全般 房総丘陵1000
水仙の栽培が山頂近くまで展開しています。この花期(12月末から2月)に合わせて入山できると、とても素晴
らしい景色が眺められます。
市井原八幡神社の大杉。バス停八幡神社で下車。南へ進んで神社橋を渡ったところに石段が有り、これを登
ります。数本の杉の大木が有ります。高さ35メートル、幹周り4.47メートル。樹齢600年。
@ バス停桜橋 |
@大峯 ●222
1 バス停遣水→0.05←ビニルハウス下(本郷上195柱)→0.10←十字路
2 バス停遣水→0.05←長狭街道分岐(小保田21柱)→0.10←十字路
十字路→0.10=0.05←尾根筋→0.10=0.05←大峯→0.05←北東のピーク
3 バス停桜橋→0.05←小保田271柱の北→0.35=0.30←大木の肩
→0.25=0.20←北東のピーク→0.05←大峯
4 バス停遣水→0.05←ビニルハウス下(本郷上195柱)→0.10←野々倉堰
JR内房線保田(ほた)駅下車。鋸南(きょなん)町町営バスと保田駅南側のバス停保田中央から乗車する鴨川
日東バスとの共通のバス停遣水(やりみず)下車。
1 バス停鑓水から町の文化財指定「木造薬師如来坐像」の看板のある道路を北へ進む。右へ左へクランク曲
がりして北へ向き直ると右側に石段と斜路の並ぶ鑓水寺(けんすいじ)の参道がある。本堂では金色まばゆい御
本尊を参拝できる。そのまま道路を直進して、ビニルハウス下の分岐(東電柱本郷上195柱)で右折する。民家
の南側を東へ進む道路は北へ向き直って山に突き当たる。溜池の脇、U字溝と山道がある。この径が水仙畑を
抜けて急坂を登ると小広場の十字路に出る。ここは直進する。
2 バス停鑓水から長狭街道を東へ進む。左側に地滑り対策の大きな看板のある道路(東電柱小保田21柱)で
左折する。正面に大峯の山容が見える。道なりに登って最後の民家の脇で右カーブしたビニルハウスのところで
舗装道路が尽きる。パイプを横に並べ敷いた未舗装道には傾斜があり、これを登ると小広場の十字路に出る。
ここは右折する。
左山側の平地は水仙畑で右側はやや急な谷の斜面になる径を進む。左側の山肌が急になり、右側は谷間に
拓けた水仙畑になる。谷は曖昧ながらも二股でこの上部を横断する。山崎を曲がり込むところで左側の尾根筋
が登れそうだ。
やや急な尾根筋で左右に水仙畑へ行く小径の分岐があるが直登する。アリドオシの群生している東西尾根の
肩に登りつく。右折して少々でマテバシイとソテツの目立つ頂上に登りつく。
「やや急な尾根筋」を見送って緩い登り径を進んで水仙畑の上部を横断すると別の尾根筋を回り込む。赤と黒
のプラスチック杭の背の高いものがある。ここで緩い傾斜の尾根筋を直登すると、左手にソテツの群生を見て大
峯の頂上に出る。
大峯のピークでは北側にも尾根があり、その東側に幅広い未舗装道路が若干の倒木に隠れている。北へ進ん
だこの道は山崎を東から西へ回り込んで頂上の北西側を緩く下る。西へ延びている尾根筋になると南側の展望
がいい。しかしこの径はその西側で笹に埋もれてしまう。
北東方向に緩い傾斜の幅広い尾根が延びている。僅かな時間でこの北東のピークに達する。いずれのピーク
にも展望はない。
「北東のピーク」には企業のコンクリート製の標柱がある。北側の尾根筋には図根三角点がある。東側の尾根
筋を下った鞍部では尾根筋を登った時の緩い登りの径が合流している。
3 東へ進んだバス停桜橋から荒れた舗装道路を進む。白いガードレールの橋を渡る。東電柱小保田271
柱。直ぐ左側に杉林があり、その中の踏み跡に入る。右下には水仙畑と先ほどの道路が見える。
B 神社橋を渡ると鳥居がある。安岡神社の参道が上っている。 |
ア 左後ろに登り径が分岐している。先行者のコースサインが複数ある。直ぐまた右丁字路を折れる。水仙畑
の径は夏蜜柑果樹園も混じる。桧並木から左手の低い尾根筋へ進むと水仙畑の端で溝径を進む。倒木が多い
場合はその土手を進む。水仙畑が途切れると右下り斜面を水平に横断する。右側が崖の肩のトラバース径は踏
み跡が薄い。平地を二回横断して、緩く下ると左側の尾根筋へ進む。急登僅かで尾根の肩に出る。幹の低い位
置で枝分かれした太い木が生えている。
イ 左後ろの登り径を見送り直進する。ガードレールを渡した小橋で小沢を渡る。草地の平地に出て、草地の
右端の肩を進み。「小林」を越して、水仙畑に出る。畑の右端の肩を進む。右側の谷の浸食がある。水仙畑が終
わり、青い害獣避け網の外を進み、右側の斜面の肩から左側の尾根筋を辿る。急登の尾根に踏み跡はなく、紛
