全般 △279.7 房総丘陵1000
「清和県民の森三島湖展望コース」とされていたみちで房総スカイライン(尾根筋を走っている自動車専用道
路)へ登り、これを歩きます。登り口はありますが、標識は有りません。緩い登りで頂上に着きます。サルやイノシ
シに注意。湖は水辺、橋の上、湖面のボートなど釣り客で大賑わいしていても、彼らの視線の死角でサルが遊ん
でいます。
平成16年・2004年4月、清和県民の森のコースとしての管理から外されました。コース閉鎖の寂しい扱いにさ
れていますが、通行には支障有りません。
久留里方面からのコースは「大坂富士」の項をご覧下さい。
@ 三島ダム。三島湖。右端が管理事務所のフェンス。左手前が駐車場と公衆トイレ。 |
@三島湖展望コース・展望台ルート
バス停宿原→0.10←バス停三島湖→0.05←三島ダム→0.40=0.35←スカイライン5.9標
→0.15←スカイライン6.7標→0.05←登り口・三川谷林業専用道路ゲート
JR内房線木更津駅又は君津駅下車。中島行きバス乗車。バス停鈴木病院前乃至バス停中島でコミュニティ
バス中島・豊英(とよふさ)線に乗り換える。バス停三島湖で下車。
木更津駅下車。東口発の急行バス、亀田病院行きに乗車。バス停宿原(しゅくばら)で下車。バス停三島湖へ
進む。
バス停三島湖から北へ三島ダムまで進むと左側に駐車場と公衆トイレがある。そのすぐ北側に地層を見せる
崖の下を通る道がある。
崖の下の道を進むと素掘りのトンネルへ入る。一つ目は中で右へ折れるもので、二つ目のトンネルの中にある
右側の穴は、氏神様に通じる行き止りの径だ。二つ目のコンクリート小橋の位置で、左側の標識に従って、急登
の山道へ入る。
谷に沿ってかなり高度を上げる。すぐ上部の山肌には房総スカイラインがあって、その車輌の騒音が届く。右
に折れてトラバース径になると枝尾根を曲がり込む径が連続する。尾根先を曲がり込む径が無く、尾根筋の上
下に径があるところ。尾根を右に下ると数歩で展望台に出る。ベンチが2台あり、三島湖とその対面の山々が展
望されるが、木々の背が高くなっている。これは僅かな往復で済ませて尾根筋を登って崖の上に出る。右東へセ
メントの径、段径で下る。房総スカイライン5.9標附近に下りる。そのまま道路の右側を東へ進み、小坂沢林業
専用道路のゲート前から、梅ノ木台橋、大坂(おさか)沢橋を渡る。尾根を走っている道路なので、時たま右南西
側に展望がある。右側にセメントの山の崖を見た先で、そこからの下り径、吊橋ルートが取り付いている。6.7
標。道路を更に東へ進む。
車輌の通行に気をつけて、北側へ道路を渡る。三川谷林業専用道路のゲート、7キロの標。防火用水のドラム
缶の並んだ緩い傾斜の階段がある。
ここから大塚山までは別項へ。
A三島湖展望コース・吊橋ルート
バス停宿原→0.10←バス停三島湖→0.15←奥米1柱分岐→0.30=0.25←スカイライン6.7標
→0.05←登り口・三川谷林業専用道路ゲート。
@ 釣り客と三島湖 対岸は三島ダム管理事務所 |
@ 三島ダム近くの岩壁 雨のあとなので水は濁っている。 |
バス停三島湖から交差点を南東へ進む。スポーツ広場(テニスコート)への橋の入口、八雲神社の脇を通る。
国民宿舎跡まで行かない僅か手前に案内看板が有り、左へ曲がり、未舗装道路へ進む。東電柱奥米1柱。釣宿
房総ロッジの手前の道だ。吊橋に出る。吊橋の足元は密閉状態で手摺にも隙間はなく、揺れも少ない。
三島湖を渡った対岸を右へ折れ、湖岸を東へ進む。右側は木立を挟んで湖面だ。左側には畑・草地・墓地が
有る。左側に標識があって、谷沿いの山道へ進む。緩い径の右側足元に屋根だけがある。ここから緩い登りが
続く。すぐに沢谷から離れ、尾根径になって、左側に尾根を径が右へ巻くと、左下に房総スカイラインを見下ろ
す。セメントの階段を東へ下って道路に下る。6.7標そのまま道路の右側を南東へ進む。
車輌の通行に気をつけて北側へ道路を渡る。三川谷林業専用道路のゲート、7キロの標。防火用水のドラム
缶の並んだ緩い傾斜の階段がある。
ここから大塚山までは別項へ。 国民宿舎清和は平成21年・2009年3月閉鎖
B大鹿倉林道から
バス停宿原→0.10←バス停三島湖→0.15←奥米1柱分岐→0.15←音事協の森への分岐
→0.10←大鹿倉大橋→0.45=0.40←登り口・三川谷林業専用道路ゲート
バス停三島湖の交差点を南東へ進む。国民宿舎清和だった建物の南側は三島湖に面し、道路は狭い陸橋と
