見展望台→0.05←シジュウカラ峠(五差路)
 野鳥の森ふれあい館の開館は9時から16時30分まで、年中無休だ。中には展示物や催し物、販売品もあ
る。これを通り抜けた裏口には「緑の広場」が拡がる。池の左側を進むと安房神社参拝者用駐車場がある。池
の右側には大型禽舎の入口がある。(閉鎖された)【二重扉の奥は広い禽舎で孔雀が相当数、飼われている。
声掛けに応じて尾羽を広げてターンする。斜路の奥にもう一つの出入口があって、右へ進む。】禽舎の入口の
左脇にも段径があって、禽舎を右下に見ながら上ると禽舎の裏出入口から左へ折れて段径を登る。富士見展
望台に出る。禽舎の入口の左側にはコンクリート舗装道が上っている。右へVターンする角の先には石祠が2
柱あって、その径を下ると下ノ宮の一角に出る。南限のモミの大木(一本は幹周り3.2メートルもう一本は2.8
メートル)を見た先、尾根筋に出る。右側に富士見展望台がある。
 富士見展望台では西側に平砂浦から富士山方向の眺めが拡がる。左側に翻って、右側の砂利径は山の斜面
を水平に進んで落石注意の看板で左側に段径を登るとコンクリート舗装道に合流する。富士見展望台から左側
のコンクリート舗装道を登ると国見展望台で、平砂浦方面が展望される。「森」の管理外になるが尾根筋を登る
と吾谷(あづち)山に至る。尾根を乗り越して、僅か下ると道路は左へ曲がる。右下には事務所への案内標識が
富士見展望台方面を示し、右の水平な砂利径は平砂浦展望台への径だ。左側のコンクリート舗装道は緩く下り
僅か先には左への砂利径の分岐が見える。この分岐をシジュウカラ峠というようだが標示はない。
 吾谷山は山頂の肩に水槽のタンクがあるほか何もない。南に尾根筋が緩く伸びその右肩に踏み跡が続く。宮
様記念植樹の箇所に至る。

 @−2 水辺の森長沢下分岐
 シジュウカラ峠(五差路)→0.05←ピクニック広場→0.05←水辺の森長沢下分岐
 コンクリート舗装の緩い下り道はサクラの小径とされている道で、左側の山から別径の合流をしたあと、ピクニ
ック広場のベンチ類、東屋を見下ろす。左側から別径と管理外の径が合流した所が広場の入口東側だ。西側
の山へ上る段径が右へ上っているが左へ下ると、西沢の池の堰の左岸に出る。左岸のまま進むと右の山から
の合流を見たのち、池上部の谷の径と左岸のままの径とに分岐する。谷側の径を進むとベンチ類が並んでい
る。左側の枝沢側の方へ径を進むと長沢を案内する分岐に出る。ピクニック広場から西沢の池の堰を渡って池
の右岸の径を進む。左側に天神山の標識のある分岐の僅か先に西沢を案内する分岐に出る。

 @−3 天神山 西沢アジサイの小径
 水辺の森長沢下分岐→0.15←天神山
 三つの内では一番楽な径です。長沢の案内標識に従って砂利舗装の緩い斜路はアジサイの小径とされてい
る径で、一回左側に折れて、東側の尾根筋に合流する。その後は緩い登りと小さな段径を上って東屋のピーク
に達する。2.5万図で●147、「森」発行の資料で146.4の天神山だ。左側の方がやや高い。「森」の管理外
の看板の僅か先へ尾根筋を進んだサクラの太い木の附近が一番高いようだ。

@ ふれあい野鳥館の梅

 @−4 天神山 東側尾根
 水辺の森長沢分岐→0.15=0.10←天神山
 西沢の堰から右岸を進んで長沢に出る直前、左に天神山への標識がある。急な段径で尾根筋を登ると、右下
に長沢の分岐がある。その後は緩やかな登りと段径少々で東屋のピークに至る。

 @−5 天神山 西側尾根
 水辺の森長沢分岐→0.10←天神山
 長沢の標識右側の急な径を登ると、段径が急登を強いる。右側に大島展望台がある。小さな往復だ。大島が
多きく目前に遠く富士が眺められる。僅か先に天神山の東屋がある。

 @−6 平砂浦展望台 ピーヒョロ見晴し台 小久保ヶ谷東屋
 シジュウカラ峠(五差路)→0.15=0.10←小久保ヶ谷東屋→0.05←分岐点→0.05←
水辺の森長沢分岐
 富士見展望台からの径でコンクリート舗装道に出たところが峠で、平砂浦展望台の標識に従って砂利舗装の
痩せ尾根径を進む。こじんまりとした倉庫の脇から曲がって急斜面に変わる。砂利舗装の奇麗な径だが、傾斜
はきつい。右側の切斜面に戦跡になる銃眼とその入口の穴が開いている。右側の分岐は平砂浦展望台への往
復路で、「森」の資料で103.3とされるピークには東屋があり西側平砂浦方面が眺められる。分岐の先にはベ
ンチが並び左下にコナラの小径が分岐している。尾根筋をそのまま進むと左側にピーヒョロ見晴し台とされベン
チが並ぶ。同資料で115.1のピークで天田山の鉄塔群がよく見える。新島も見えるという。尾根筋を更に進む
とこれまでの径に並行してピークを抜ける小路があり八角形の東屋がある。117.3とされているピークだ。ここ
から径は下りになる。右側の尾根筋に「森」の管理外の看板を見たのち、左へ段径が急降下する。左に「森」内
の別径の分岐があり、更に右へ段径を下る。西沢の谷に下り右岸側に進むと水辺の森長沢の分岐に至る。天
神山への径は板橋で溝川を渡る。ピクニック広場は谷の下流側へ進む。左岸寄りの径とベンチの並ぶ谷中の
径から左岸の径へ、天神山の登り口のある長沢分岐から谷の右岸の山裾を縫う。
 平砂浦展望台の分岐付近から左へ分岐した径は最初だけ水平で、その後急な段径の下りになってピクニック
広場に至る。急な下りの途中右へ分岐しても、また急な段径の下りになり、西沢の池の左岸に降りる。これはお
薦めできない。
 小久保ヶ谷(こくぼがやつ)八角形の東屋から南へ下り右に管理外分岐を右に分けたあと、急な下りの途中左
側に分岐がある。この分岐は山の中腹を縫ったあと、小さな谷に下る。そこからは僅かな距離で水辺の森に出
られるが、「森」発行のパンフレットには径の記入はない。現地には何の標識もない。その谷から又急な段径を
登り、尾根を回り込み急なくだりでまた小さな谷に降りる。西沢の池左岸の径に出られる。又急な段径を登ると
水平な径に変わり、平砂浦展望台とピクニック広場を結ぶ径の急段径の途中に取り付く。これらもあまりお薦
めできない径だ。

