三條大塚山 1130

 内房線五井(ごい)駅乗換え、小湊(こみなと)鐵道、上総中野駅下車。小湊鐵道は養老渓谷駅止まりの便
があり、上総中野駅までの便は少ない。外房線大原駅乗換え、旧国鉄木原線=いすみ鉄道、大多喜駅、東
総元(ふさもと)駅、久我原駅、総元元駅、西畑駅、上総中野駅下車。すみ鉄道は廃止の議論が持ち上がってい
ます。今後の成り行きなど注意が必要です。      房総丘陵1000
 バス路線平沢循環線は廃止されました。バス停の名前に代えて別の名前を工夫します。

@七面山展望公園 中野七面山○160
 上総中野駅→0.05←光善寺→0.10←七面山展望公園
 上総中野駅下車。上総中野駅は小湊鐵道、いすみ鉄道の共通の無人の駅だ。駅前広場は広い。竹を斜めに
切断したデザインの公衆トイレがある。
 駅前の国道465号線で右折し、右手に駐在所のある丁字路で左折する。舗装道路を上ると左手に、光善寺と
七面山展望公園の案内標識がある。狭い舗装道路を上る。左手にイチョウの太い木を見た先、左手に
山門、右手に光善寺本堂のある前庭に出る。
 駅前の国道465号線で左折し、右手の細い道路へ東電柱西畑129柱で右折する。狭い道路の突き当たり、
表参道の石段がある。古い石段なので足元に注意したい。山門を潜って光善寺本堂前の前庭に出る。
 本堂左手から裏に墓地があり、コンクリート舗装の細い径が続いている。これが段径に変わると奥の院に出
る。振り返ればもう南側に展望がある。左手に尾根筋が延びていて、ベンチも並んでいる。奥の院の裏手の山へ
山道が続いている。琵琶をかかえた姿の天女様の小さな石像が覆い屋の掛かった石祠の中に奉られている。こ
れが七面天女像だ。
 頂上は奥の院の屋根の高さで、南側半分の展望が得られる。桜の木もあるので、季節が合えば素晴らしい眺
めになる。

@ 上総中野駅構内 右側が小湊鐵道のホーム 左側がいすみ鉄道のホーム

A鬼子母神堂  ○160 
 上総中野駅→0.10←西参道(コンクリート道)→0.10←鬼子母神堂前
 上総中野駅→0.10←西参道(コンクリート道)→0.05←表参道→0.10←鬼子母神堂前
 西畑駅→0.05←表参道→0.10←鬼子母神堂前
 上総中野駅下車。駅前の国道465号線を右折し、東へ進む。左手の中学校入口のやや先、左手コンクリート
舗装道路が山裾を登っている。入口には車止めチェーンが張られている。古い石塔があって、大師御自作子
安鬼子母神像と彫り込まれている。コンクリート道路はカーブを繰り返す。左右に低い尾根筋のある「峠」部を越
えると、水平やや下りになる。左手に別の尾根があって、細い踏み跡が上っている。道路は二つの堂の脇に出
る。手前の堂には朝日堂と札が下がっている。しかし、中は倉庫状態だ。手洗石が右手にあり、左手に常徳寺鬼
子母神堂がある。
 駅前の国道465号線で右折し、東へ進む。中学校入口の先で、左手にコンクリート舗装の参道が山裾を登っ
ている。更に国道を東へ進んで、道路は下りかける。東電柱西畑64柱の僅か先、左手に分岐する未舗装道が
ある。離れて見上げると道路の崖の上にコンクリート舗装道の参道入口で見たのと同じ古い石塔がある。その
位置が高くて同じ文言なのだがとても読み取れない。並んでいるもう一つの大きな石塔は題目だ。
 西畑駅下車。国道465号線に出て西へ進む。庄司橋を渡る。この付近からは鬼子母神堂が、木立を透かして
山頂近くに見られる。右手に未舗装道がある。崖の下から登って行く道だ。崖の上には古い石塔がある。
 左手に農家がある田畑の中の道はススキに囲われている。左手に溜池を見た後、段径にかわる。古い石段に
なって左手に小さな石祠があり、石像がある。そのわずかで堂の前に出る。
 堂の正面脇には由緒が書かれている。左手に朝日堂があり、コンクリート舗装の道路がある。進むと右手の尾
根筋に山道があり、登るとうzかで、堂の裏山に出られる。太い丸太が転がっている。東側の眺めがいい。