橋で湖面を渡る。左側に釣店があるその先のトンネルに入る。二つ目のトンネルは内部で曲がっているやや長
いトンネルなので懐中電灯を用意して、すれ違う車輌に備えたい。右に音事協の森への分岐を過ぎると、左後ろ
方向へ下る道路が分岐しているのでこれに入る。大鹿倉大橋(おおじがらおおはし)を渡って、大鹿倉(おおしか
くら)林道は左へ急カーブする。右側にも狭い道があって、これは下っている。
「左後ろ方向へ下る道路の分岐している」ところ、狭い急な舗装道路が左前へ下っている。一旦折り返して小さ
な吊橋(長浦橋)に出る。湖面が近い。もう一つの小さな吊橋が手にとるように見える。清水橋で、この橋を渡る
と小さなトンネルを経て、林道東山線に繋がる。長浦橋から右側に清水橋の袂を見ながら、急斜面を登ると、大
鹿倉大橋の「左へ急カーブ」しているところに出る。
道路は農家ほか周囲の建物がなくなるとやや広くなる。左右へのカーブを繰り返して、房総スカイラインに丁字
型に取り付く。7.1標。左へ曲がってすぐのところ、右北側に防火用水のドラム缶の並んだ緩い傾斜の階段、7
キロの標、三川谷林業専用道路のゲートがある。
ここから大塚山までは別項へ。
@ 途中のトンネル内の丁字路を曲がって出た先にある八雲神社 |
C房総スカイラインの登り口から頂上まで
登り口・三川谷林業専用道路ゲート→0.05←左分岐→0.15←大塚山
ドラム缶が並ぶ緩い傾斜のセメント階段からはもう登らない。7標の僅か西側に三川谷林業専用道路のゲート
があり、ここから林道に入る。右脇の小尾根から丸太の段径が下っている。左前の急斜面にも段径が登ってい
る。これらを眺めて林道を進む。コンクリート舗装道がやや深い鞍部になると、左後ろと左前に鋼板製の仮設用
の階段がある。林道の終点が右上に見えている。ここで左前の階段を登る。
小坂沢分収林の看板から谷沿いの径を登る。左側の尾根へ向かう分岐は二回とも谷筋へ戻る。右側の尾根
への分岐もロープにも惑わされず、谷の中の径を進む。源頭部で右カーブして右側の尾根の径と合流する。直ぐ
左側に直登の分岐があって、これを登ると頂上に達する。山名標識と三角点の石標がある。藪は刈り込まれて
いるが展望はない。大戸見方面へは「左側に直登の分岐」のところを右巻きのまま進む。この付近だけは、刈り
込みは悪い。
久留里、大戸見方面からの案内は「大坂富士」の項へ。
D峰山 ●242
清和県民の森の北部に清和自然休養村管理センターがあります。土日祝日には農産物の直売場が開かれま
す。この近くに「山の上は別天地」と看板された私営のキャンプ場があります。峰山フォレストパーティーです。そ
の東側にもまだ山があります。
バス停辻森→0.10←バス停大岩→0.20=0.15←私有地看板→0.10←峰山→0.10←東峰
バス停辻森→0.15←東電柱大岩27柱→0.20=0.15←峰山→0.10←東峰
バス停辻森→0.15←東電柱大岩27柱→0.05←大岩18柱階段→0.10←スカイライン4.8標
→0.05←峰山大橋北詰め5.2標
A スポーツ広場内のミツバツツジの開花。右端は橋。 |
コミュニティバス中島・豊英線、バス停辻森またはバス停大岩で下車。バス停辻森のすぐ南側が清和自然休養
村管理センターで、広い駐車場がある。農産物直売場のものだ。ここから道路を南へ進むと左側にキャンプ場の
案内看板がある。ここで左折し、春日神社の先へ行く。
バス停大岩で北側に取り付く道を進むと丁字路に突き当たる.地蔵像があり、左側に春日神社があり、右折す
る。道路は国道410号線を越える陸橋峰山橋を渡る。ここには看板があり、キャンプ場へ車で行く人は電話を入
れてくださいという。道路が狭くてすれ違えないので、電話があればすれ違う車を止めましょうというわけだ。急傾
斜の道路は狭いが舗装されている。水平になると未舗装になる。途中左右に色々な看板標識があり、ユーモラ
スだ。
「あと100m」の看板のあと、これより私有地の看板があって道路は左へ曲がる。その右側に山道がある。最
初だけ草が多いが。電柱の支線の脇から踏み跡がはっきりしてくる。左側には岩壁が迫っている。緩い登りの広
い径が続いている。キャンプ場の山の東側鞍部に出ると右東側に尾根の末端部があり、これを上る。少し狭い
草の多い径だが右側に三島湖の水面が見える。境界見出標221の先に赤い石標識杭がある。242メートルの
ピークだが、展望はない。明治26年・1893年の石祠がある。径はそのまま東へ続いている。再び右側に三島
湖が見える。鞍部には右南側に巻き径がある。直登したピークにはモミの大木がある。鞍部に戻って南側の巻