@ 大型禽舎の前の道と入口

 @−7 宮ノ谷からピクニック広場へ
 シジュウカラ峠(五差路)→0.10←ピクニック広場
 国見展望台、落石注意、平砂浦展望台案内、サクラの小径の交差するシジュウカラ峠からコンクリート舗装道
を下ればそのままピクニック広場に至るが、この五差路をコンクリート舗装道で下り始めて直ぐに左への砂利径
があり、これへ進む。右下分岐はコンクリートの平地へ小さな往復をするだけの径だ。尾根筋は広がっていて
宮様の御植樹記念の標柱がある。ここから左後ろへ径ではないところを尾根筋で辿ると吾谷山へ至る。
 右下への分岐は砂利舗装とアスファルト舗装が縞模様にされた急傾斜でサクラの小径に合流する。尾根筋を
直進すると緩やかな上下で尾根筋の十字路に出る。左下にも尾根筋にも踏み跡が続いているが、右下に段径
が造られている。尾根筋に変わって又左へ折れる。棚田か段々畑の跡地になった谷の右岸の径を下る。左に
管理外の狭い径を合流させると、ピクニック広場東屋の前だ。尾根筋の十字路付近が宮ノ谷(みやのやつ)だろ
うがそのような標識はない。

A小塚大師 大神宮大塚山●67
 バス停安房神社前→0.05←安房神社前野鳥の森駐車場→0.05←無名橋の分岐→0.05←
三又(相ノ浜88柱)→0.10←小塚大師
 安房神社の本参道の始まる位置には大神宮義民七人様の供養塔を紹介する看板がある。ここで左折、その
供養塔のある千祥寺の前から二つ目の橋の分岐は右へ進む。次の三又は左へ進めば右側に広い駐車場、左
側に上郷集会所があり、その先が小塚大師だ。正門の脇にはイチョウの大木がある。境内にも広い駐車場が
あり、左側には参拝者用の公衆トイレがある。裏山には鐘楼があり、八十八ヶ所の大師霊場めぐりの参道が造
られている。古い立派な寺院だ。
 二つ目の橋の分岐を左北側へ進むと、竹藪と山に囲まれた未舗装道路になる。左側が農地になった付近、右
側の山の斜面に傾斜の緩い個所を求める。マテバシイの大木が並ぶ下生えのない急な尾根筋が一直線に延び
ている。大塚山の山頂は馬蹄形に土手が巻いている。その中心に何かあってもよさそうだが背の低い広葉樹の
他は何もない。馬蹄形の口、南側に参道らしき溝径があり、吊尾根状の鞍部から塚を持ったピークに至る。この
塚も最近になって掘り返されたらしいあとのあるほかは何もない。南への尾根筋はケモノ道ほどの踏み跡にな
り、小さな鞍部を経てから西に振れ、急斜面を下る。三又のやや西寄りの民家の私道に下りる。この山は入山し
ない方がいい。
 野鳥の森ピクニック広場の南東角には管理外を示す看板があり、鉄板橋の三又を経て、この三又に通じる。
全線幅広い舗装道路と未舗装道路だ。
 野鳥の森ピクニック広場→0.10←鉄板橋の分岐→0.15←三又(相ノ浜88柱)

@ 安房神社境内の樹木と梅

B天神山 小塚大師から
 小塚大師→0.10←三又(相ノ浜88柱)→0.15←鉄板橋の分岐→0.05←西側の谷の分岐
→0.20=0.15←天神山
 安房神社前野鳥の森駐車場と小塚大師との中間、三又(東電柱相ノ浜88柱)から南へ進む。人家が無くなっ
てから三又の分岐に出る。右側には鉄板の橋があり、野鳥の森ピクニック広場へ至る。この鉄板橋の分岐は左
へ進む。直ぐに小さなコンクリート橋を渡る。竹藪の中、狭いながらも奇麗に刈り込まれた径を抜けると、谷の左
岸を南へ進む未舗装道になる。西側に枝谷が取り付く。北側の尾根先に斜路が北へ向いている。西側の尾根筋
はやや急だが、下生えは少ない。黒黄色のロープが薄い踏み跡に代えて登路を示している。「苔の岩」で一旦傾
斜が緩むが、マテバシイの並木でまた急傾斜になる。
 野鳥の森天神山の東側の遊歩道に取り付く。丸太の段径の途中で左折、21段群、57段群。二つの段径群を登
ると天神山の東屋に着く。
 下るにはやや急な径であること。「森」の管理外であること。山慣れない人にはお薦めできない径だ。