らわしい獣径が水平に横断している。これを登りきった尾根の肩には幹の低い位置で枝分かれした太い木が生
えている。
アイ 尾根筋にはコースサインがあり、幅もあって水平だ。直ぐに自然林の枯れ枝などのまじる登りになる。左
下に水仙畑、裸地状態の尾根筋を見る。赤青黄アルミの測量杭が表れる。網目の根の尾根から痩せ尾根の盛
り上がりにはコンクリート杭が立ち、企業名が読める。その後の浅い鞍部では左下の草の中に西へ向いた巻き
径がある。登りの尾根の左下は幅広い溝状で水仙畑になっている。急登の先、同じコンクリート杭の立つピーク
に至る。
この「北東のピーク」は三方分山なので左へ折れる。幅広い尾根筋は緩く下って登り返すと大峰のピークに着
く。ソテツの畑の端部から北へ進むと広い平坦な山頂の最高部に達する。太い木が各所に点在している。
このコースは入山箇所から太めの木の生えている尾根の肩までの間、水仙などの商品栽培地を抜けざるを得
ないこと。途中明瞭な踏み跡がなくなることなどから案内子はお薦めしない。新ハイキング誌平成26年・2014
年1月号を参考にされたい。
4 国土地理院の地図では大峯の北西側に溜池野々倉堰があり、頂上の北西側で黒実線(1.5〜3メートル
幅)の道路が一周しているように描かれている。野々倉堰の先まで行かれるが、途中東へ分岐する道は見当た
らない。また野々倉堰の奥まで道はあるが、その先樹林の中で細い径に変わって、曖昧になってしまう。
A荒田橋から籠田山へ △191.1
バス停荒田橋→0.30=0.25←籠田山
町営バスのバス停荒田橋下車。長狭街道をわずか東へ進んだ左北側にコンクリート舗装の狭い道路があり、
これに入る。(東電柱小保田263柱)急傾斜の道路はすぐ突き当たり、これを右側へ曲がって一段上の水仙畑
へ進む。左側から合流する径は西側の神社から下ってくる径だ。青い小屋はモノレールの格納庫で、レールが
谷の西寄りへ延びている。
右側に導かれた径は右手に畑を置いて下りになるところ、左上に分岐があり、更に一段高い水仙畑の方へ進
む。左側に水仙畑の広がるところ、右側の林の中へ径を辿ると枯れた倒竹がわずか被る程度で、わけなく高度
を上げる。右側に曖昧な分岐があるが、尾根筋に忠実な方へ選んで溝径を進む。これまでの径が左側の水仙
畑への水平路に変わったところでこれまでの「径」から離れて、右側の尾根筋へ踏み跡を求めて踏みかえる。
下生えは少ないので踏み跡こそ薄いが順調に高度を上げる。
右側への水平な踏み跡があって、ここで右折して水平路へ入る。稜線がすぐ左手にあり、適当に「無理登り」で
きるほどで、下草も小木も少ないが、水平路を東へ辿る。二つ目の分岐で左側を選び、曲がったシュロの幹が特
徴的な箇所で、左側の稜線の鞍部を目指す。
稜線の鞍部から尾根筋で東へ向かう。太い枝をかわして尾根筋を辿って、三角点のある籠田山頂上に至る。
南北共に好展望が得られる。
C バス停小保田のメルヘンチックな待合所 |
B安岡神社鳥居前から籠田山へ △191.1
バス停上大帷子→0.10←安岡神社鳥居→0.15=0.10←尾根筋→0.15←
図根ピーク溝径南側分岐→0.15←籠田山
町営バスのバス停上大帷子(かみおおかたびら)下車。長狭(ながさ)街道をそのまま東へ進む。道路の延長
先に石鳥居が見える。道路が右へカーブしたところ、左側の橋を渡って鳥居の下を目指す。石段の上は安岡神
社の社殿は瓦葺で扉、隔て板、梁などに見事な彫刻がみられる。
鳥居の右側にある急な未舗装道路へ入る。冬期は水仙の畑になる谷筋の道を登る。途中右側に東電鉄塔の
案内標柱があるが、そのまま道を進む。小尾根筋を右側へ回り込むと、農家の作業倉庫の前に出る。ここでは
その右側から倉庫の脇を抜ける。鉄塔標柱のところから尾根筋に登る。左右に踏み跡があり左へ折れる。
緩い登りの径を進むと右側にややそれたところに鉄塔がある。この付近は東側の展望がいい。北寄りには嵯
峨山も見える。尾根筋の径は下りになり左後ろからの合流が二箇所あり、右側には鉄塔案内標柱がある。左直
進の細い踏み跡に対して右側へ幅のある径が分岐している。右へ曲がるとこの径はSカーブして尾根筋を進む。
径は徐々に傾斜を強める。
正面は図根三角点のあるピークで、その盛り上がりに対して、右側へ巻き径が浅い溝径で分岐している。ここ
では、この溝径を避けて左直登の尾根筋を進む。尾根筋は草枝もなくわけなく進めるが、傾斜を強める。わずか
進んだ左側に水平な細い踏み跡があり、これに入るとすぐピーク西側の鞍部に出る。南側の分岐を右に進んだ
場合はピークの東尾根に出てる。−浅い切通しで、正面の尾根筋にきれいな径が続いているが、ここでは左後