き径を進むと房総スカイラインのトンネル上のピークに出る。残念ながら展望はない。
私有地の標識を左へ曲がってキャンプ場に入ると駐車場がある。山の斜面にはバンガロー、炊事場、トイレ、
東屋、テント場が多数点在する。その山頂には展望台(塔)があり、鉄骨造の階段を登ると素晴らしい展望が広
がる。鹿野山、石射太郎など特徴的な山々が間近に見られる。この展望台(塔)の下の建物の北側をわずか登
ると、山水印のある石祠と風化の激しい祠が並んでいる。青龍権現だそうだ。
バス停辻森と清和自然休養村管理センターとの中間に国道の丁字路がある。これに入るとすぐまた丁字路に
出る。左折すると久留里方面へ向かう国道410号線465号線で片側には歩道がついている。歩道はすぐになく
なる。右側の山に二つ目の枝沢があるところ、左西側に東電柱大岩27柱を見る。東側NTT電柱の脇から沢の
右岸の山道へ入る。この右岸の径に入ってすぐ、左側の低い尾根の末端に登る。薄い踏み跡を数メートルの小
さな急登だが、容易に登りつく。尾根筋には薄いながらも確実な踏み跡が緩い登り斜面についている。右に細い
分岐があるがこれを無視して進むと、右側の塚に赤い標石のある丁字路に出る。左折は房総スカイライン峰山
大橋の北詰め(5.2標)へ至るもので、右折する。右後ろから先ほどの巻き道が合流する。痩せ尾根につけられ
た広い径が右側からの土砂崩れで埋っているところ、右側へ細い踏み跡を求める。右よりのピークはキャンプ場
のピークで、緑のシートで資材が覆われているところ、右寄りの道はキャンプ場の駐車場へ至るが、右側にピー
クを仰ぎながら左寄りへ進むと、狭いトラバース径がある。これを進むとそのピーク東側の鞍部に出る。向こう側
からの幅広い未舗装道が尽きたところだ。左東側の尾根筋を辿れば242メートルのピークだ。
東電柱大岩27柱分岐から国道を更に北へ進む。大岩18柱の向い、国道の東側にコンクリート階段が山裾に
拵えてある。これは上部まで繋がっていて房総スカイラインに出る。すぐ南側には峰山駐車場がある。更に南へ
進むと峰山大橋北詰め南側に数段きりの鉄骨階段がある。これを下って南へ進むと大岩27柱からの尾根筋の
分岐点に達する。
A 「お花の中からボヮッとインチキおじさん登場」ではない。同じ鯨島の花です。 |
E大鹿倉大橋から林道東山線へ
大鹿倉大橋までアプローチが同じです。
バス停宿原→0.10←バス停三島湖→0.15←奥米1柱分岐→0.15←
音事協の森への分岐(奥米16柱)→0.10←大鹿倉大橋→0.50=0.40←林道東山線
バス停三島湖・房総ロッジを経て大鹿倉大橋ヘ向かう。この橋を渡ると、大鹿倉林道は左へ急カーブする。右
側にも狭い道があって、これを下ると二つの吊橋の支柱が向き合うところに出る。左が清水橋だ。
大鹿倉林道の起点には右側に狭い急な舗装道路が下っている。一旦折り返して小さな吊橋長浦橋に出る。渡
ると一つの小さな吊橋の前に出る。清水橋だ。 清水橋を渡ると素掘りのトンネルを抜ける。尾根径の左右には
水面が低い。小さな沢の右岸から左岸に渡って更に進む。直進の水平路の途中左に緩い分岐が下っているが
右直進を選ぶ。カーブと切り通しを経て杉林に出る。溝径から杉林の平地に盛り上げた径に変わる。この盛り上
げが低いので逆コースのとき杉林で径を見失いかねない場所だ。
溝径2本が並行している径を登る。カーブと切り通しを経て尾根径になる。時々境界杭があるので気を付けて
おきたい。正面にやや急な小ピークがあり、その直登路の踏み固めが甘い。右に草で覆われた水平な巻き径が
あり、この踏み固めはしっかりしている。ここでは左側の正面直登路を選ぶのが無難で、小ピークのたびに境界
杭を確かめたい。ただし、右西南の尾根を遠望したとき、その尾根のきれいな踏み跡が見えると「径間違いの不
安」に襲われるかもしれない。右巻き径は草の被りが多いのと右側の枝尾根にきれいな径が有って、草の被い
に負けてそちらへ誘われかねない径だ。本尾根筋に戻って振り返ってもこの水平巻き径は見落とすかもしれない
ほど草が被っている。
右へ曲がりながら登ったところに三又がある。右側にも踏み跡が南西方向に続いている。ここでは左側に曲り
南東方向へ進む。逆コースのとき、ここでは北北東から北、北西へ向くこの径を選び、直進気味の南東方向へ
は入らないこと。
きれいな踏み跡でピークを左へ巻くと今度は小ピークが連続する小さな上下の尾根径が連続する。幅のある未
舗装道と思うと舗装道路林道東山線に接続する。「ゴミ捨て禁止」の看板が完全に壊され、水源かん(函)養林、