@ 上総中野駅 中央の白いものが公衆トイレ その陰に駅舎があります。

B三條大塚山 △241.3
 B−1 西畑駅から
 西畑駅→0.10←小広場→0.25=0.20←大塚山
  西畑駅下車。無人駅だが、公衆トイレがある。南へ進んで踏切を渡って直ぐに未舗装道へ右折する。緩く登
る道は左後ろからの合流を見て緩く下る。ガードレールの見え隠れする丁字路を右折した先、右手に横沢踏切
があり、ここで左折する。◆
 国道465号線を西へ進む。庄司橋の東詰めで左折し道路は横沢踏切を渡る。◆
 ◆緩い傾斜の未舗装道が一直線に南へ登っている。この道が小さな広場に出た所付近から狭くなり左寄り
の尾根筋へ上がる。尾根径が続くが左に分岐のあった後、右に二本水平な径を分ける。いずれも尾根筋の方に
コースサインがあり踏み跡の濃い尾根筋を進む。左後ろからの合流があった先には右に溝径があるが、ここで
は左の尾根筋の急登を登る。
 切り開かれた電波塔の下、大塚山の北側の肩に出る。360度の眺めがある。西側斜面に切り株の椅子が多
数並び、東寄りの最高所に三角点と、この地方出身の歌人を紹介した看板がある。この山を読み込んだ歌も書
かれている。その御子孫には国会議員も出ている。真北には細い踏み跡ながら下り径がある。東屋やベンチテ
ーブルがある。西側の肩には、手摺り柵の付いた段径がある。東屋と砂利道の終点もある。真南の東寄りの斜
面にも急な下り径がある。

 B−2 万葉ロード
 ここで紹介する大塚山のコースのうち一番おすすめのコースです。
 上総中野駅→0.20←(三条入口南)万葉ロード入口→0.20=0.15←林道終点看板
→0.15=0.10←大塚山
 上総中野駅下車。駅前の国道465号線を右折し、東へ進む。駐在所の先で県道177号線へ右折し、南へ進
む。する。堀切興津踏切を渡り、大道(だいどう)橋を渡る。この付近は道路がカーブしアップダウンするので行き
交う車輌は少ないが、通行には注意したい。
 三条入口には、大きな看板がある。「曼珠沙華寺呼び戻しの鐘」と書かれている。曼珠沙華寺は浄宗寺という
寺で秋になると境内は真っ赤な彼岸花で覆われる。江戸へ出稼ぎに行った息子が帰らないので、早い帰郷を願
って寺の鐘を叩いたという。軒先には小さなの鐘が吊るされていて、今も気軽に叩けるようになっている。戦時中
金属供出に応じてこの鐘は寺を出たが、終戦後、無傷で戻されたという。又、昭和30年(1955年)盗難にあっ
たが半年後、無事に見つかって寺に戻ったという。正に寺へ戻る鐘だ。
 この付近からは大塚山の頂上が尾根の先に見える。県道のやや南側の右手には三條公民館があり、万葉ロ
ード臨時駐車場との看板があった。数台の駐車が可能だ。道路が右カーブする左側には旧道の広い路肩が花
壇になっている。その先の左手に万葉ロード入口=大塚山の登り口があり、腕木型の案内標識がある。
 路傍には万葉集の歌の書かれた木札が所々にある。札は傷んだために大部分が新調された。左にガードレー
ルに囲まれた未舗装道路が丁字路で分岐する。ここから万葉集の歌の木札が多くなる。民話「罰当たりの石」を
書いた大きな看板のある僅か先、左側の山側に溝径が分岐している。古くからの径で、これは登れない。
 左手に傾斜の急な斜路があり、右手には丸太の段径がある。左右共に中央の広場で合流する。ここにはトイ
レがあり、西側の展望が開けている。広場の左側には手摺りのある急な段径が延びている。登ると大塚山
の頂上に出る。
 広場の右側にはスロープの山道があり、南側の尾根筋で北へ向き直って山頂に至る。途中、東側の展望台と
大塚山神社への小径がある。これは山頂で合流する。

A この付近からは鬼子母神堂が、木立を透かして山頂近くに見られる。
下手な写真ではお堂は色彩不明でわからない!!