ろの尾根筋を西へ進む。すぐ国調図根三角点の標杭のあるピークに出る。右寄りの草木の薄い尾根筋を急降
下すると西側の鞍部に達する。鞍部をやや西によって振り返ると、このピークを巻いた径の形が横からよく見え
る。
シイの木の多い森からは踏み跡が曖昧で、疎らな草木を避けながら忠実に尾根筋を追う。尾根筋を外した傾
斜の緩いほうの斜面には幾筋かの巻き径があるが断片的で、下降気味のものも多く。踏み固めも浅いので紛ら
わしい。広い平地になっている鞍部からも右北よりの尾根筋を追う。狭い頂上には新しい三角点の標杭と石杭が
並んでいる。南側は神社の鳥居南側で左へ湾曲する保田川を最下部に、伊予ヶ岳方面に広く、また北側にも展
望がある。
C 水仙畑 |
C小保田から嵯峨山へ △315.5
バス停小保田→0.15←分岐の広場→0.15←丁字分岐→0.10←籠田山嵯峨山分岐点→0.05←
タブノキの分岐(小保田峠)→0.25=0.20←嵯峨山→0.10=0.15←釜ノ台→0.15←
沢渡りの分岐→0.10←タブノキの分岐(小保田峠)
広場→0.10←滝上の小橋→0.05←丁字路分岐
町営バス、鴨川日東バス共通のバス停小保田(こぼた)下車。
バス停小保田にはメルヘンチックな待合所がある。川を渡って十字路を左折する。左岸の道で、二又に赤い矢
印の標識があって左寄りへ進み左岸の道を行く。再び二又を左にとる(小保田164柱)と右岸の道になる。左に急
傾斜の道、右が広場の分岐(小保田177柱)に出る。この広場は水仙の季節になると町の「花まつり実行委員会」
の臨時駐車場と仮設トイレが設けられる。緩い斜面のほとんどは水仙だ。右寄りの川沿いを進む。桟橋で対岸
に渡る。一息登ると又水仙畑だ。左右に水田並みの広い平地がみな水仙畑だ。径が崖にはさまれているところ
が丁字路で右折する。登りの方の径に入る。そのまま緩い登りが続く。
カーブしている溝径が左右に平らな径にかわるところ、左後ろに籠田山方面からの径の合流点がある。黄色や
黒のプラスチック杭のほか、赤い長めのコンクリート杭がある。この付近から径は若干急になる。
やや太いタブノキ(木肌に落書きが刻みがされている・小保田峠)が左にあり、右の山に踏み跡とロープがあ
る。これまでのなだらかな径からでは、予想も出来なかったくらいの急な登りだ。これで径は尾根筋になって、木
立を透かしてだが、見通しがよくなる。
※富士嶽神社石碑のあるピークでは木立をかわして鋸山が、今来た径の先に、富士山(空気の澄んでいる時
だけ)と共に見える。水仙の斜面の先には、富山(とみさん)と伊予ヶ岳はじめ、南側の展望がいい。※富士嶽神
社の石碑は風化が進んで、神社名が読みにくくなった。
小さな鞍部を三つ経て嵯峨山の頂上に出る。鋸山と富士山の方向しか展望はない。左側に釜ノ台と標識され
た方向の濃い踏み跡へ入り、金平(こんぴら)神社の石碑(明治三年1870年)と石祠(浅間神社だと推測され
る)の前から緩く下り始める。ここからは北側の展望が素晴らしい。分岐を右に進んで尾根筋を乗り越す。木立ち
越し左側に地すべりの痕らしいものが見えるが、径は右へカーブしていく。左側に墓所を見ると民家の脇に下り
る。
民家の脇を左へ曲がり、更に左へ曲がると舗装道路の東電柱横根121柱で、土蔵のある民家を右側に左側
の山を回り込むように道路を進む。
民家の脇を左へ曲がった後、右に曲がる(季節が当たれば梅の花のトンネルだ)と東電柱横根278柱で舗装
道路に下りる。
右東へ進むと、保田見(ぼてみ)を経て内台(ないだい)へ至る。
左北へ進むと東電柱横根121柱の土蔵のある民家の脇を通る。
道路に分岐があって正面に小保田の標識がある。左側の細い径へ入る。左側の細い径へ入る。小さな沢筋で
下ると、これまでよりはやや太い沢に出る。右折する方向になるその沢の右岸にも踏み跡がある(東奥野林道、
うぐいす橋へ行く)が、ここではこの沢を横断する。この付近はニホンザルの生息地でもあるので、周囲の物音、
木立ちの揺れには気を付けて観察しよう。
緩い登り少々で右側にタブノキと左側の山に急な踏み跡の分岐がある。(小保田峠) 広場のところは西側に急
カーブしてコンクリート舗装の道路が急傾斜で続いている。突き当たりの丁字路を右折、北へ進む。道路の右Vタ
ーン箇所は直進、山道を進む。鉄塔案内標柱のある箇所では、それらとは別に一段低い畑の中の径を下り、更に
北へ水平に進むと木の小橋にでる。足元は岩肌の沢だ。これが下貫沢の滝だ。数段あって計20メートル余。沢
筋を回り込んだ径は「崖に挟まれている丁字路」で左折して、径は嵯峨山方面へ繋がる。