C安房自然村
 ホテル・旅館・日帰り入浴可能の温泉があります。野鳥の森の管理外ですが、そこへ通じる山道があります。
 C−1 小久保ヶ谷八角形東屋へ 布良御嶽山 ○90
 バス停安房自然村→0.20←分岐→0.05←野鳥の森小久保ヶ谷東屋
 バス停安房自然村には南北を道路に囲まれた民家がある。北側の道路には海蝕洞の口が崖に並んでいる。
その右寄り、樹木の枝に隠れて岩の斜路がある。刈り込みは悪いが足元に草木がないので意外と容易に進め
る。背の低いコンクリート製鳥居をくぐってからは急登の山道になる。狭い尾根径にかわると御嶽山の板碑の前
に出る。ここでは背後の尾根筋を進んでもいい。左へ尾根筋を巻く。右側は低い尾根だが左側は急な谷の細い
径だ。石祠が三柱並ぶ拝所から右側の尾根に踏みかえてマテバシイの枯葉を踏むと広い山頂に出る。布良御
嶽山。およそ三角形をしている平面形の東側に取付く尾根筋へ進む。平地に狭い土手を築いたような径を進む
箇所があり、蛸壺も複数見える。尾根筋を登ると野鳥の森管理外を示す看板を裏側から眺めて「森」のコースに
取付く。そのまま高度を上げれば小久保ヶ谷八角形東屋に至る。また右側へ下ればすぐ分岐で右側は西沢か
ら西沢の池ピクニック広場、左はバードウォッチングコース上谷を経て西沢の池ピクニック広場へ至る。
 登り口からコンクリート鳥居までは藪漕ぎなので山慣れない人には薦められない。

 C−2 天神山へ
 バス停安房自然村→0.05←名主の館駐車場→0.10←吊り尾根分岐→0.10←野鳥の森天神山
 日帰り入浴の受付箇所を兼ねた食堂の奥に駐車場がある。舗装道路が二本取り付いているが、右側の狭い
ほうの舗装道路へ進む。3歩も進むとその舗装は途切れる。そこから左側の山へ入る。足元には蛸壺もある
が、登り口には先輩のコースサインの他登れそうな段型などはない。わずかな高さだ。
 斜面には細いが確実な踏み跡が尾根筋に続く。やや急なのは最初だけで、すぐに緩やかになる。平地の一角
に右側吊り尾根への下りの径を示すコースサインを見送ると小ピークを越える。笹の濃いピークを経たあとは緩
い上りが続く。サクラの太い木を見ると、その先に「森」管理外の看板と東屋がある。左右どちらへ下っても西
沢に至る。

C 海蝕洞の口が崖に並んでいる右寄り、樹木の枝に隠れて、

 C−3 天田山 △138.7 白浜送信所 根本峠
 バス停安房自然村→0.15←能忍寺分岐
 バス停安房自然村→0.05←ホテル前→0.10←能忍寺分岐
 能忍寺分岐→0.05←吊り尾根分岐→0.05←東側芝生の分岐(二本とも)
 安房自然村に入ってすぐ芝生に面した分岐があり、ハイキングコースを示す小さな標識がある。右端の未舗装
道を進む。緩い傾斜の道が舗装にかわると国道からの舗装道路に合流し、左へ進む。右に自照庵の文字の見
える建物、左側に能忍寺の堂の見える分岐に出る。
 安房自然村のホテルの南側に池があり、その右側に石段の参道がある。これを登って地蔵堂の分岐から急
な段道を登ると薬師堂に至る。山の左側を巻く径を登ると右側に能忍寺の本堂を見る。中には釈迦如来像が奉
られ、周囲の展望が素晴らしい。ここには山頂ながら水洗のトイレがある。南側へ進むと道路の丁字路に出る。
 東へ進むと右側に分岐がある。スカイスポーツのフライト地だ。南側の展望が素晴らしい。東側に防空壕の入
口がある。中へ進むと左に折れる。照明設備があり、薄暗いが通り抜けられる。北側の出口は分岐して二つあ
る。山腹の径を西へ進むと二箇所壕の入口があり、壁画が描かれた壁で塞がれている。館山に居住した画家
岩崎巴人(はじん)になる絵画で、ともに仏教のものだ。東寄りは釈尊と虎の図で照明の設備がある。西寄りは
降魔印の釈迦如来坐像だ。山腹の径を東へ進むと一旦コンクリート舗装の径になる。これが又自然の土に戻る
る箇所には北側吊り尾根に入る分岐がある。見送って更に東へ進むと、南へ向き直り、径幅も拡がる。左に芝
生の平地があり、進めば南側の展望が素晴らしい。海に突き出た三角形の砂洲、その先の岩、御神根島など
が見られる。東側の狭い尾根筋には踏み跡が続いている。
 東へ進むと右側に分岐があり、左側にスカイスポーツのフライト地を示す看板がある。そのまま直進すると白
浜送信所のゲートに出る。フェンスの中にはアンテナ鉄塔が多数並んでいる。天田(あまだ)山の三角点には近
づけない。狭くなるが舗装道路が左に分岐している。その先にまた分岐がある。右は小さく一周するだけの道。
左は未舗装ながら左側に低いフェンスを置いた山の肩の道、これが南へ向き直り更に東へ向き直ると芝生の平
地に出る。南側の展望が素晴らしい。
 南側の素晴らしい展望を見ながら尾根筋を東へ進む。尾根筋の林に入って直ぐの標高120メ−トル付近、浅
間石祠がある。根本村、明治12年・1879年などの文字が読める。平入りの屋根の下、納札部が横になってい
る。
 痩せ尾根は進むに連れて藪が濃くなり、踏み跡は細くなり、藪に阻まれる。ピークを北に巻いて下る。難所の一
つだ。幅の広い尾根になるとアオキが勝る。北寄りに踏み跡が繋がる。南に寄って低い石垣を下って鞍部に出
る。東側の岩の斜面は直登する。小ピークのあとマテバシイの並木の尾根を進むと、明るい尾根に出る。奇麗に
刈り払われた根本峠だ。
 東側が一段高く、刈り払われた展望台になっている。好展望が南側に広がっている。その南側には急な下り径
があり、北側には谷の右岸側に下り径がある。