 B−3 法輪寺の前から
 上総中野駅→0.20←(三条入口南)万葉ロード入口→0.10←田代滝入口→0.05←
小丁字路(東電柱弓木270柱)→0.05←
弓木神社→0.05←法輪寺の前→0.10←丁字路の網扉
→0.20=0.15←小ピーク→0.15←大塚山
 上総中野駅下車。駅前の国道465号線を右折し、東へ進む。駐在所の先で、県道177号線へ右折する。堀
切興津踏切を渡り、大道橋を渡る。三条公民館の付近からは大塚山の頂上が尾根の先に見える。防火水槽の
丸い赤い標識のある左手が万葉ロードの入口になっている大塚山の登り口だ。
 更に県道を南へ進む。下台付近から左手に大塚山の頂上が見える。左手に田代滝への分岐を見送る。右手
に弓木(ゆみぎ)神社の鳥居と社殿がある。法輪寺の前に近づくと道路の西側が円弧状に拡がっている。東側
には細い道路と水色の倉庫があり、この道に入る。
 道路を道なりに左へ曲がって、東電柱弓木138柱の所で民家の前に出る。右側の未舗装道に入ると、そ
の先に白いガードレールが見える。この道を進む。網の扉の前、左側に分岐があり、こちらへ曲がると又網の扉
がある。この扉を開閉して進むと又今度は右手にT字路型に分岐があり、右手の坂道に入る。この付近、周囲に
は竹が多い。
 溝径が尾根筋に変わると尾根の左右に巻き径がついている。尾根筋にも踏み跡があり、こちらにコースサイン
もある。緩い登りで尾根筋を進むと老大木の脇を抜け痩せ尾根になると西側の景色が見下ろせる。左に直登路
右に巻き径、二つ目の小ピークも右の巻き径の方が紛らわしくない。赤白のポールの転がる北側の合流点を過
ぎて鞍部から緩い登りで頂上南側の分岐に出る。左側は下草のよく刈られた斜面で桜の木が植わっている。幅
の広い、左側の径道はトイレのある広場にほとんど水平路で進んで、頂上を巻いてしまう。右側の道路はヘアピ
ンカーブの砂利舗装で細い径を右手に分岐させたのち東屋の下に至る。右手に分岐した方は枝木を埋めた段
径を上って頂上に達する。
 小丁字路(東電柱弓木270柱)→0.10←小切り通し→0.25=0.20←宇野辺トンネル
 田代滝入口の南になる小丁字路(弓木270柱)から西へ進むと、舗装道路で宇野辺トンネルに至る。そこから
は石尊代山が近い。

