経塚山 1510

全般 △310.7     房総丘陵1000
 緩やかな長細い頂上は南側北側が切り開かれて明るくなり、展望がよくなった。
 JR内房線南三原(みなみはら)駅からバス停上三原間のバス路線はスクール混乗バスになり、便の関係で利
用の難しいものになりました。

@ 犬切バス停に近い道路にある標識

@犬切バス停から
 バス停川谷→0.30←バス停御子神→0.20←バス停犬切→0.35=0.30←経塚山→0.10←
蛙石
 JR内房線館山駅下車。細田行きバス、バス停犬切(いぬぎり)下車。川谷(かわやつ)行きバスで終点下車。
バス停川谷から国道410号線を北へ、約3キロほど進む。トンネル川谷隧道の先、左西側に石の龕があり風化
した地蔵菩薩像らしき立像と、その隣に牛頭観音文字塔がある。さらに北へ進んで左西側に赤い小さな犬切橋
がある。この付近は道路のカーブが広い路肩をとっているので、車の時はこの付近への駐車が可能だ。道路の
北側の右東側にある物置小屋の陰に、バス停犬切の標識がある。
 東側へ集落の道路に入ると、案内標識がある。民家の玄関に通じる径の分岐を見送って、右手の屋敷の敷
地と田畑のための土盛りの斜面に囲まれた分岐で右へ曲がる。ここまでの三箇所に立派な標識が設置された。
道はすぐに左にカーブして右に林、左に棚田を見る道路になる。開けたところに出て右への道は無視して、左折
する。農家の物置のを左上に見る竹藪に囲まれた道の先で、山道に変わっていく。山の神の先から完全な山道
になり、廃道状態にある別の径との十字路を横切る。まもなく、シイの大木で覆われた薄暗い緩急取り混ぜた幅
広い尾根径になる。古い標識があって、マテバシイの樹林の右側の切開きが石堂原と案内されしている。
 頂上に着くと、プラスチック板とテープで作られた標識も丸太の輪切り標識もなくなった。丸パイプに取り付けら
れた標識は方向が定まらずかえって危ない。頂上は南側北側が切開かれて展望がいい。北東側へ進むと、小
さく急な下りをした先に、異様な岩が独立している。蛙(あんご)石(あんごう岩・蟇石)と呼ばれ、蛙の姿を思わせ
る奇怪な形をしている。径は更に北へ続いている。