C 右側の狭いほうの舗装道路、3歩も進むと。この左の山へ入る。

 C−4 天神山 天田山との吊り尾根
 バス停安房自然村→0.15←能忍寺分岐→0.05←吊り尾根分岐(南)→0.15←
吊り尾根分岐(北)→0.10←野鳥の森天神山
 スカイスポーツのフライト地から東側の防空壕に入る。通り抜けた北側の出口は分岐して二つある。東側の出
口から山腹の径を東へ進む。一旦コンクリート舗装の径になる。これが又自然の土に戻る箇所には北側吊り
尾根に入る分岐がある。下草が踏み跡を覆っているが、踏み固めは確実だ。これに従って左へ進み一段上
に上がる。下生えは少なく、踏み跡が繋がる。その北端部で狭い急な下りをする。僅かな高度差だが足元に
は気をつけよう。狭い尾根切り状の鞍部に出る。左右の水平な径型の峠のように見えるので気をつける。
対面側の急な尾根筋を一段登るとした草の少ない尾根筋に踏み跡が続く。緩い登りで安房自然村と天神山
を繋ぐ径に合流する。右側に僅か登ってそのピークに出る。やや笹の多い径だが確実な踏み跡が天神山へ
繋がっている。

D根本峠 ○100
 D−1 バス停根本から
 バス停根本→0.20=0.15←根本峠
 バス停根本下車。西へ進むと北側に根本集会場の広場があり、その西側で北へ折れる。太目のイチョウ(幹周
り2.8メートル)が敷地の角にある。畑の三又を左へ進んで丁字路を右北へ曲がる。緩い傾斜から石を踏んで急
斜面を左右にジグザグする。径にかかる竹薮ほかは奇麗に刈り込まれて、狭いながらも問題は無い。右下に蛸
壺を見ると峠に至る。東側は刈り込まれた広場で南側に素晴らしい展望が拡がっている。
 北側には下り、西側には緩い登りの径がある。 

 D−2 小塚大師から
 小塚大師→0.10←三又(相ノ浜88柱)→0.15←鉄板橋の分岐→0.05←
天神山への西野谷分岐→0.25=0.20←根本峠
 小塚大師と安房神社野鳥の森駐車場との中間の三又から南へ進む。人家が無くなって三又の分岐に出る。
右側には鉄板橋がある。左へ進んで小さなコンクリート橋を渡る。右西側の谷の分岐は天神山へ行く径、次
の西側の谷には鳥獣保護区の標識がある。更に西側の谷を渡る。これらの枝谷の取り付き箇所では径を草が
覆って細い踏み跡になっている。更に右側に下生えの少ない谷に出たところで、その谷の右岸側に渡ると山裾
に径がある。谷の左岸側には流水溝が見られる。マテバシイの林の谷が終わると径の傾斜が強まる。黒黄色
のロープが張られている。急傾斜の径、登りの補助ではなく、経路を連続的に示すものだ。登り着いた峠には南
側に素晴らしい展望がある。東側は奇麗に刈り払われた広場があり、ここからも好展望が得られる。