※スイセンピークと山渓分県ガイドで紹介されるピークにはもう文字の読めなくなった石碑がある。これを御嶽
神社と読んだつもりだったが、○嶽神社だったか、□□嶽神社だったろうか。「房総山岳志」内田栄一氏によれ
ば、これは富士嶽神社。福田良氏の房総山名考では「富士嶽大神」としている。
C 「太いタブの木があり、急な踏み跡とロープがある。」 タブノキは後ろの背中の位置です。 |
D東奥野林道で嵯峨山へ
バス停竹岡郵便局→0.20←仲村集会所→0.10←関山(白狐178柱)
関山(白狐178柱)→0.10←稲荷橋→0.10←金毘羅橋南詰め(新道経由)
関山(白狐178柱)→0.05←相川分岐→0.15←99案内標柱丁字路→0.05←
金毘羅橋南詰め(旧道経由)
金毘羅橋南詰め→0.10←しあわせ橋南詰め→0.15←うぐいす橋→0.35=0.30←
釜の台沢横断部→0.10←タブノキの分岐(小保田峠)→0.25=0.20←嵯峨山
上総湊(かずさみなと)駅と竹岡駅を結ぶバス、上総湊駅発高島別荘入口行き、東京湾フェリー行きバス乗
車、竹岡郵便局下車。館山自動車道、富津竹岡インター入口への道路を東へ進む。高速道の下を潜ってさらに
南へ進む。白狐橋わずか手前の森の中にはじろう様が祀られている。神像は寿老人を思わせる像容だ。金毘
羅橋の南詰めで旧道を合わせると右側には太郎神社があり、道路は狭くなる。再び広い道路に合流するとしあ
わせ橋で、その南詰めの分岐は梨沢へ行く道だ。もう周囲には住宅はない。うぐいす橋では、東側に林道東奥
野線の看板があり、これに入る。道路はすぐに右に曲がり、東奥野1号橋、2号橋と連続して橋を渡る。新しく林
道が拡幅工事中で、その先には未舗装の道路、その後狭い山道が取り付いている。右下の沢がどんどん細く
なる。小さな沢を渡ると、別の径に丁字路形で取り付く。
右手西側はやや急な径で登り、タブノキの分岐(小保田峠)から水仙ピーク、または小保田へ向かう。左手はゆ
るい坂道で釜ノ台の道路に取り付き、集落から右折して嵯峨山や保田見へ進む。
E安岡神社から嵯峨山へ
バス停上大帷子→0.10←安岡神社鳥居→0.15=0.10←尾根筋→0.15←
図根ピーク溝径南側分岐→0.35←籠田山嵯峨山分岐点→0.05←タブノキの分岐(小保田峠)
→0.25=0.20←嵯峨山
町営バスのバス停上大帷子下車。安岡神社の鳥居を経て、尾根筋を進む。径は徐々に傾斜を強める。正面に
図根三角点のピークの盛り上がりに対して、右側へ巻き径が浅い溝径で分岐している。この溝径を進んで、ピー
ク東尾根に出る。左後ろの尾根筋は国調図根三角点の標杭があるピークに至る。正面のきれいな径を進む。
すぐに浅い鞍部に出る。左右ともに交差する径がある。二度目の鞍部には地滑り地域を示すコンクリート標柱
が立っている。激しい風化の結果、石に戻りかけているたぶん地蔵像と思手われる石像と石龕がある。右側が
低く、伊予ヶ岳方面が展望される。痩せ尾根はマテバシイの並木になる。右側に無地の石碑が立っている。文字
は剥げたのかもしれない。ここから小ピークを登る。●236のピークで左側に巻き径もあるが、狭い径なので直
登の方がいいだろう。次のピークに差し掛かると右側に色とりどりのマーキングが取り付けられている。正面の
明瞭な踏み跡とは分かれて、右側の細い踏み跡へ進む。
緩く下ると交差する径と東電の鉄塔巡視路の案内標柱がある。110号鉄塔の脇を抜けると、この径は尾根筋
を離れて左へそれて行く。ここでこの尾根筋へ踏み替える。左側の踏み跡の方がきれいなので、そちらへ誘われ
かねない。
その後は小ピークを踏みつなぐ尾根径だが、ピークを踏む毎にわずかづつ方向を変えていく。緩く下って尾根
筋が尽きたところで、踏み跡をたどって左折する。樹木の少ないところを抜けると、踏み跡のきれいな径に合流
する。これはバス停小保田から嵯峨山を目指す径で、黄色と黒の境界杭とやや長めの赤い杭がある。
小保田からの径がカーブしながら溝径から抜ける箇所で、あとわずかでタブノキの分岐(小保田峠)に至る。分
岐からは急斜面に張られたロープを頼りに水仙ピーク、嵯峨山へ向かう。
C 嵯峨山北側にある標識。小保田、上総湊。 |
F山中、内台、保田見から嵯峨山へ
林道保田見線分岐→0.25=0.20←東電柱山中87柱→0.10←東電柱横根315柱の分岐地点
→0.10←鋸南町標識(東電柱横根328柱)→0.10←K字路分岐(保田見峠)→0.10←
三叉路分岐東電柱横根369柱→0.05←廃屋の北角→0.10←釜ノ台東電柱横根278柱分岐
→0.15=0.10←嵯峨山
国道465号線から六野(むつの)付近から県道182号線上畑湊線に入る。環(たまき)南小学校、下沢公民館