A石堂原から 石堂林
 バス停川谷→0.15←八幡宮石段→0.25=0.20←大谷・石堂原分岐→0.10←松ヶ石分岐
→0.20←山頂南側鞍部の交差点→0.15=0.10←経塚山
 バス停川谷の北側は三叉路で、北側直進の道路を進む。左寄りは国道で、バス停御子神(みこがみ)、犬切
橋、バス停犬切へ行く。
 道路は右側へカーブして東へ向く。三又に出るが、左右どちらでもいい。右へ進むと石川橋の先のカーブで右
側には常円寺がある。水田の真中の十字路に出る。東へ進むと、八幡宮の石段の下に出る。
 八幡宮の石段を登って、参拝後、社の後ろから尾根筋で進んでもいいが、藪っぽい薄い踏み跡の径になる。
 八幡宮の南側の道路を進むと左側の山の崖にフェンスが取り付いていて登り径の手摺になっている。フェンス
の内側が径なのだが、倒木の枝が邪魔すること、フェンスがなくなった上部でも曖昧な踏み跡しか付いていな
い。
 八幡宮を参拝後、鳥居の所から北側の階段を下る。石段で北側へ向いていた道路に下りてそのまま北へ進
むと、小さな十字路に出る。七の字の裏返し形、九の字の交差点だ。
 東側の道はすぐ右へ曲がって坂を登る。左へ曲がり丁字路を右へ曲がる。コンクリート舗装はなくなり、溜
池−下前堰−の右岸から堰で左岸へ渡る。緩く登る径は右後ろに細い径を併せる。八幡宮の尾根筋からの径
だ。左側の木々が開けると平地があって、桃の木が開花していればきれいな桃原が眺められる。径は左右にカ
ーブを繰り返して高度を上げる。
 右後ろに水平ながら細い踏み跡が分岐している。ここが大谷(おおやつ)方面との分岐点だ。「経塚山ハイキン
グコース」の標識があって、経塚山と大谷を案内している。
 尾根筋のほとんどが一本筋の径なので、迷うところはない。松ヶ石分岐でも狭い尾根筋が続く。緩く登った後、
折り返して下る。尾根筋の起伏の少ない径が続くのに、この付近だけが異なっていて急だ。石堂林(●280)の
ピークだが、径は頂部を右へ外している。
 頂上に近いところではマテバシイの大木の林が目立つ。右へ曲がりながら、これまでになかった急登の尾根筋
の径になる。急登も僅かな時間で更に右へ曲がって、水平の径になると頂上に出る。右手が明るく切開かれて
いる。
 左へ小ピークを右に巻いた北側の巻き尻が経塚山南側の鞍部の交差点で、正面には3方向に径がある。左
側か中央を進む。頂上に近いところではマテバシイの太い木の林が目立つ。右へ曲がりながら、これまでにな
かった急登の尾根筋の径になる。急登も僅かな時間で更に右へ曲がって、水平の径になると頂上に出る。南
北が明るく切開かれている。
 頂上から犬切方面へ下ると、古い標識があって、左へ石堂原を案内している。これを下ると、はじめは幅広い
曖昧な道だが、尾根筋のわりと狭い径になって、踏み跡は明瞭になる。すぐに水平路との十字路に出る。左右
の水平路は明瞭な踏み跡で続いている。ここで左南東側への水平路へ進む。石堂原、大谷からの径が、「急登
の尾根筋の径にな」って、頂上へ向かうところに合流する。そこに標識はない。

A 八幡宮石段

B大谷から
 バス停川谷→0.15←八幡宮石段→0.15←大谷橋→0.05←分岐点→0.20=0.15←
大谷・石堂原分岐→0.10←松ヶ石分岐→0.20←山頂南側鞍部の交差点→0.15=0.10←
経塚山
 バス停川谷の北側は三叉路で北側直進の道路をむ。道路は右側へカーブして東へ向く。水田の真中の十字
路から東へ進むと、八幡宮の石段の下に出る。この石段の南側の道路を進むと道路は南へ向き直る。一つ東
側の谷に出る。
 大谷橋の北側で右岸の道路を進む。左側に小さな谷筋への分岐があり、ここで左折する。東電柱珠師ヶ谷
(しゅしがやつ)213柱のところだ。谷の右岸のコンクリート舗装道路は右側に農家への道を分ける。直進して山
道になる。左側に二回、尾根筋を越えると、左下の径と合流する。石堂原からの径だ。「経塚山ハイキングコー
ス」の標識があって、経塚山とこちら、大谷を案内している。
 以下、経塚山までは「石堂原から」と同じだ。 (▽ししがや)

@ 犬切です。点が消えたのか消されたのか?