D バス停根本から西へ進むとと根本集会場があり、その西側で北へ折れる。

E松ヶ岡金毘羅山 △80.2
 バス停犬石→0.10←金蓮院→0.05←支援センター十字路
 バス停安房神社前→0.05←安房神社前野鳥の森駐車場→0.15←支援センター十字路
1 支援センター十字路→0.10←松ヶ岡八幡宮→0.15=0.10←三角点標
2 支援センター十字路→0.05←プール東端角→0.05←ソーラー北端登り口→0.10=0.05←
通行止めVターン→0.05←三角点標
3 支援センター十字路→0.05←プール東端角→0.10←三角点標
4 支援センター十字路→0.10←展望の南端肩→0.05←三角点標
 バス停犬石下車。南の交差点から東へ進む。緩くカーブを繰り返した左側には金蓮(こんれん)院がある。門
の左側にはイチョウの木が太い。本堂の裏手には犬石の地名になった飛錫岩があり、これは墓地の裏から登
れる。そう高いものではないが西側の展望がいい。門前を更に進むと支援センターと特別支援学校との十字路
に出る。
 バス停安房神社から安房神社野鳥の森を経て東へ進み、宮川橋を渡る。八坂神社の旗立柱の位置で右折
する。参道は失われたが社殿が遠望される。そこにはタブノキが太い。
1 十字路から正門前を通過する。松岡観音堂が左側の奥こまった位置にある。小堂の中には総高さ1メート
ルほどの観音石像が奉られている。山の南側の裾が近いが、登路は無い。道路がやや下りかけた十字路に
は松ヶ岡八幡宮と金毘羅大権現を案内する新しい腕木型標識が有って、左折する。東電柱大神宮67柱。次
ぎの十字路(大神宮70柱)では北へ直進するが、もう鳥居が見える。数段きりの石段の上に社殿が有り、右
側に集会所がある。大変立派な社名の石碑がある。こんぴらの文字の刻まれた石碑があり、社の脇から奥
へ参道が続く。そこの鳥居の先には正面急傾斜の参道と左へそれる緩い斜面の径がある。太い細い切り株
の敷かれた参道は足元に注意したい。急傾斜になると斜面に刻まれた急傾斜の岩段になる。角のかけてい
る段端もあるので慎重に足元を選ぶ。横穴に大部分を納めた社の赤い格子戸の前は奇麗に均されている。
南東側の眺めがいい。平成27年・2015年の奉納の文字がある。左側には水平な径が出来ている。
 鳥居の先、左側へ緩く登る径は左側の尾根筋に出てこれを登る。右側に分岐する水平路は金毘羅大権現の
社殿への新しい径だ。そのまま尾根筋を登ると金毘羅大権現の岩屋の真上あたりで本尾根筋に出る。奇麗な
踏み跡があって右側へ進めば小さく上下した先で三角点石標のピークに至る。
2 十字路から学校と支援センターの間の道路を進む。未舗装になり学校のプールの東端で道がクランク曲が
りする。左側のソーラーパネル群をフェンス越しに東側から北側へ山裾を進む。北側ではフェンスが山の竹薮
に取り付く箇所、岩の段があって山の中の径を進む。七曲がりして尾根筋に出る。最初の小ピークを上下して、
緩く上ってマテバシイの並木に出る。通行止めの柵の北側には径が繋がっているが、ここで右後ろへVターンす
る。右側に広場のある緩い鞍部を通過したあと、急登になる。三角点のピークに至る。
3 十字路から学校と支援センターの間の道路を進む。未舗装になり学校のプールの東端で道路が曲がる。そ
のまま山裾に突き当たった位置に左へ登る緩い斜路がある。これを登ると南北尾根筋に出る。左へ進むと右
下の金毘羅大権現からの径を合流させて三角点のピークに至る。
4 十字路から学校の正門に入り、右端に沿って進む。職員の駐車場、実習棟の脇を抜けて、その東端へ進
む。ここが山の南側の尾根端部だ。山裾を僅か進むと「しいたけの里」「きのこの山」と看板とのある位置から
山径に入る。実習棟の東端の上部の位置から尾根筋を登る。かなり急な自然の岩段だ。右側に寄ると尾根
筋南端の肩のピークに出る。南西側の展望がいい。石祠だったろうと思われる基壇の石がある。尾根筋を北
へ進むと先ほどの左巻き径を合流させる。又、プールの東端からの尾根筋の径を左から合流させる。右下の
金毘羅大権現からの径を合流させて三角点のピークに至る。
 この径は登り口が学校の敷地内なので、事務所に立ち寄って了解をとるか、遠慮するのがいい。前三者の
コースで尾根筋に登り、南端の好展望の肩ピークを往復して戻るのがいいだろう。

E 金毘羅大権現の幟幡の参道 「金比羅山」

F配水池のピーク ●101
 南側斜面には鉄塔が複数遠望されます。北側の斜面にはトラック競技場のような直線とカーブを繰り返す道
があります。もっといい山名がわかったら訂正します。
 佐野交差点→0.30←ピーク
 
バス停安房佐野の南、交差点南東側の角がなぜか広い。北東へ延びる道路に沿った方向で山側に未舗装
道がある。ほとんど水平だ。草も無く倒木も無い。轍が薄くあるだけだ。右カーブは陸上競技場のトラック思わ
せる半円状だ。最初の右カーブは直線延長方向に民家がある。次の左カーブも半円状だ。右手にフェンスが
あり、減圧槽と読める看板と中に装置がある。次の右カーブでは南の方へ行く道が分岐している。これは荒れ
ている。向き直って切り通しの道を抜けるとフェンスの門に三芳水道企業団配水池の看板がある。ここで左側
の切り通しの山へ登る。薄い踏み跡しかないが、分けなくなだらかな山頂に出る。小さく起伏しているので変な
感じだ。その一角からは配水池が眺められる。木々に隠れて南斜面の鉄塔は見えない。

G松ヶ岡金毘羅山と小塚大師
 バス停下神余→0.05←堰面橋→0.05←久所橋→0.15←丁字路
 丁字路→0.05←小塚大師
 丁字路→0.10←松ヶ岡八幡宮→0.15=0.10←三角点標
 バス停下神余から県道を南へ進む。県道を東へ分岐する細道に入って交通量の多い県道を避けたい。この
細道が再び歩道に合流すると県道の西丁字路に出る。この丁字路の僅か南、西側には堰面地蔵が岩壁に穿
たれた横穴に奉られている。この丁字路を西へ進む。堰面橋の南側の川面は直ぐ近いが、北側の水面は遠
い。橋の下で河床が段差になっているのだ。人工の堰か自然の崖か未調査。しかし他者の滝についての紹介
にはこの堰面橋はない。
 西へ進んだ道路の左手の山は低くなり、右手の遠方の山が間近に見えて来ると、久所ぐじょ橋がある。渡って
北丁字路る。を一旦見送って西へ僅か進むと右側の崖が穿たれ久所地蔵が奉られている。足元に注意して段
を登る。
 更に西へ進んで道路の左右に住宅が増える。北側の遠方には千竜寺がある。境内は広くはないが南側の眺
望がいい。又一つ西側の径を北側に進んだ箇所には爪彫り地蔵がある。千竜寺岩屋地蔵堂だ。岩を爪で彫っ
た地蔵像が奉られているというが、前立ちの後ろがガラスの為、反射して見られない。
 竜岡神社の前を進むと丁字路に出る。この丁字路を左折すると、朱塗りの橋小塚橋を渡りイチョウの木の高
い小塚大師の前に至る。丁字路を直進すると姥神社裏の竹薮の先、坂道を僅か登った右側の十字路には松ヶ
岡八幡宮と金毘羅大権現を案内する新しい腕木型標識が有って、右折する。東電柱大神宮67柱。次ぎの十字
路(大神宮70柱)では北へ直進するが、もう鳥居が見える。数段きりの石段の上に社殿が有り、右手に集会所
がある鳥。大変立派な社名の石碑がある。こんぴらの文字の刻まれた石碑があり、社の脇から奥へ参道が続
く。そこの居意しの先には正面急傾斜の参道と左へそれる緩い斜面の径がある。太い細い切り株の敷かれた
参道は足元に注たいぶ。横。急傾斜になると斜面に刻まれた急傾斜の岩段になる。角のかけている段端もあ
るので慎重に足元を選穴5年の奉に大部分を納めた社の赤い格子戸の前は奇麗に均されている。南東側の
眺めがいい。平成27年・201納の文字がある。左側には水平な径が出来ている。
 鳥居の先、左側へ緩く登る径は左側の尾根筋に出てこれを登る。右側に分岐する水平路は金毘羅大権現の
殿跡がへの新しい径だ。そのまま尾根筋を登ると金毘羅大権現の岩屋の真上あたりで本尾根筋に出る。奇麗
な踏み跡があって右側へ進めば小さく上下した先で三角点石標のピークに至る。