 B−4 西畑駅・弥喜用から
 西畑駅→0.05←弥喜用・下原踏切南→0.05←弥喜用集落→0.45=0.35←大塚山
 西畑駅下車。無人駅だが、公衆トイレがある。国道465号線に出た東角を右へ曲がる。バス停弥喜用(やきよ
う)のあったのは下原踏切の南側、この角で右西へ曲がり細い道路に入る。三又は右へ曲がる。弥喜用の集
落を抜けると左へカーブして緩く下る。左右に未舗装道が広がっている。やや左手に入りくんだ所があって、
進むと向い側にイノシシ用の罠がある。−いずれ移動される可能性もあるが−斜面には溝径の地形が見られ、
これが急斜面で切れ落ちている。この付近には標識もコースサインもないので、入口は見つけにくい。そのV型の
地形の右手にロープがあるがこれも目立たない。V型の地形を谷や川に見立てれば、左岸にあたる位置へ登
る。奇麗な竹林の外れで、この左岸を登る。又は、このV字型の地形の右岸にもう少し楽な踏み跡があるのでこ
れを登る。疎らな林の中を右寄りに、下の倒竹で埋った溝径から遠ざからぬように進む。
 正面に尾根筋があって溝径は右へ折れるので、「右岸」のときはこの付近で溝径を渡って「左岸」へ踏みかえ
る。右下は奇麗に手入れされた竹林だ。左下の溝径の枯れ竹が減った所でこの溝径に降りる。左手の尾根
は低くなり、石門を思わせる岩肌の切り通しがある。
 径は尾根筋か左に巻くことの多い特徴の少ない穏やかな径になるが、大きな倒木のために径が塞がれている
所があるので、丁寧に乗り越えたい。右に尾根を置く径から左に尾根を置く径へ踏みかえる所でや
や狭い切り通し状の地形の所がある。逆方向のとき、尾根の東側を巻いている径の下にもう一本下る径があ
るので、こちらには入らぬこと。
 右後ろから西畑駅庄司からの径を合流させたのち、右へ下る溝径を見る。ここでは左側の尾根筋を選ぶ。痩
せ尾根から傾斜を強めて大塚山の頂上に至る。右下の溝径は山を右側に巻く径でほとんど水平に進んだ後、コ
ンクリート舗装道路のUターン箇所に出る。左へ進めばトイレのある広場から頂上へ行く。右へ下れば万葉ロー
ドで三條へ下る。

B 万葉ロード駐車場 曼珠沙華寺入口 150m先 万葉ロード入口300m先 赤い屋根

C田代滝
 川廻し(流路の短絡)によって造られた人工の滝です。旧河道を下って滝の下流に出られます。
 上総中野駅→0.20←(三条入口南)万葉ロード入口→0.10←田代滝入口→0.10←田代滝前
 三条公民館の先、下台を経て、田代のわずか南、県道が左カーブしている所、東側に田畑への道路が下って
いて、田代滝入口の標識がある。県道の左右に路肩の広い所がある。車は県道より中に入れない。
 道路はすぐに未舗装道になり、三又分岐に出る。左へ進むと右側は河岸段丘の田畑の崖で、道路は北向きか
ら東、南向きへと右へ曲がって行く。右手の崖の中から水音が聞こえる。用水路のトンネルで、その中が小さな
落差を持っていて水音を立てている。道は右山の裾を縫う細い山径になる。すぐに西畑川の左岸に出る。左手
には休憩展望所が造られた。上流には2条に落ちる田代滝が見える。
 県道をわずか南へ進むと東への道路がある。進むと木橋があり、下流は低いコンクリート堰になっている。その
更に下流は川幅全部の高低差の低い滑滝になっている。

D殿中山 ●263  兜野山 ○230
 すぐ北側の三條大塚山より高く、他の地域に重なりのない名前です。害獣避けの金網が山を南北に縦断して
張られましたので、これに沿って尾根筋を辿ればわけなく山頂へ行かれます。しかし何の標識も展望も有りま
せん。
 D−1 南側から殿中山へ 北側から兜野山へ
 上総中野駅→0.20←(三条入口南)万葉ロード入口→0.10←田代滝入口→0.05←小丁字路
→0.05←
弓木神社→0.05←法輪寺前→0.10←左折箇所(東電柱弓木163柱左折)→0.10←
峠→0.10←殿中山
 峠→0.05←兜野山
 上総中野駅下車。駅前の国道465号線を右折し、県道177号線へ右折する。三条公民館前から、更に県道
を南へ進む。法輪寺から南へ進む。左側二本目のコンクリート舗装道東電柱弓木163柱で左折する。
 コンクリート舗装の坂道は、二軒目の農家の玄関で左へヘアピンカーブして、未舗装になり今までの道路を左
下に見る。すぐ分岐があり左側の山裾を登る道を選ぶ。左側に傷んだ鳥居と石段がある。別所に合祀された神
社跡への参道を見送る。竹林の中へ差し掛かって左カーブする。右カーブして溝径になると分岐がある。更に
右へ進むと害獣避け金網の張られた尾根筋の峠部に出る。
 峠部には金網が扉になっている。この扉を開閉して金網の東側へ出る。作業のための切り開きに沿って、孟宗
竹の切り株を踏んでかなりの急坂もわけなく進める。年が経てば通行不能の可能性がある。小さなピーク一つの
あとの頂上が殿中山だ。喬木の中で展望はない。
 峠部の金網の扉の東側に出る。南側へ金網に沿って進む。一部急なところもあるが、すぐに長細い尾根筋を
進む。マテバシイの枯れ枝を踏んでピークに進んでも何の標識もないが、峠を挟んだピーク兜野山の頂上だ。す
ぐ南側は小さな崖の下に林道が見える。