保安林の看板がある。
左へ進めば第一支線、東山トンネルを経て房総スカイラインに通じる。また、右南へ進むと管理道路の分岐等
を経て、林道香木原線関東ふれあいの道に出る。
F東山林道と並行する尾根径
大鹿倉大橋からの道の取り付き→0.35←尾根筋の分岐北寄り接続→0.15←源頭部分岐
→0.10←林道南寄り接続(並行尾根)
大鹿倉大橋からの道の取り付き→0.15←保安林管理道路分岐(尾根筋の分岐北寄り接続)
→0.05←林道南寄り接続(林道舗装道路)
房総スカイラインの東端の丁字路から1.8キロのところから南へ曲がる道路が林道東山線だ。全線舗装道路
だが狭いこと。曲がりくねりの多いこと。落石・木々の枝などが多いこと、車輌の通行は十分気を付けたい。大鹿
倉大橋からの山道の取り付きまでは別項を参照のこと。
大鹿倉大橋からの道の取り付き点には腐食した看板の残骸が有る。林道を南へ進んだ僅かな距離の東側に
は短い未舗装道が取り付いている。更に南側に尾根筋の途切れ部分がある。道路には横断側溝がある。ここで
東側の尾根筋に狭い踏み跡にはいる。最初の小ピークは左へ巻く。林道3メートルほどの上部の尾根筋に踏み
跡がある。軍艦の舳先を思わせる尖った岩壁の左東側を巻いて高度を上げる。コンクリートの境界杭と大き目
の御影石の境界杭が代わる代わるピークにある。西側の小尾根への巻き径では尾根の先へ進まない注意が必
要だ。浅い尾根の鞍部に西への下りの踏み跡がある。これを下ると急な斜路を経て林道に下る。林道接続点の
僅か北側には未舗装道路が分岐している。保安林管理道路だ。
尾根筋の径は源頭部を経て更に南へ進む。狭い尾根筋を経て林道に下る。片倉ダム西側、西清水からの径
が源頭部に接続している。
保安林管理道路は全線未舗装の行き止まり道路で終点まで西側の展望がいい。
東山林道分岐→0.10←保安林管理道路の終点
大鹿倉大橋からの道の取り付き→0.15←第一支線分岐→0.10←
房総スカイライン8.2標≒三川谷第二林道入口→0.10←終点
第一支線分岐→0.10←終点
大鹿倉大橋からの道が東山林道に出た丁字路を北へ進むと、第一支線、東山トンネルを経て房総スカイライ
ンに出る。第一支線の分岐箇所のピーク上と支線の終点・502林班標識の脇にモミの大木がある。スカイライ
ンを西へ一尾根分進むと三川谷第二林道のゲート前に達する。
A つり橋を渡った先右手へ進む。左手に標識があって、 標識の右側から谷筋の山道へ進む。 |
G東山林道から三等三角点東口へ △318.8
△318.8三角点峰=三等三角点東口は昭和52年・1977年の「房総の山」で319の三角点として紹介され
ていますが、すっかり様子が変わっています。香木原愛宕神社からは山道通しでは来られません。頂上から10
分の分岐点を舳先岩と名付けます。
バス停宿原→0.10←バス停三島湖→0.15←奥米1柱分岐→0.15←
音事協の森への分岐(奥米16柱)→0.10←大鹿倉大橋→0.50=0.40←林道東山線出会い
→0.15←西清水への取り付き北寄り→0.05←西清水への取り付き南寄り→0.15←
林道痩せ尾根(三等三角点東口北側入口)→0.05←枝尾根突端部(三等三角点東口 南側入口)
→0.05←林道香木原線
林道痩せ尾根(三等三角点北側北側入口)→0.10←(枝尾根合流部通過)舳先岩の分岐→0.10←
三等三角点東口
枝尾根突端部(三等三角点東口南側入口)→0.05←(枝尾根合流部通過)舳先岩の分岐→0.10←
三等三角点東口
バス停宿原・バス停三島湖から大鹿倉大橋を経て林道東山線に出る所までは別項による。
林道東山線に出て、北側はスカイラインに至る。右側南は緩い登りの舗装道路が尾根の西側に続く。切通しの
右側は保安林管理道路という幅広い未舗装道路が西へ向かっている。その僅か南、東側の山の斜面に狭い急
勾配の径が切られている。これが西清水方面、北寄りの取り付きだ。林道を進むと東側の山が低くなる。つづら
折れの道路標識のある位置が西清水方面、南寄りの取り付だ。ただし難路なので安易に入らないことだ。今度
は道路の西側が尾根筋になる。何度かカーブを繰り返す。
左右とも山の斜面になった後、左東側には短距離ながら岩肌が完全に無くなる。西右側はガードレールの始ま
りになる。柱で19本分の長さで、尾根筋が道路幅だけの痩せ尾根になっているところだ。ここで東側の路肩から
山に入る。岩を手摺壁にして緩く登る。舗装面から直ぐ高度を上げる。尾根筋の径は露岩を越えテーブル岩を巻