E 金蓮院 客殿の裏 墓地の東 飛錫岩・飛錫塚

H神余城山 ○52
 バス停神余小学校前→0.05←城山
 神余(かなまり)小学校の北側、道路に面して急崖が迫っている。南側の道路を東へ進む。墓地西端の階段を
登る。登りきる手前右側に未舗装の分岐があり、弥勒菩薩像ほかが整理されている。その山道を進むと小祠の
祀られた山頂に至る。その東側には窯跡もある。この附近が主郭だ。踏み跡を辿ると一段低い平地を経て更に
一段高いピークに出る。踏み跡は下生えに覆われて自由に進めない。展望も無い。
 墓地の東端(神余401柱)から斜面に細い踏み跡を辿る。東西の高地中間の一段低い平地に登りつき、合流
する。
 神余小学校の南端、プールとの間の道路を東へ入ると学校南門がある。階段を登った校門の直ぐ左手にイロ
ハモミジの古木がある。

I山下城跡 ○90
 バス停安房大倉→0.10←集会所前十字路→0.10←山下城跡
 バス停安房大倉下車、県道を北側に進んだ西側に下る道路がある。山下橋に銘板はあるが読めない。もう一
つ川を渡る。南側だけに水面が認められる。道路の大きさより格段に広い十字路の左前の建物は山下集会所
で、外壁が掲示板になっている。その裏口側に細いコンクリート舗装の路が登っている。
 左右の分岐を見送って舗装の急斜面を進む。舗装が途切れ、左側に二本、右直進気味に一本径が分岐して
いる。
 左前の径を進むと尾根筋に出る。尾根の切られた岩の壁に横穴が穿たれている。大山祇神社の立派な石碑
が祀られている。
 左奥の径を進むと前者の壁の上部にあたる尾根筋を進む。竹薮の中の奇麗な径だが直ぐに小さな頂部に出
る。竹薮の外れだが、樹木が多く展望の無い平地があり、隅にトタン板の倉庫のようなものがある。
 曲輪と腰曲輪の残る山下(やまもと)城跡だが、この二つの径以外の小路には墓地が点在しているので、失礼
の無いように深入りしないほうがいいようだ。
 集会所の入口には看板が無い。岩壁が不規則に穿たれ、地蔵像が奉られている。

J バス停神余 カーブミラーの脇には浅間宮の標識があります。

J京塚山 ●161 と●182ピーク
 自性院のスダジイ。本堂の前左寄り、高さ14.5メートル、幹周り4.3メートル。本に枝分かれしています。
ほかにイチョウ、クスなど太目の木が多い。
 バス停上神余→0.10←三又→0.10←社名標柱→0.05←浅間石祠と十字路→0.10←K字路
→0.05←京塚山
 社名標柱→0.05←十字路(東電柱104柱)→0.05←十字路(別荘地端)→0.05←
無線中継局分岐(支線柱49)→0.10←林道越地原2号線付近・東側の分岐→0.05←
林道南条線分岐→0.10←分岐点(山荻305柱)→0.05←マテバシイ下りの分岐→0.05←
●182ピーク
 分岐点(山荻305柱)→0.05←安房グリーンライン丁字路山倉線起点