B 浄宗寺の境内の花(彼岸花)と大塚山

 D−2 北側から殿中山へ
 法輪寺前→0.10←丁字路の網→0.15←殿中山
 上総中野駅から県道177号線を進んで、法輪寺を目指して南へ進む。水色の倉庫が東側にある。ここから狭
い舗装道路を東へ入る。道なりに直進する。民家の前で舗装が切れる東電柱弓木138柱のところまで進んで、
右側の未舗装道を登る。左手に分岐のある金網の扉の前に出る。左手の分岐は大塚山へ至る径だ。扉を開閉
して直進すると広場状の広い三又に出る。右側の広い道路は細くなりながら、緩く登っている。直進は緩く下って
いる。左側の斜面には枯れ枝や枯れ草に覆われた溝径らしきものが登っている。
 右南側の分岐を進むと徐々に幅を狭めながら緩く登る。三又型の分岐は右側を選ぶと、その右側に先ほど
扉で抜けた金網がある。この金網は更に右側のピークへ曲がり込んで離れたりするが、この金網に沿って平ら
な径を進む。
 左側が小尾根の末端部で踏み跡がある。このまま金網に沿って急坂をいとわず進めば左側に竹林、右側に
金網の扉、金網の向こうに共聴アンテナを見る。右に曲がったわずか先が一番高い。殿中山だ。
 左側の小尾根の末端部に踏み跡がある方へ進むと、緩やかに高度を上げる奇麗な踏み跡が続く。小尾根を
越えると、お盆状の谷の竹林の上に出る。左側に水平な踏み跡が二本見えるが、これらには入らず、右手へ、
尾根の上部へ進む。踏み跡らしくはないが、歩きやすい。すぐに金網に突き当たる。金網の向うには共聴アンテ
ナが見える。左へ折れるとわずか先が一番高い。殿中山だ。

 D−3 せせらぎの滝
 せせらぎ橋北の東側に長い参道を持った妙厳寺があり、境内には樹齢430年、天正年間(1573年〜1592
年)に植樹されたオオスギ二本が本堂の前に並んでいます。幹周り5.2メートル、高さ25メートル。ほかにスダ
ジイも大きい。
 総元駅→0.05←バス停笛倉橋→0.10←戸越踏切→0.05←交差点(新船塚橋南側)
 西畑駅→0.05←弥喜用・下原踏切南→0.20←交差点(新船塚橋南側)
 交差点(新船塚橋南側)→0.15←せせらぎ橋→0.10←せせらぎの滝
 総元駅は無人駅でホームに降りて西寄りに二つの出入口がある。右側がトイレの入口で左側が改札口だ。待
合室のベンチが並んでいる。駅舎の東半分は黒原公民館になっている。表通りの国道465号線に出て左へ曲
がる。丁字路で左に曲がり、笛倉(ふえぐら)橋を渡る。踏切の先で西畑駅からの道路と合流する。新船塚
橋の南側だ。左へ曲がり南へ進む。宇筒原、妙厳寺の参道を過ぎ、右手にせせらぎ橋がある。広い道路が分
岐している。緩い坂道を登ると右側にせせらぎの滝体験農園の看板がある。これを進むと右側に果樹園と販
売場が見える。その右側へ道路を分岐して進む。
 正面に休憩ベンチがあり、右手に駐車場とたけのこ、果実の直売場がある。左手奥にはベンチがある。ここ
まで進むと湾曲した河岸の岩壁を流れ落ちる滝が眺められる。清潔感にあふれた気持ちのいい滝だ。
   難読地名 百鉾(もふく)