いて進む。右側から南寄りの登り道を合流させる。
舗装道路が尾根先端の短い切通しを抜けると道路の西側はゴミ捨て禁止の丸太柵が組まれている。東側は
山の斜面で、この切通しを作っていた枝尾根の一部に表土が落ちて岩の露出した斜面が見える。これを目指し
て踏み跡を選ぶと、わけなく尾根筋に登りつく。やや急だが下生えのない斜面を辿って、南北尾根筋に出る。右
折、南側へ登る。
岩が背の高さほどで径の脇に立っている。尾根筋には露岩が多く、尾根筋を離れないように小さく巻いてかわ
す。ややまとまった盛り上がりでは左に巻き道がある。左直進の径が東へ向いていて、この盛り上がりの先で右
折する。南東側から振り返ると船の舳先を見るような岩が突き出ている。北側、東側からならその上に登ることも
できる。まだ道半ばながら岩の上は眺めがいい。
小さく下って急な登りに変わる。大き目の石標が幅広い斜面の中央にある。504標の林班標も立っている。登
り着いたピークにはシダが多く、右へ曲がると屋根の転がった小石祠が二基ある。さらに一段、緩く登ると頂上で
三角点標石、注意杭。大き目の林業の石標。境界杭等、多数の杭が少しずつ離れて並んでいる。北西側は平ら
な広場で、下生えも少ない。
B 大鹿倉大橋(おおじがらおおはし)を渡って、大鹿倉(おおしかくら)林道へ。 |
H穴原城跡 ○120
バス停穴原口→0.15←廃業農場入口→0.10←山頂
バス停穴原口の南側を下る道路は鉄橋辻森大橋を渡る。三叉を右折して左カーブし、水槽の前からコンクリー
ト舗装道路を登る。左に二箇所、右にも墓地がある。周囲の竹が道路を半分塞ぐ。登りつくと閉鎖された農場跡
に出る。上屋の撤去されたコンクリートの床面が広がっている。左側の藪の際に近いところを南へ進んで長いコ
ンクリート床面の先で再びコンクリート舗装道路になる。道路東側の尾根筋が一旦低くなったところで尾根筋に
踏み替える。狭い尾根を僅か登ると狭い頂上に出る。東側は高い断崖で下方はるかに川が見える。 農場跡地
はゴミが散乱して不快でもあり、本来の道路が途絶えているので、行かないほうがいい。
一つ西側のバス停二入(ふたいり)
I宿原橋コース(平成16年・2004年4月から「森」内のコースとしては閉鎖)
国道410号線三島大橋南詰めから音事協の森入口付近に至るコース。
バス停宿原→0.10←三島大橋南詰め→0.30=0.25←鳥居山→0.15←神社参道→0.05←
入口左折→0.15←奥米1柱分岐→0.15←バス停三島湖→0.10←バス停宿原
コミュニティバス中島・豊英線に乗り換え、バス停宿原で下車。東口発の急行バス、亀田病院行きに乗車、バス
停宿原で下車。
国道410号線を南へ進むと、着色された鞨鼓(かっこ)舞いの人形(同じ人形は片倉にもあるが、それは着色
されてはいない)が欄干の飾りになっている三島大橋を渡る。橋の左側にある砂利舗装の道路に入る。駐車でき
るほどの広場から登る。丸太を並べた橋で沢を渡る。樹木の背が高くやや暗い径だが丁字路に出る。右へ曲が
る。Zターンの溝径や緩い登りの径の途中左側に、木の鳥居がある。奥の山頂には大小の石祠、石碑がある。
径の高いところ、右側には大日如来石像がある。この右手附近が●189で、更に僅かだがこの先の方が径とし
ては高い。痩せ尾根から急な径を下ると右下が道路だ。
右側はカーブして音事協の森の駐車場と山神社の脇参道がある。
左に下ると向いがガードパイプの手摺のついた山神社の表参道入口。左右の田畑を見ながら下り、道路に丁
型に取り付く。
左はバス停三島湖へ至る。右は奥米の集落だ。
C 7標が立ちドラム缶が並ぶ。ゆるい傾斜のセメント階段が東へ向かって登って いる。もうここからは入山しません。 |
J寂光山 ●246
山頂の岩の下に寂光(じゃっこう)不動尊を拝しています。岩の山頂の上には寂尊(せきそん)様の石祠があり
ます。全山、林道=途中から未舗装道路=を車で行かれるルートがあります。その一方別のルートでは、激しい
侵食の岩塊を尾根筋に見せ、取り残された岩板がまるで笠のような板状になっているところがあります。各所に
異様な地形を見せています。蝕に強い層と弱い層があって、これが長い期間によって生じた差別侵蝕の結果で
す。附近には、やはり岩の奇観が見られます。
J−1 旅名から林道旅名線で
バス停旅名→0.05←旅名橋北詰
バス停下の台→0.10←フルーツ村入口→0.05←旅名橋北詰
旅名橋北詰→0.10←ゲート→0.20←寂光不動尊→0.05←寂光山