 バス停上神余(かみかなまり)には浅間宮を示す標識がある。ここから舗装道路を東へ上る。宮本養鶏の看
板が大きい。小さな切通しの手前右側に浅間神社の石標柱が建っている。※ここから山道に入る。すぐに分岐
があり、鳥居のある左へ進む。火袋のない灯籠と立派な石祠がある。その裏側は十字路になっている。
 十字路を右折、南西へ緩く下る。鞍部のK字路では左側直進の下生えの少ない緩い上りへ進む。マテバシイ
の大木附近で右側の平らな山頂へ進む。左へ下生えをかわしてわずかに高い京塚山の山頂に至る。青っぽい
座布団のような石が重なっている。
 ※浅間神社の石標柱の切通しからそのまま道路を東へ進んだ十字路(104柱)で南へ坂を登れば草原を前
にした峠で右折、溝径を上って石祠裏の十字路に出る。右側に浅間神社石祠の裏の位置だ。左側にも奇麗な
未舗装道があり京塚山は直進する。
 ※浅間神社の石標柱の建つ切通しの東、東電柱104柱の角を見送ると変則十字路に出る。そのまま道なり
に進むと分譲地の十字路に出る。右折して更に東へ進んで坂道を登る。右後ろに未舗装道路がある。高区第
二配水池に通じる径だ。そのまま舗装道路を進む。
 左側の藪の中に小さな切開きがある。その先、門柱の立つ隣には立ち入り禁止の道路がある。航空標識所へ
行くものだ。右側に林道越地原2号線とその僅か東側道路の左曲がり部にも右側に舗装道路が取り付く。この舗
装道路は館山市畑へ通じている。道路の右曲がり箇所、左側には林道南条線が下っている。
 左側に未舗装道路が上っている。その先に鉄塔が見える。狭い尾根道路になったとき、左後ろに山道が登って
いる。これも鉄塔の元に行くものだ。
 フェンスのV字柱の立つ藪に小さな切り開きがある。東電柱山荻305柱のやや西だ。狭いながらも奇麗な径が
繋がっている。尾根筋の左側になるとマテバシイの陰に小石祠が隠れるようにある。この道が左へ下りかけると
ころ、マテバシイ株の右の尾根筋へ移る。フェンス跡のV字柱列に沿って進むと●182ピークに至る。京塚山から
この周辺、同じような高さの丘陵が連なる中で高いほうだ。
 山荻305柱付近そのまま舗装道路を進めば、緩く下って安房グリーンラインに丁字路型に取り付く。北へ進め
ば音落ヶ嶽にも繋がる。
 バス停上神余から浅間石祠、附近までは神余周辺ウォーキングマップ・林道コースの一部だ。

J 京塚山 基壇石か

K神余周辺ウォーォーキング
 バス停下神余のやや北側に日吉神社の参道があり、その入口の角にふれあい神余の里があります。その駐
車場の隅に神余を紹介する絵看板があり、その一部に神余周辺ウォーキングマップがあります。三つのコース
が紹介されています。いずれも周回コースですが、起点の指定はなく、所要時間も書かれていません。途中の
目標物については詳しく書かれています。
 神余地区は広い。北寄りには大高尾の文字が国土地理院の地形図に見える。角川書店の日本地名大辞典
千葉県1405頁、小字一覧では館山市神余に大高野が見えるが、上ノ台や大高尾はない。
 各コースを任意に分解して紹介します。
 JR内房線館山駅、バス安房白浜駅行き豊房線に乗車。バス停上神余、安房大倉、神余小学校前、下神余
下車。
 八犬伝伝説コース
 バス停下神余→0.05←塩井戸橋北方の十字路→0.10←山下集会所十字路→0.05←
自性院南入口→0.00←バス停安房大倉
 バス停下神余から西へ下る道路は塩井戸橋を渡ると左側に畑ヶ中はたけがなか集会所があり、その前を左
下へ進む。道の右側には石仏大師像の覆い屋と太いイチョウへの石段があり、左側には円い井戸があり水が
溢れている。井戸の水はしょっぱい、飲用は禁止。川面に近い。
 集会所の前を北へ進むと喰い違いの十字路に出る。東寄りの道路を北へ進む。右丁字路で右折、水田を南
側にした細い道路はクランク曲がりして丁字路に突き当たる左折して北へ進む。左側を山裾にした住宅の点在
する道路は右側が水田だ。左側に数段きりの階段の先には六地蔵像が並ぶ。山下集会所だ。北側の十字路を
右折、最初の北丁字路に入る。左右住宅地の道路は最後の住宅地への私道を左に太いスダジイを右に見て下
り、川の右岸の径になる。手摺もない小さな橋を渡ると水田の中の径になり、県道に出る。僅か北側が自性院の
南側入口で、岩の崖に六地蔵像を見る。県道で南へ下り左に分岐する径に入り、これが県道に合流した僅か先
がバス停安房大倉だ。
 源頼朝・弘法大師伝説コース
 バス停下神余→0.05←堰面橋→0.05←久所橋→0.10←
塩井戸橋北方の十字路→0.15=0.10←回国塔前→0.05←アスナロ分岐→0.10←
大高尾上ノ台集会所大井戸
 バス停下神余から県道を南へ進む。県道を東へ分岐する細道に入って交通量の多い県道を避けたい。この
細道が再び歩道に合流すると県道の西丁字路に出る。この丁字路の僅か南、西側には堰面地蔵が岩壁に穿
たれた横穴に奉られている。この丁字路を西へ進む。堰面橋の南側の川面は直ぐ近いが、北側の水面は遠
い。橋の下で河床が段差になっているのだ。人工の堰か自然の崖か未調査。しかし他者の滝についての紹介
にはこの堰面橋はない。
 西へ進んだ道路の左手の山は低くなり、右手の遠方の山が間近に見えて来ると、久所ぐじょ橋がある。渡って
右北丁字路を一旦見送って西へ僅か進むと右側の崖が穿たれ久所地蔵が奉られている。足元に注意して段を
登る。
 久所橋の直ぐ西の丁字路を北へ折れ、山裾から水田の中の平坦な道になる。左手に古刹知恩寺の参道を見
送る。住宅地の喰い違いの十字路(右丁字路・塩井戸橋方面のあと左丁字路)で左折して北へ進む。最初の右
丁字路を見送った先左カーブの先右カーブ右手の岩崖に横穴が穿たれ、石造地蔵菩薩立像が奉られている。
その崖の上へ行かれる小径がありそこには地蔵像の浮き彫りされた回国供養塔がある。
 右手に二回の分岐を見送った先右カーブするとコンクリート舗装面は荒れてくる。山の中の未舗装道になるが
充分幅は広い。左手に廃屋もある。左側に標識があり、右手の山肌に石塔の基壇がある。そのわずか下の斜
面に回国塔がある。これまでの緩い登り坂は終わり、道の最高部を越えると左にカーブし、木々がなくなる。セ
ンリョウ小屋の並ぶ谷の上部を西から北へ回り込む。この附近だけは狭い径だ。東に向き直った位置でコンク
リート舗装の路面が始まる。左側アスナロだと思われる針葉樹の脇から左手の斜面を登る細道が分岐してい
る。その先に標識がある。左手の藪の中に細道が隠れている。これに入って径が広がると左にカーブ、急な下
りの舗装道になる。左寄り直進は民家の敷地、右に折れた急な下り道路を進む。水槽の前は上ノ台集会所、
水槽の南側の崖の覆い屋の下が大井戸。斜路の下には東へ進むと山下集会所前の十字路に繋がる道路が
緩く下っている。