B−2 浄宗寺 この日は法要があり、開いている。向拝の脇に呼び戻しの鐘がある。

 D−4 せせらぎ橋を渡って北側から殿中山へ
 せせらぎ橋→0.05←分岐点→0.15←丁字路の網の東側→0.15←殿中山
 総元駅又は西畑駅からせせらぎ橋を目指す。橋を渡るとせせらぎの滝体験農園への分岐が右にある。そのま
ま広い舗装道路を直進すると左後側にコンクリート舗装の道路が分岐しているが、そのままアスファルト舗装道
路を直進する。道路は県道177号に繋がる。平田トンネルの右側からその上を進む。
 ここは三條大塚山の尾根筋の南端で殿中山を北側から登る径になる。
 平成21年(2009年)の春、平田トンネルが開通した。

 D−5 せせらぎ橋を渡って東側から殿中山へ
 せせらぎ橋→0.05←分岐点左へ→0.15←切り通し部の分岐点→0.10←殿中山
 総元駅又は西畑駅からせせらぎ橋を目指す。橋を渡るとせせらぎの滝体験農園への分岐が右にある。そのま
ま広い舗装道路を直進すると左後ろ側にコンクリート舗装道路が分岐している。急な道路で左に向き直る方向
の道路は尾根筋で舗装が途切れる。正面には下りの未舗装道があり、右手には登りの未舗装道が分岐してい
る。右手の未舗装道は左側に山筋の道路だが、これが痩せ尾根になって、左右の崖が切られた溝道になる。
 この未舗装道をそのまま進むと、竹林の盆地で道路は尽きる。周囲の山並の内、右寄りのわりと低い所を
目指す。尾根筋には北側への下りの踏み跡があるが、これは北側からの径で、左側の緩い尾根筋を竹林の中
を登る。
 左右の崖が切られた溝道のとき、左手の崖に小さな踏み跡がある。これを登った場合は、林の中に薄い踏み
跡があり、コースサインもあって南へ進む。二回の曖昧な鞍部のあとの小ピークで右へ折れて細い杉林の中、幅
広い緩やかな尾根筋を進むと頂部に出る。

 D−6 平沢ダム入口西側丁字路から 殿中山と兜野山
 せせらぎ橋→0.10←右折箇所(東電柱宇筒原144柱)
 右折箇所(東電柱宇筒原144柱)→0.25=0.20←峠
 右折箇所(東電柱宇筒原144柱)→0.25=0.20←兜野山→0.05←峠
 峠→0.10←殿中山

 総元駅又は西畑駅からせせらぎ橋を目指す。更に南へ進み、平沢ダム入口西側丁字路、平沢ダムへの道路
の丁字路、平沢橋。その南側で、西右側の丁字路に入る。東電柱宇筒原144柱。右折してすぐ左折して表の道
路と並行した道路を南へ向き直るとすぐに二又分岐がある。これを右へ進んで緩く坂を登る。右へ曲がって田の
脇から左山の急坂の道路になる。左へ急カーブする。右に分岐があるが、舗装道路の方を進む。右にわりと大
きな小屋、未舗装道の分岐が二ヶ所あるが、いずれも舗装道路を道なりに進む。右側に小さな小屋掛けの作業
小屋のある脇を進むと未舗装道が分岐している。右後ろ寄りと、右前の二本、K字路型になっている。
 右前方の未舗装道の方へ進む。周囲は竹林になって道はどんどん狭くなり、やがて山道になって段道を少々
登って金網の扉の前の「峠」に出る。金網に沿って右へ進めば殿中山で、左へ進めば兜野山だ。
 K字路型の分岐を右に見送って更に舗装道路を進めば、坂の頂部に達して未舗装道になる。左手にコンクリー
トの塊とマンホールの蓋が見える。水槽だ。右手の一段高い所に金網が張られている。やや低い所からこれに
登り、金網に沿って右手へ戻る方向へ進めば右手のピークが兜野山だ。そのまま金網に沿って進めば、扉の
前の「峠」にでる。金網に沿って更に進めば殿中山だ。
 未舗装道は南へ向かって緩く下っているが竹林の広場で尽きる。