コミュニティバス中島・豊英線、バス停旅名で下車。国道410号線を南へ進んで観光果樹園の直売所の先、左
側に寂光不動尊の案内看板を見て道路を左折する。旅名橋のかなり北の位置だ。
東口発の急行バス、亀田病院行きに乗車。バス停下の台で下車。国道410号線を北へ進んでフルーツ村入
口の北、旅名橋を渡り右側手に寂光不動尊の案内看板を見て、道路を右折する。
民家の並びが途切れ道路が坂道になる。左下にビニールハウスを見下ろしたところにゲートがある。車は進入
できない。コンクリート舗装の緩い登りの道で終点間際で未舗装になり、二分する。
右側の道路は不動堂へ行く径だ。階段を上下すると、堂の右側に出る。岩壁が大きく抉られた下に檀と庇が組
まれている。左側から登檀して、参拝できる。意外と小さな御本尊で周囲に信者の奉納した宝剣が並んでいる。
三方に壁はない。階段の最上部の右側にある細い水平路を進むと、小尾根の下に出る。ここより露岩の尾根筋
を登ると、頂上の石祠(寂尊大権現、大天狗、不明ー多分小天狗)の前に出る。手掛かりの少ない急斜面の岩
塊なので注意して上下したい。
左手の道路は不動堂の真下を通って道路の終点に突き当たる。遊歩道旅名コース@寂光不動側入口の看板
があり、その奥にハイキングコースが取り付いている。右側の分岐は小袋沢コースとの連絡路の分岐、展望台、
笠石を経由して旅名へ行く。左側は、フィールドアスレチック家族の丘跡(平成16年・2004年4月から閉鎖され
た)=音事協の森、山神社へ行く径だ。
D 清和自然休養村管理センターがあります。左側の建物、土日祝日は農産物の 直売場−里のめぐみ館−になります。 |
IK 三島大橋 着色された鞨鼓(かっこ)舞いの人形。藪椿。 |
J−2 旅名から笠石を見て
バス停旅名→0.05←旅名橋北詰→0.05←フルーツ村入口
バス停下の台→0.10←フルーツ村入口
フルーツ村入口→0.30=0.25←笠石→0.25←小袋沢コース連絡点→0.10←寂光不動尊
→0.05←寂光山
フルーツ村入口の看板の並ぶ分岐で東へ曲がる。フルーツ村へ大型車(観光バス)で来た人のための駐車場
を左に見ると、道路は狭くなって下っていき、カーブして川を渡る。坂道を上った先にフルーツ村の販売場があ
る。季節が合えば各種の果実が求められる。向いの狭い駐車場にはトイレも並んでいる。
道路をそのまま東へ進む。果樹園の東端で右にカーブして緩い坂道を南へ登る。更に右カーブ、果樹園の上
部を西へ進む道は冬三季なら冬桜も見られる。谷と尾根で左右に曲がる緩いのぼりだ。太い桧を右下に見ると
ころにはこの果樹園の中央を下る尾根筋に受けられた露岩の径がある。更に直進して西端に出て左へカーブ。
裸地の大斜面の南端を東へ進んで岩の目立つ尾根筋になる。途中左側から別の径が合流する。電気柵の扉で
は、開閉に注意して先へ進む。
尾根筋を上下して高度を上げていく。いずれも小さなピークを左右に巻く道がついている。「笠石」を載せる尾
根も右へ巻くが、大きな標識がある。左側の尾根筋の細い露岩の上に平たい岩「笠石」が載っている。東側は喬
木の梢しか見えない切り立った断崖が続いているので注意したい。
小尾根を回り込むところには、その左側のピークが奇怪な岩になっている。舟の舳先型の岩が径に突き出てい
る尾根先には、木々の先をくぐって、明瞭な踏み跡が続いている。この踏み跡は、サイクリングロードの途中の
沢の左岸の登り口に通じている。
岩山を右に巻くと、その向こう側の尾根筋に看板がある。君津市で設置したものだ。「しばらく歩きますと」ここ
に出て、鎖の手摺の岩の階段を上ると展望台に出る。ここでは文字通り全周の展望がある。
小袋沢コースの標識と明瞭な分岐点に達する。右にしばらく進んでから小袋沢コースに接続するルートだ。ここ
では左に曲がる。ルートは北向きになる。下りの多い径で左下に砂利舗装の道路が見え、これへ下る。今しがた
見えた林道の終点の広場に降りる。この林道を進むと、すぐ左側に分岐がある。寂光不動尊の堂へ行く径だ。
J 笠石 下部とは完全に分離しています。 |
J−3 音事協の森、山神社から △215.7 弁当山
バス停宿原→0.10←バス停三島湖→0.15←房総ロッジ→0.15←入口分岐(奥米16柱)
→0.05←山神社→0.20←弁当山→0.25←寂光不動→0.05←寂光山
コミュニティバス中島・豊英線バス停三島湖で下車。急行バス、亀田病院行きバス停宿原で下車。鳥居の反対
側にある商店前の道路を北へ進むと、バス停三島湖の十字路に出る。
スポーツ広場(テニスコート)への橋の入口、八雲神社の脇を通る。房総ロッジの前を通る。道路は狭い陸橋と