(地味すぎて看板をよく見ないとわからない)の南側で、内台への道路=林道保田見線分岐に入る。県道では山
中区公民館=山中もみじロードの看板が目立つが、ここからだと、北へ進んで僅かなところにある西への道路
が、林道保田見線だ。
登り坂の道路でやや急である。左側にフェンスがある。防火水槽のもので、その奥にお堂がある。内台観音堂
で、前庭の大部分が水槽だ。中には観音坐像と、赤い火焔が印象的な不動明王立像ほか数体の仏像がある。
外には石造の地蔵立像がある。
東電柱山中87柱の向かいの右側の山の斜面に細い径を見送り、更に急な道路を上る。十字路(厳密には五
差路)では直進以外はコンクリート舗装の狭いもので、ここは直進する。尾根筋を超えるところでは左南に未舗
装道路が取り付いている。その先、道路が緩い鞍部をなしているところの左南側には、鋸南町と嵯峨山を案内す
る標識があり、狭い径が取り付いている。保田見峠(○260)には東電柱横根91柱が木々の中に隠れている。
右側に下りの道路があり、北東方向に展望が広がる。その左側には狭い未舗装道路が尾根筋にある。三浦三
郎山への道だ。さらに左側には白いガードレールを沿わせて道路が下っている。ガードレールと電柱の間には木
々に隠れて山道が南へ下っている。ガードレールに沿って道路を下ると、大きくUターンして、保田見の集落を抜
ける。急な斜面は水仙の畑になっている。この付近も猿が多い。三叉路分岐の南側東電柱横根369柱では南
側の山が鞍部をなしていて尾根を辿る径への入口がある。廃屋の放置されたところで、径は又左へUターンす
る。急傾斜の地すべり危険地域の看板がある。この地図では嵯峨山の標高を315.49まで標示している。
東電柱横根278柱で左に上れば民家の前をかすめて嵯峨山へ至る。
G市井原、保田見から嵯峨山へ
バス停市井原→0.05←東電柱横根35柱の分岐→0.20←東電柱横根43柱の分岐
→0.20=0.15←鋸南町標識東電柱横根328柱→0.10←K字路分岐(保田見峠)→0.15←
三叉路分岐東電柱横根369柱→0.05←廃屋の北西→0.10←釜ノ台東電柱横根278柱付近
→0.15=0.10←嵯峨山
町営バスのバス停市井原下車。バス停の待合所にはツバメの巣がある。川に沿って北へむいて進むとすぐに
小さな橋があり、左へ分岐する。東電柱横根35柱。道路は緩い傾斜をどんどん強める。右へ折れた後、左へ大
きくカーブする。水平な道路に変わって北へ向き直った時、東電柱横根43柱のところ、右後ろに取り付いた急坂
の道路へ入る。
急坂の道路左側に、嵯峨山の標識と地蔵像に挟まれて狭い山道があり、これに入る。右下に赤い屋根を見る
と、左側の尾根筋に分岐があり、これに入る。この付近だけ、草や木の枝に径が隠されているので赤い屋根を
右下に見るところでは特に慎重に径を進みたい。枯葉の多い径がどんどん明瞭になる。左側に林が途切れ、季
節が合えば水仙畑が見られる。幅広い山道は大木に囲まれ、薄暗い。標識があって分岐を左へ導かれる。尾根
筋左側を緩い傾斜で進むと、コンクリート舗装の狭い道路に登りつく。鋸南町と嵯峨山とが案内された標識があ
る。
左西へ道路を進む。以下は前項と同じだ。道路に沿って、急傾斜の地すべり危険地域の看板がある。この地
図では嵯峨山の標高を315.49まで標示している。この付近も猿が多い。
東電柱横根278柱で左に上れば民家の前をかすめて嵯峨山へ至る。
F 林道保田見線東入口 |
Hタルミ橋、保田見から嵯峨山へ
バス停タルミ橋→0.05←東電柱横根388柱丁字路→0.05←横根地区コミュニティセンター前
→0.15=0.10←シャガの坂径分岐→0.10←竹の鞍部→0.25←分岐の鞍部→0.05←
東電柱横根315柱の分岐地点→0.10←鋸南町標識東電柱横根328柱→0.10←
K字路分岐(保田見峠)→0.15←三叉路分岐東電柱横根369柱→0.05←廃屋の北西→0.10←
釜ノ台東電柱横根278柱付近→0.15=0.10←嵯峨山
バス停タルミ橋→0.05←東電柱横根388柱丁字路→0.10←●173ピーク
分岐の鞍部→0.10←東電柱山中85柱=東電柱山中87柱
バス停市井原→0.05←東電柱横根35柱の分岐→0.10←東電柱横根47柱丁字路→0.10←
●173ピーク
町営バスのバス停タルミ橋下車。右岸の道路を進むと左側に丁字路で急傾斜の道路が取り付いている。横根
388柱。これは●173ピークへの道で、尾根筋に出て左に折れると、頂上に出る。そこまで狭いながら舗装道
路が続いているて、低い頂上ながら展望が楽しめる。又このピークはバス停市井原から水仙畑の道路経由でも