B−2 万葉ロード入口

E弓木高塚山 ●242
 E−1 会所入口側から
 法輪寺前→0.10←東電柱弓木163柱→0.15←会所方面交差点→0.05←防火水槽
→0.25=0.20←弓木高塚山

 上総中野駅から県道177号線を南へ進む。法輪寺附近には旧道の広い所があって防火水槽を避けた路
肩の駐車が可能だ。それは、殿中山と兜野山の登り口になる東電柱弓木163柱付近のすぐ南側も同じで、車
止めの縁石に低い所があって、歩道該当部よりも中に広いスペースがある。会所方面交差点から更に南へ
進むと、防火水槽がある。
 その脇から田畑の径を目指す。害獣避けの金網の扉の前へ進む。杉の木立がわずか途切れた所に未舗装
道がある。扉には入らず、金網に沿って右手に登ると又、扉がある。道路は右へターンしてすぐに出てくるのだ。
三番目の扉を開閉して未舗装道に進むと、すぐに径の終点になる。孟宗竹の林の中の斜面になるが、踏み跡
のようなものはない。そのまま東へ高度を上げるとすぐに尾根筋に出る。右手のピークを竹の中を進む。
 ピークからは竹は少なくなり、狭い尾根筋で下るころは踏み跡も明瞭になる。今度は急登になる。左にそれる巻
き径に誘われないように直登すると、頂上に出る。展望はない。北東方向に幅広い緩やかな尾根が見下ろせる。

 E−2 平沢側から
 総元駅→0.05←バス停笛倉橋→0.10←戸越踏切→0.05←交差点(新船塚橋南側)
 西畑駅→0.05←弥喜用・下原踏切南→→0.20←交差点(新船塚橋南側)
 交差点(新船塚橋南側)→0.15←せせらぎ橋
→0.10←東電柱宇筒原144柱→0.10←
たけのこ村→0.10←平沢共同館→0.05←右折箇所(東電柱平沢36柱)→0.10←山崎→0.10←
弓木高塚山
 総元駅又は西畑駅からせせらぎ橋を目指す。更に南へ進み、たけのこ村、平沢共同館を経る。低い山の切り
通し状の南側右手の坂道に入る。東電柱平沢36柱の向い側だ。最後の農家への私道を左手に分ける右カーブ
ののち、周囲は竹林になる。右に竹林への分岐を見た後、左後ろへの坂道が分岐★している。
 左側の山肌が壁状になり、左へ急カーブする。その地点から直線に変わって間もなく、左手の山肌1段上に並
行している未舗装道へ登る。更にもう1段上に並行している踏み跡へ登りかえる。竹林に入る車輌の轍が右手に
消える所までの左手の斜面の切れ込みを狙う。並行している踏み跡に登ったら左後ろ向き変わり、尾根筋
の先端へ向かうと尾根筋に薄い踏み跡がある。
 「右に竹林への分岐を見た後、左後ろへの坂道が分岐★している」その後その坂道は右カーブして向き直る
と、三又分岐に出る。この分岐を右へ進む。雑木、蔓類の為に、幅の広い未舗装道なのだろうが通行不能にな
る。これをかわして尾根筋の先端のところ左手の斜面を無理登りすると、尾根筋の踏み跡に出る。「斜面の無理
登り」に適当な箇所が見あたらない場合、崩壊で狭くなった道路の踏み跡が再び広くなる所で、左手の斜面の
上に踏み跡を探す。
 尾根筋は踏み跡こそ薄いが、枝や倒木の邪魔少なく、小さなピークのあと、急登して高塚山の頂上に出る。