橋で湖面を渡る。左側に釣店がある先で、トンネルに入る。二つ目のトンネルは内部で曲がっている。懐中電灯・
ヘッドランプを用意して、すれ違う車輌に備えたい。右側に分岐(東電柱奥米16柱)があり、これに入る。
水田の脇を抜けると左側に急な登り径が分岐している。道路側にはパイプの手摺が付いている。登って左に曲
がると山神社の正面に出る。
左に続いて道路は右に宿原橋コースを分岐させて、左へ曲がって行く。道路の右側が広い駐車場になってい
る。左側には山神社の標識と桜樹が並んでいる。桜は秋から春にかけて長く開花するもので、小さな花弁がか
わいらしい。参道がある。脇参道というべき位置のもので、これを登ると山神社の脇に出る。
社殿の右脇に径が水平に繋がっている。左に階段があるが、これは奥の院へ行く。その上には小さな石祠が
並んでいる。水平な径が曲がると分岐に出る。右上は音事協の森の入口へ、左上は大日如来像と出羽三山碑
の並ぶ山頂につながる。緩い登りの幅のある径を進む。駐車場から道路を進んで右カーブする位置で左側の藪
の中に入る様なことはせぬこと。その藪からの出口もこの附近にある。音事協の大きな看板が右にあり、左側に
はトイレがある。バイオトイレはいいが、手洗い水が無い。最後の電柱の支線との中間でVターンする方向へ踏み
跡を辿って小さく下ると十字路に出る。
幅も広い緩やかな登りの右側には急な石段が取り付いている。登った先には石祠が二つ並んでいる。奥米浅
間山だ。○190
ほとんど水平な尾根径で、清戸沢(せいとざわ・せいとんざ)造林団地という看板がある。左側には割りと広い径
が分岐している。奥米からの径だ。正面に「島」があり、左右に巻き道がある。どちらも向こう側で合流するが、右
の径の方がいい。
左寄りに幅広い水平路がある。これは奥米城跡の広い平地につながるものだ。右側の緩い尾根の登り径は直
ぐ左へ水平に巻く径になるが、右側の下生えを踏んで緩やかな尾根筋を進むと三等三角点上ノ原△215.7に出
る。弁当山という(字 惣弁当そうべっとう)山だ。頼朝が通過した故事による。周囲はシイの木や背の低い木など
で展望はない。
尾根筋の径の踏み跡は、しっかり付いている。シイの太い木が多い。細い尾根筋の僅か左を進んでいる時、右
側にコースサインが取り付けられている。右側に一段登って尾根筋を辿る。小枝越しながらも左右に展望のある
径になる。正面の尾根筋の径に対して、右手の下り加減の径の方にコースサインが付けられているところに出
る。左寄りの直登の尾根が最後の展望だが、ここではその右側の径に入る。少し下ると左後ろから別の径を合
流させる。(この左後方の道は歩く方向から気付かないかもしれないが、逆方向で来た時、左側が緩い登りに対
して右側がほとんど水平な巻き道になるので、誘い込まれるかもしれない。左側の方は足元の草がよく踏まれた
道で、右側は草が多い径だ。)
太いモミの木のある三又で右側の段径を下ると、林道終点の駐車場に出る。この未舗装道路を僅か進むと左
側に分岐がある。寂光不動尊の堂前へ行く道だ。
音事協の森入口右側には大きな看板があり、左側にはトイレがある。「森」の中、右側には休憩舎とベンチテー
ブルが並ぶ。遊歩道が8の字型に整備されている。
J 寂光不動尊 向こう側から堂へ上がれます。 |
K 旅名浅間山 ●142
※1 バス停宿原→0.10←宿原橋→0.10←バス停旅名
※2 バス停宿原→0.10←宿原橋コース入口(三島大橋南詰め)→0.05←バス停旅名
* バス停下の台(豊英下の台)→0.10←フルーツ村入口→0.05←旅名橋北詰め→0.05←
バス停旅名
◎ バス停旅名→0.05←浅間山
※ 木更津駅東口と亀田病院前を結ぶバス路線のバス停宿原で下車した場合は国道410号線を南へ進む。
※1 最初の左東へ進む住宅地の道路へ進む。暗い道路になり、宿原隧道を潜る。三島湖の水面に近い道路
になり並木に沿った道路は宿原橋を渡り、坂を登る。出た国道は右折する。直ぐにバス停旅名に至る。
※2 最初の左東へ進む住宅地の道路を見送り国道を更に進むと、着色された鞨鼓(かっこ)舞いの人形が欄
干の飾りになっている三島大橋を渡る。はるか下方に三島湖の水面と宿原橋を眺める。橋の南詰め左側にある
砂利舗装の道路は宿原橋コースの入口だ。次の仲山橋の手摺には鞨鼓(かっこ)舞いと獅子舞のレリーフが飾
られているユニークなものだ。そのまま国道を進むと右側に石仏と住宅地からの道路の合流を見てバス停バス
停旅名に至る。