いい。
道路の二又は右側の低いほうへ進むと、アスファルト舗装道路の終点になる横根地区コミュニティセンター前
に出でる。建物の前には数台の駐車スペースがある。建物の裏手から急傾斜のコンクリート舗装道路が右側に
折れて上っている。右側の草地は水仙畑で12月頃から可憐な花で覆われる。最後の農家の前からも、まだ舗
装道路が続いている。やや離れて大山祇神社があり、左後ろへVターンする。舗装道路はすぐまた二又があり、
左側の急傾斜の道路へ進む。痩せ尾根は新たな舗装で覆われている。左右の斜面も水仙畑だ。左側の山がま
た低くなったところで、左に水平な農地がある。その手前の狭い踏み跡から山径に入る。シャガの葉の緑が濃
い。いくらも上らない斜路の途中、左側に四等三角点標石横根がある。△188.2
左側の尾根への急登の踏み跡とコースサインがあるが、かまわず右巻きの緩い登りの径を進む。少し先で尾
根筋の径になる。左側に低い尾根を置いた径で進むと分岐点に出る。左から赤い杭、二本の黄色い杭に挟まれ
た踏み跡が二本。左はやや下り、右は緩い上り。更に右側にはもう一本緩い下りの径、都合三本が並んでい
る。左の下りの径はすぐ水平になる。右手の山からの新たな地すべりのために一部狭くなっているが危険はな
い。竹が覆う小さな鞍部に出る。右後ろの尾根筋の斜面に草が少ない。先ほどの分岐点の緩い登りの踏み跡を
登るとピークに至る手前で左側に草の薄いところがあり、そこから下ってくるとここに至る。鋸南町と富津市との
境界に忠実な径だ。
竹の鞍部のあと緩やかな尾根筋を左に曲がって小さな谷状の鞍部を越える。肩のピークには古い石祠があ
る。ここからは保田海岸方向の展望がいい。更に尾根筋の緩やかな登りが続く。
黄色い杭が5649と読めるピークが一番高いようだ。もう一つ小さなピークを越すと踏み跡が曖昧になるが尾
根筋で進み鞍部へ下る。ここでは正面のやや登りの幅広い径を上る。東電柱横根315柱で東西に走る舗装道
路に出る。左折すれば前項鋸南町標識(東電柱横根328柱)を見て保田見を経て嵯峨山へ至る。
正面のやや登りの径の右側には緩い下りの径がある。ほとんど水平の道になり、舗装道路にかわる。左へ道
路が曲がるところ、右側には八坂神社の分岐がある。(珍しい笠木一本鳥居がある)東電柱山中85柱のところ
で内台への道路に取り付く。左折すれば右側に志駒愛宕神社へ至る分岐点(山中87柱)があり、右折すれば内
台から山中へ至る。
この径を北側、東電柱山中85柱のところの分岐、または東電柱横根315柱のところの分岐から入った場合、
その合流する鞍部では南側の尾根筋の左と正面と右とに踏み跡がある。特に右西側の踏み跡が明瞭なので誘
われかねないが、途中の倒木がひどくて通行は困難だ。尾根筋は広葉樹の葉を分けて進めば尾根筋に踏み跡
が現われる。
G バス停市井原 |
I東側の尾根筋から嵯峨山へ
三叉路横根369柱→0.05←山中の十字路→0.20=0.15←嵯峨山
廃屋の北角→0.05←山中の十字路→0.20=0.15←嵯峨山
林道保田見線を西へ進む。タルミ橋からの径の合流が二箇所、市井原からの径の合流を更に西へ進む。保
田見集落を抜け、三叉路分岐のある南側東電柱横根369柱付近の南側には尾根が途切れて、南へ向かう径
がある。
南へ向いた径は続いているが、右側への尾根筋のすぐ南側を巻く溝径がある。これに入る。カーブして尾根筋
に取り付き、これまでの径を東西方向の溝径とする十字路に出る。
北側の尾根径は「地滑り地区」4号標柱を見て北側「廃屋のカーブ」付近で道路に降りる。正面の径は溝径で下
っている。
南側へ進んだ径は二つ目の鞍部から登った小ピークを右へ折れる。スギ林とマテバシイの林に囲まれた痩せ
尾根から、急斜面を登る。枯れた大木と岩のピークに登りつく。岩にはピンが打ち込まれている。国土地理院と
読めるリングが留められている。もう一度急登をしたのち緩い傾斜で嵯峨山山頂の大きな看板の裏手に出る。
下りのとき、大木と岩のピーク、スギとマテバシイの痩せ尾根の後のピークで、左へ径を選べばよい。三叉路横
根369柱のところから南側の尾根筋に入ると、東側にも尾根筋を辿る踏み跡がある。この径は保田見峠の南
側、横根338柱のところまでつながっている。途中、笹などの草木が蓋っていて踏み固めは確実だが通行は困
難なのでお薦めできない。
H バス停タルミ橋には待合所があって、もう少し待てば花見が出来る。 バスを待つのよ。 |
J梨沢大塚山、三浦三郎山を経て、保田見峠へ 梨沢大塚山●234、三浦三郎山●281