C皆倉・大谷から
 バス停川谷→0.15←八幡宮石段→0.15←大谷橋→0.05←分岐点→0.15←皆倉への橋分岐
→0.35=0.30←尾根筋の分岐→0.25←上三原・貝沢分岐→0.25←捕場分岐→0.15←蛙石
→0.10←経塚山
 バス停川谷の北側は三叉路で北側直進の道路を進む。八幡宮の南側の道路を進む。大谷橋の北側で右岸
の道路を進む。林道大沢線だ。「経塚山ハイキングコース」を左へ分ける。左側の崖には馬頭観音像が並んで
いる。左右の山が迫って谷筋は暗くなる。右側に分岐する道路があって橋がかかっている。これを渡る。枝沢の
右岸の道を進む。左へ谷筋を回り込んで高度を上げる。コンクリート舗装道路は未舗装道路になる。左右にカ
ーブして高度を上げる。古い石祠の並ぶ分岐のある付近が皆倉(みなぐら)で、あらたに径が拓き直されてい
る。尾根筋に出て、左折する。右東側は平地を手前に置いた低い尾根筋が見える。この平地を横切った場
合、その尾根には大山祇神社の石祠がある。平塚山の北側だ。経塚山から下ってきた時、直進して平塚へ行
ってしまう。東側に平地のある特徴的な地形に、気を付けよう。
 尾根筋の径は疎林の原っぱの脇を抜ける。東へ分岐する径があるが、やはり標識があり直進する。 三又の
分岐があり、標識があって左へ案内される。右へ行くと貝沢、上三原へ至る。右に山を置いて巻く径が、痩せ尾
根になるところには、右後方に別径の分岐がある。標識が分岐点とその南側の、二つある。標識のない分岐も
ある。杉の苗木が目立つ右への分岐は上三原に至る。狭い径なので間違える事はない。
 左側の山を巻きながら痩せ尾根に出る。ここは経塚山から来た時、西側の山への径と迷いそうだ。219の境
界杭が読めるので東側の「巻き径」が正しい。西側の「直登路」へ進むと●281のピークの後、径は曖昧になっ
て林道の小屋の方へ下ってしまう。
 このあとも左側に分岐があるが、右側の山を水平路で進んでいるのだとして、それらには入らないことだ。
 温石川の最上部では、この水平路が大きく左へ回り込む。谷へ下る径が谷筋の左寄りに付いている。丁字路
状の分岐から下を見ると「柱木(はしらぎ)牧場捕場」の標識が見え隠れする。この分岐点の僅か西側には、切
り通し型の分岐が北側にある。そちらにも径があるが、北側には入らない。細田や古畑(こばた)、北西尾根へ
の径だ。ここで径は方向をこれまでとは90度左へ曲げることになる。尾根筋の細い踏み跡を辿る径になり、尾
根先で右側へ巻くと、左の尾根に奇妙な形をした岩がある。蛙石でその先に分岐と標識がある。
 ここから僅かの登りで、経塚山の頂上に出る。
 西へ尾根筋の高いまま、珠師ヶ谷、大谷方面。西へ並行して北よりの肩から犬切への下りの径を標識が案内
している。

D珠師ヶ谷林道
 D−1 捕場分岐から
 バス停川谷→0.15←八幡宮石段→0.15←大谷橋→0.05←分岐点→0.10←皆倉への橋分岐
→0.20←大遠見橋→0.10←橋→0.15←林道終点→0.05←捕場分岐→0.15←蛙石
→0.10←経塚山
 バス停川谷の北側は三叉路で北側直進の道路を進む。八幡宮の南側の道路を進む。
 大谷橋の北側で右岸の道路を進む。林道大沢線だ。「経塚山ハイキングコース」を左へ分ける。左右の山が
迫って谷筋は暗くなる。右側に分岐する道路があって、橋もある。皆倉方面の分岐である。ここは直進する。
 直進すると林道珠師ヶ谷線の標識がある。その先右側には林道大沢線竣工記念碑が建っている。橋が連続
して左岸の道路になる。左側には未舗装道路が分岐する大遠見橋がある。銘板のかな書きには「おおどうみば
し」とあり、その未舗装道の終点には柱木牧の滝、高さ約8メートルがある。片道5分だ。
 小さいながらもトンネルもある。林道は幅広い。再び橋があって、右岸の道になると、右手に林業の小屋があ
る。大分傷んでいる。
 林道の終点まで未舗装だが路面はいい。ただし、皆倉への分岐から少々のところで、右岸側からの激しい落
石があって、車は通行できない。荒天時は更に激しい落石も予想される。平成26年・2014年2月の雪による
倒木も多い。林道の終点には町指定柱木牧場捕場250メートルとの標識がある。この標識に従って左寄りの
谷筋の径を進む。左手に草で覆われた石垣があり、捕場の標識がある。ここの僅か上が丁字型の分岐になっ
ていて、左右に水平の径が延びている。左側の径が経塚山へ至る。
 以下、経塚山までは「皆倉・大谷から」と同じだ。