* 同じ路線のバス停下の台、コミュニティバス中島・豊英線バス停豊英下の台(同じ位置)の時は国道を北
へ。笠石・フルーツ村への入口を右手に見送り、旅名橋を渡るとその北詰めの交差点の東側には寂光山への
案内看板がある。旅名フルーツ村の販売場があり、バス停旅名まで行かない右手に素木の鳥居を見る。
◎ バス停旅名の南東にある小さな独立峰。バス停から国道を南へ進んで左側にある素木の鳥居からコンク
リートブロックの段径を登る。肩に出て右に折れ尾根筋を南に進む。右手西側が伐採されたので最後までこの方
向の展望がいい。右下への径を見たあと、小御嶽神社の板碑がある。その先左側の林の中に浅間神社だという
石祠があり、注連縄が張られている。その脇が一番高い。
小御嶽神社の碑の下にある径を下ると、折り返して旅名フルーツ村の直売場に出る。
L 奥米・開墾場の滝
バス停宿原→0.10←バス停三島湖→0.15←房総ロッジ→0.15←
音事協の森入口分岐(奥米16柱)→0.10←二又分岐→0.10←開墾場の滝分岐(奥米74柱)
→0.15←林道香木原線分岐
開墾場の滝分岐(奥米74柱)→0.10←開墾場の滝対岸
バス停三島湖、スポーツ広場(テニスコート)への橋の入口、八雲神社の脇を抜け、房総ロッジの前を通る。道
路は狭い陸橋と橋で湖面を渡り、釣店の先で、トンネルに入る。二つ目のトンネルは内部で曲がっている。右側
には山神社に繋がる分岐(奥米16柱)があり、更に直進すると左側に大鹿倉林道の分岐がある。住宅地を抜け
る道路は右へ曲がるが、ここに君津保存指定2号というスダジイの大木がある。高さ18.2メートル、幹直径2.6
メートル、幹周り7.85メートル。個人の住宅地の中なので見学には声掛けをしよう。
一度目の左分岐は廻田橋への分岐で、東側がよく開けている。奥米台隧道の東側には旧隧道があり素掘りの
穴が見られる。奥米台隧道はやや長く、中でカーブしているのでナトリウム照明で明るい。たまにある通過車輌に
は気を付けたい。二度目になる左分岐(奥米74柱)を進むと、その先では滝が見られる。害獣避けの金網の外を
進んで滝の対岸に行かれる。大きな滑滝だがその勾配が急なので、落下の滝だと思いそうだ。林道香木原線の
三又を右へ進めば林道淵ヶ沢奥米線で関東ふれあいの道になる。左側へ僅か進むと君津市水道部のポンプ室
がある。長い階段が川原まで続く。奇麗な河床と川廻しのトンネルが見られる。大きな横穴だ。
J 頂上の石祠(寂尊大権現) |
M 奥米城跡 弁当山 △215.7
三等三角点上ノ原△215.7弁当山の南東側に標高約200メートルの平地が有ります。その一帯と東側道路
附近が奥米城跡です。
バス停宿原→0.10←バス停三島湖→0.15←房総ロッジ→0.15←
音事協の森入口分岐(奥米16柱)→0.10←二又分岐→0.30=0.25←弁当山
東側に展望のある二又分岐をそのまま南へ進むと高い切り通しを抜ける。東電柱奥米64柱、消火水利22−
12の標示の位置、西側へ農道が直線で延びている。
1.西へ右折、直線の農道を進んで一枚目と二枚目の水田の段で右折、北へ進む。高い切り通しを見せてい
た尾根南面の山裾で小川を左岸へ渡る。僅か西へ進むと枝沢が有る。猛宗竹とマテバシイが競い会う斜面を東
へ向き直って緩く登る。切り通し上部のモルタル吹き付け法面防護の上部までも進まない直前に、尾根筋を僅か
に外した径に出る。西へ向かう尾根筋、巻き径は右上部にかつて地蔵像を祀っていたという今は空の壁龕を見
上げて間もなく、音事協の森・山神社と寂光山を結ぶ尾根筋に合流する。清戸沢の林業看板がある。左折する。
2.西へ右折、直線の農道を進んだ突き当たりを左へ曲がり、山裾の農道を進む。左遠方に瀟洒な民家を見
るところで農地の段の斜面に向かい合う。銀杏のまだ小木が有り、これを三本・苗木の株を辿って上部に登ると
炭焼き窯の跡に出る。その裏に幅広い山径がある。これを辿ると尾根先を左右に巻いて上り、広い平地に登り
つく。下生えの疎らな平地の浅い溝径を直進する。山裾を縫う深い溝径に出る。
左は下りかけている。右北へ進むと、東側の広い平地は一旦途切れるが、炭焼き窯の跡とクスノキの二本並
んだ大木の脇を抜ける。左側の尾根筋と合流したら左後ろへVターンしてピークを目指す。下生えの中に三角点
の標石がある。
今は墓地になっている農道取り付き東側の台地から、この附近一帯が城跡だ。
J 音事協側の山神社脇参道入口の桜 「年中」咲いている。でも花が少なくなったり します。品種はジュウガツザクラです。二樹あります。 |