上総湊駅から梨沢大塚山、三浦三郎山を経て、保田見峠へと尾根を伝って行かれます。途中の梨沢橋は沢登
り−七ツ釜の入口にもなっています。
上総湊駅→0.15←神田橋→0.10←橋の西詰め三又→0.15←高野分岐→0.05←
相川神社東交差点→0.05←相川橋→0.10←岩見堂やぐら入口→0.10←妙蔵寺前→0.05←
丁字路(相川111柱)→0.10←梨沢橋→0.40=0.30←梨沢大塚山→0.35←石の標柱
→0.05←三浦三郎山分岐→0.05←保田見峠(K字路)
上総湊駅下車。駅前からはバス路線があるが、徒歩でも15分程度の距離しかないバス停神田橋で下車する
ことになる。線路に沿って東側の道路を進むと左へ線路からそれ、神明神社の付近から東へ向き直る。三猿像
の前も東へ進むと国道に出て、押しボタン信号で渡る。右側に富津市役所天羽(あまは)行政センターの裏手を
通ると、神田橋北側で国道を渡る。
神田橋の南東側には神田橋川面親水公園入口がある。小休憩にいい。道路は東へ向き直り、別の端の西側
で三叉路に出る。ここでは右南へ進む。右側の崖の法面が穿たれ風化の激しい石像と青面金剛像などが並ん
でいる。
すでに開通している高速道路館山道を左側に見るがこれをコンクリートの函渠で潜る。周囲の道路には釣客の
駐車禁止という看板がある。ハイカーとて同じだ。富津竹岡インターチェンジに通じる右側分岐の道路には駐車
可の看板がある。確かに路肩が広い。その道路の先は農村協同館が角にあり、そこを左折すると相川神社、山
居薬師堂の階段が並んでいて、この道路と南側で合流する。合流した左側が相川橋で、しばらくは狭い道路にな
る。
再び広い道路になるところ、左側に市指定文化財岩見堂やぐらという看板が有り、湧水で濡れた崖と階段があ
る。
左へ急なカーブをする。振り返ると崖が穿たれその中に墓石が並んでいる。その南側、妙蔵寺の歴代住職の
ものだ。きれいに手入れされた気持ちのいい寺だ。向いには橋があるが、ここは直進する。
右手に天神山小学校梨沢分教場跡という大変立派な石碑がある。梨沢区公民館で、かつての運動場はゲート
ボール場になっている。広い道路が狭められ梨沢橋を渡ると、七ツ釜と書かれた大きな看板が東側を案内して
いる。西向きには2本道路があって、防火水槽越しの山側の方へ進む。東電柱407柱の付近で左側の未舗装
の小路を登ると水田の脇に出る。田の畔径になる。
右手に寄って尾根の先端の方向へ進むと、太陽熱温水パネルの脇で、右下に農家の屋根を見ると、山径に取
り付く。左に尾根を置いた緩やかな径は尾根筋に出ると左下に別径の合流がある。その後、径は尾根筋の東側
に踏み替えて、右側にわりと新しい切開きで、少し竹の被る急登の分岐がある。数種類のコースサインが取り付
けられているこれまでの尾根筋を巻く径はこの先で崩落して通りにくくなっている。ここで右側に急登、尾根筋、急
くだり少々で崩落の径を避ける。全コース中ここだけだ。その後は紛れの少ない尾根筋を左右に巻く幅広い径に
かわる。
L 秋葉山 山頂の社殿の屋根は小さくて見えない。 |
今までのほとんど直進の径が左へ曲がると、その左側に登りの分岐がある。ここで北東方向へのこの径へ行
くと梨沢大塚山だ。僅かな登りで広い頂上に出る。大日如来像の龕と石の祠、石碑が並んでいる。周囲の木々
は背が高く日差しはないが、展望もない。
緩く下った後は尾根筋のわかりやすいきれいな踏み跡を辿る。ほとんどは緩い登りだ。草の多い痩せた径があ
る。コースサインが取り付けられている。そこからは北側の展望があり鹿野山の山並みが望まれる。緩い上りの
径で石の標識柱が立っている。風化していて一番上の「夫」の文字しかわからない。
この径にしては珍しく倒木がある。潜り、跨いでわけなく越されるが、東側の盛り上がりへの細い踏み跡があ
る。これに入ると小さな大日如来坐像と石碑が並んでいる。この附近が七つ釜からの沢径の合流点だという。
「東の丘」の直ぐ南側から、西側の尾根筋が盛り上がる。コースサインもあってこちらへ進むと、背の低い土手
と、林になっている平地がある。三浦三郎山だ。平地の北東角には尾根筋に踏み跡がある。径に戻って緩く下
ると、「広場」に出る。保田見峠から入った車の切り返しの場所で、三浦三郎山の南端の尾根筋がここで低い崖
になって途切れている。ここからの未舗装道路には轍があって、舗装道路に出る。
ここが保田見峠で標識はないが、今出てきた道の東側には未舗装道が、西側には舗装道路が北向きに下って
いる。この道路は釜の台、嵯峨山へつながる道路だ。東へ向いて水平な舗装道路もある。これは内台へつなが