C 田代滝入口の標識

 E−3 弓木東丁字路側から
 ■防火水槽→0.05←弓木東丁字路→0.20←弓木高塚山
 会所方面への交差点から更に南へ進むと防火水槽がある。その脇から田畑の径を
目指すことも出来る。更に道路を南へ進むと東へ向う丁字路がある。ここで東へ曲がる。山裾は害獣避けのフェ
ンスが張られ、赤い鳥居の所でこのフェンスの中に入る。簡素な社がある。祭神は弓木神社に合祀されて、
今は無主の社だそうだ。右側には幹が洞(うろ)状になった大木もある。御神木だったのだろう。社の左側から薄
い草の中へ進む。孟宗竹の林の中なので草は少ないが倒れた竹をかわして進む。右手の山が尾根筋になった
所でこの斜面を目指す。踏み跡はない。孟宗竹ばかりの林なのに3本の太い木が混ざる。一本は杉で、目の
高さほどの所で変に幹が膨らんでいるのが特徴的だ。細い踏み跡が緩い傾斜で数本あるが、更に尾根筋を
直登する。尾根の左側を巻く位置に薄い踏み跡があって、尾根筋に合流する。
 尾根筋の径は尾根が狭くなると明瞭になってシイの並木になる。正面が急登になって、木の根が段径を造って
いるのを登る。この山には珍しい露岩を踏む。右へそれて急登を避ける巻き径がある。しかし右下が流れて狭
い斜面の径になってしまっている。北東側の尾根との取り付きに出て、左に急登すれば頂上だ。露岩の位置か
らそのまま直登してもわけなく頂上に達する。
 赤い鳥居の神社のわずか先に、もう一つゲートがある。これに入ると斜路が東へ延びている。周囲が背の高い
孟宗竹の林になると、径の草は少なくなり、左西へ折り返す。枯れた竹が径を蓋うが、幅があるので通行には差
し支えない。かなり西へ進んで、この幅も径もなくなる。竹林の中、太い木がある。右手に折り返して獣径ほどの
踏み跡を進んですぐ左手の尾根筋を急登する。踏み跡はないが、足がかりに問題はない。尾根筋の左側に薄
い踏み跡があって尾根筋に出る。以下は、神社からの登りと同じだ。 道路からいきなり登りになる。途中、径
が無くなり尾根筋を頼りに急登するので、慎重に進むことだ。
 これらの山は筍の季節、瓜田李下、紛らわしいので入山しないほうがいい。

D せせらぎ橋

F頭見山 ●289
 法輪寺前→0.10←東電柱弓木163柱→0.15←会所方面交差点→0.05←防火水槽
→0.05←倉庫前→0.25=0.20←切通し→0.10←298、299標分岐→0.05←頭見山

 会所方面交差点の南、防火水槽と弓木東丁字路とのほぼ中間の西側には二本道がある。その内、北側の未
舗装道に東電柱弓木214柱がある。民家の脇を抜け、草の轍は左右に分岐する。ここは左手へ緩く登る方へ
進む。害獣避けの金網の扉を開閉して進む。右側が山、左側は金網と浅い谷の地形。右側から古い崩落があ
ったり、枯れた太い竹が倒れてこれが若干径にかぶったりするが、全体的には幅の広い歩きやすい径だ。切り
通しの地形を抜けて、南北の尾根の西側を進むが、東側には尾根筋直進の径もある。これに入る必要はない。
痩せ尾根筋でも幅が広く、ほとんど同じ高さでピークを数回、左に巻く。
 298、299の境界見出標の数字を見る所もピークを前にした痩せ尾根だ。径は左下へ巻き径で続いている
が、ここで斜面を直登する薄い踏み跡を進む。291標の境界見出し標のある盛り上がりから右西へ進む。緩い
登り径は落ち葉で覆われた広い頂上に至る。中央には石標がある。頭見(かしらみ)山で、石標には山と大きく
彫られ反対側には三角点(旧字体)と彫られている。展望はない。南側には未だ幅広い径が続いている。
 県道177号、杉戸林道分岐のわずか南側に東電柱大森406柱で西側に分岐している農道から北へ進んでも
頭見山に至る。
杉戸林道分岐→0.15←分岐→0.20←潅木の平地→0.20←298、299標分岐→0.05←頭見山
            房総丘陵 1000 

D 平田トンネル 東側

E たけのこ村 臨時の飲食店になります。まだバス停があったときの写真です。