K神余周辺ウォーキングマップ

 バス停安房大倉→0.10←山下集会所十字路→0.20←舗装終点左丁字路→0.10←道路合流
→0.05←大高尾上ノ台集会所大井戸
 バス停安房大倉下車、県道を北側に進んだ西側に下る道路がある。山下橋に銘板はあるが読めない。もう一
つ川を渡る。南側だけに水面が認められる。道路の大きさより格段に広い十字路の左前の建物は山下集会所
で、外壁が掲示板になっている。右折、北へ進む。突き当り丁字路は左折、坂道を登る。その後舗装の続く道
路が山の中腹を縫う。右からの小尾根先を右折すると道路は水平になり、左手がセンリョウ小屋や農地などの
平面になる。その先で道路は左丁字路になる。直進も左折も未舗装道で左折する。
 センリョウ小屋の敷地を外れると竹藪の中の径になるが倒竹は無く幅広い。左手が開けると径は二又になる。
右直進は山径のまま、左への下り径は幅のある道路になって農地の脇、ビニルハウスの前を通り抜ける。右後
ろとの道路の合流点ではソテツが数本大きい。舗装道路下りの傾斜が強くなると別の幅広い道路に合流する。
左折して東へ下ると山下集会所前の十字路に繋がるものだ。これを右へ登ると民家が現われる。左手一段上
に別の道路が二又分岐している。ここには大井戸の標識があり、上ノ台集会所がある。
 林道コース
 バス停安房大倉→0.10←山下集会所十字路→0.15←バス停上神余
 バス停安房大倉から北へ進んで直ぐ左へ下る。山下橋の先、広い十字路の南西角は山下集会所で右折北へ
進む。突き当り丁字路は右折、坂道を登る。その後左カーブ北へ向きなおる。ゴミ屋敷があるのかゴミ袋が道路
に溢れている。その後細いコンクリート舗装の中腹の径になる。その後舗装は途切れ途切れになる。再び幅広
い道路になると左側には民家が現われる。その後小川を渡り三又を右へ。小さな橋、上の橋から県道に上が
り、そのまま北へ進むと僅かで、バス停上神余で待合室がある。
 バス停上神余→0.10←三又→0.10←社名標柱→0.05←浅間石祠と十字路→0.10←K字路
→0.05←京塚山
 バス停上神余には浅間宮を示す標識がある。別項にて紹介済み。

K 神余周辺ウォーォーキング 大井戸

 バス停安房大倉→0.10←東丁字路(東電柱西神余48柱)→0.10←和田前橋
 バス停神余小学校前→0.10←和田前橋
 和田前橋→0.10←加藤林道チェーン→0.10←舗装道路終点→0.10←東丁字路→0.10←
左K字路→0.10←浅間神社と十字路
 左K字路→0.05←京塚山
 浅間神社と十字路→0.05←社名標柱
 浅間神社と十字路→0.05←十字路(東電柱104柱)→0.05←社名標柱
 バス停安房大倉から南へ進む。県道が右へカーブする附近(東電柱西神余48柱)の東側の道路に入る。住宅
地を抜けた農地の先、和田前橋で左折する。
 バス停神余小学校前僅か北側の落石防止金網の北端で東への道路に入る。和田前橋では直進。
 和田前橋から東へ進むと右側に大きな覆い屋がある。炭焼き窯だ。左右に農地が拡がり、道路は山の林にさ
しかかる。里見桜についての解説板があり、道路にはチェーンが張り渡されている。緩い登りと水平な道路とを
繰り返す。右側には未舗装道、舗装道路が取り付き、センリョウ小屋もある。緩い下りの先、右側に畑がある。
この北端でこれまでの舗装道路は終わる。
 幅は広いが草の径になる。草深いのは最初だけ、左右の木々が高くなる右カーブ気味の奇麗な未舗装道にな
る。左からの小尾根筋を乗り越える箇所で東への分岐がある。右側の山を巻く径が続く。その径にマテバシイの
大木が面している。この大木の直ぐ北側の径の鞍部では、左側に二つ分岐が見えるが右寄りに直進する。
 十字路がある。右側には奇麗な径がある。左側は浅間石祠の裏側の道だ。
 浅間石祠の参道を下ると素木鳥居を潜って石標柱の脇から舗装道路に降りる。
 浅間石祠の裏側からやや急な下りの道を直進すると右側が開ける。草原と二階家が遠望できる鞍部に出る。
正面は径が登っているが、ここで左へ折れ急な坂道を下ると舗装道路との十字路に出る。(東電柱104柱)左折
した先には浅間神社の石標柱が建っている。                    房総丘陵 1000