る道路だ。西側のガードレールと東電柱横根91柱の間には枝葉に隠れて下りの山道もあるが、これには入らな
いこと。
K梨沢橋から嵯峨山へ
上総湊駅→0.15←神田橋→0.10←橋の西詰め三又→0.15←高野分岐→0.10←相川橋
→0.10←岩見堂やぐら入口→0.10←妙蔵寺前→0.05←丁字路(相川111柱)→0.10←
梨沢橋→0.05←東電柱相川57柱分岐→0.20←トンネル北側→0.05←南端のトンネル
→0.20←東電柱278柱分岐→0.15=0.10←嵯峨山
上総湊駅下車。神田橋を経て相川に沿って進み、梨沢橋を目指す。広い道路が狭められ梨沢橋を渡ると、七
ツ釜と書かれた大きな看板が東側を案内している。西向きには2本道路があって、手前の道路を進む。すぐ又橋
があって川を渡り、左岸の道路になる。沿道には民家があるが、右側にコンクリート舗装の道路が分岐している
(東電柱相川57柱付近)先から道路の舗装は荒れてくる。左へ下る未舗装道路を見送ると左側には水田が見え
る。道路がやや急になるとトンネルに差し掛かる。やや長いトンネルなので懐中電灯の用意が望ましい。その後
小さなトンネル二つを潜る。いずれも素掘りで岩肌が見える。
右手に最初の民家を見たあと、右側に狭い道路の分岐があり、白い標識がある。右側は小保田と案内され
(歩道)とも書かれている。そちらへ進めば、白狐川の上流を渡り、タブノキの分岐から嵯峨山または小保田へ
至る。直進すればそのまま保田見から内台、山中へ至る道路だが、東電柱278柱で右後の坂道を登る.民家の
脇を抜けて嵯峨山の頂上へ至る。
L秋葉山
○80
大峰へ行く手前、西側にある南側の展望のいい小さな山です。
バス停鑓水→0.10←秋葉山
バス停鑓水から北側へ入る。本郷上19柱の南側で左折、西へ細い道路へ入る。右側に風化した不動明王石
像が有り、斜路の先、石段の上に簡素な建物がある。戸には二つの口が開いていて、それぞれ不動様、秋葉神
社と書かれている。平成24年(2012年)二月と読める真新しい石灯籠がある。
ここの西側に斜路がある。タワを一つ経てソテツ畑の西側を急登する。山頂にはやはり簡素な建物がある。隣
の石碑は「水冨士淺間太神」と読める。南側の展望がいい。
バス停西側、電波塔脇の住宅への道を進むと一直線だが刈り込みの悪い径を通ることでもあり、これは避け
よう。
M 横根古道 308柱附近 |
M横根峠古道 ●169
長狭街道、横根峠附近からも四等三角点横根を経て保田見方面へ行かれます。
バス停タルミ橋→0.05←バス停湯沢→0.10←東電柱横根308柱十字路→0.10←バス停山中
→0.15←田島橋→0.05←峠→0.15←シャガの坂径分岐
東電柱横根308柱十字路→0.10←丁字分岐→0.15=0.10←二又→0.15←シャガの坂径
バス停湯沢から東へ、バス停山中から西へ進む。富津市と鋸南町との境の西側に民家が有り、カーブの下に
大崩(おくずれ)方面からの道との十字路をなして北側の集落へ坂道が上っている。東電柱308柱。急坂を右寄
りに進んで水平になったところ、最奥の農家の前で左折する。別の農家の大きな屋宅の裏を抜け、小川を渡って
右側の竹薮に入ると、刈り込みのいい径が現れる。これが丁字路に突き当たる。右側へ進む。小さな石塔が三
基転がっている。内一つは大日大聖不動明王と読め、もう一つは八大とまで読める。−龍王と続くのだろう。尾
根筋を左右に曲がりくねって高度を上げる。
径が直進になると右側は平らなマテバシイの林になる。そのわずかに高いところには倒れた石塔が枯れ葉にう
ずもれた拝所がある。尾根筋の径は傾斜が緩やかだが、正面に急登の小ピークに突き当たる。これは右へ巻く
が、ここだけがやや崩落気味だ。僅かな距離だ。小ピークを前にした二又分岐は左へ進む。巻き尻から尾根筋
を右へ巻いた後、明るい小鞍部に出る。痩せた鞍部の最下部は●169の標高点だ。合流する舗装道路は田島
橋からの道路で左折する。
バス停山中は県道の丁字路で北へ進む。この北西側の角、茂みの中にあるスダジイの木が太い。田島橋の
西側に集落があって、狭い道路が上っている。民家が無くなって小峠を下り、川を渡る。未舗装道路になる。周
囲は水仙畑が多くなる。再び舗装道路になると左側の展望がいい。左下から未舗装道の合流がある。
これが横根峠古道だ。
尾根先を廻ると右側に最近作られたセメントの階段が有り、その上には石祠が祀られている。道路が痩せ尾
根になると右側には水平な農地がある。その脇には狭い斜路が登っている。シャガの葉の緑が濃い。いくらも登
らないない斜路の途中、左側に四等三角点標石横根(△188.2)がある。 房総丘陵 1000