@ 半分切り開かれた頂上。かつらはいりません○ この標識は今はありません。
この写真の林はもっと伐採されました。

 D−2 柱木牧の滝から
 バス停川谷→0.15←八幡宮石段→0.15←大谷橋→0.05←分岐点→0.10←皆倉への橋分岐
→0.20←大遠見橋→0.05←柱木牧の滝→0.30=25←経塚山南側鞍部の交差点
→0.15=0.10←経塚山
 大谷橋から、林道大沢線、林道珠師ヶ谷線へと進む。橋が連続して左岸の道路になる。右岸の岩壁には硫
黄水の噴出が見える。左側に未舗装道路が分岐する大遠見橋があり、その未舗装道の尽きたところで、沢は
二股になる。左股は水が流れ落ちている。柱木牧の滝だ。右股をわずか進んでこれを渡り、左股の左岸に渡
る。高さ約8メートルがある。
 この滝の谷を僅か進むと右へ曲がる。ここで右側斜面にケモノのみち程度の踏み跡を辿って尾根に登る。
平成26年・2014年2月の大雪では、その手前で倒木が谷を塞いでしまった。手前で右側の急斜面にケモノ
径以下の踏み跡を繋いで倒木をさける。パーティーなら細引きくらい用意したい箇所だ。
 尾根筋自身は狭いが、緩い傾斜で下生えも少ない。傾斜が強まり、踏み跡が曖昧になると尾根幅が広ま
る。南北尾根の小ピークで、左寄りから最高部を経て北西側へ下る。奇麗な幅広い径に降りる。南北の径が
ピークの西側を巻いている北側の巻き尻だ。
 直ぐ北側は経塚山南側の鞍部の交差点で、正面には3方向に径がある。以下別項による。

E竹の中から
 県指定天然記念物。上三原の大樟。
 バス停竹の中→0.35=0.30←貝沢分岐→0.10←上三原分岐→0.25←捕場分岐→0.15←
蛙石→0.10←経塚
 バス停別所→0.10←川のトンネル→0.20←貝沢分岐
 内房線南三原駅下車。上三原行きバス、終点下車。または一つ手前のバス停竹の中で下車。
 上三原の十字路を西に進むと、廃校になった小学校がある。改修されて魅力的な建物になっている。「自然の
宿くすの木」だ。その「校庭」は東側から「自然の宿くすの木」、県指定天然記念樹樟木の大木、山神宮、竹ノ中
部落集会場が並んでいる。この大樟は御神木として尊重されている。樹齢750年と推定され、30メートル程の
高さがある。
 バス停竹の中の北側に上三原橋がある。その北詰めには商店があり、突き当たりの崖の上は「自然の宿くす
の木」の庭だ。橋の南側で西へ曲がる。農作業用の未舗装道路だ。反時計廻りに進みながら高度を上げ、棚田
の上部へ進む。「くすの木」と一風庵を案内する標識があり、その先で棚田のわきの径から藪の中の径へ入る。
 径は手入れされた溝径で緩く登る。左側の展望のある場所では足元に上三原の道路がよく見える。左側に
二本接近して分岐がある。石仏の並ぶ峠だ。大日如来像、地蔵菩薩像、馬頭観音像、牛頭観音文字塔が並ぶ。
一段上は墓地になっている。直進して下ると、民家の南側を右へ曲がりながら進んで、コンクリート舗装道路に
出る。左折するのだが、少し元気のないカイヅカイブキとアジサイの間のところだ。下りの道路の右側の斜面の
上には石段があり、山神社がある。丁字路に突き当たって右折するとやや暗い谷筋の交差点になる。十字路
になっていて下から舗装道路がきて、左右にコンクリート舗装の道路を分け、未舗装の草の茂った道路が谷筋を
上っている。貝沢だ。
 正面のコンクリート舗装の道路を進むと、すぐ未舗装道路になる。道路は土砂崩れで決壊したのを、鉄板で覆
っている。一風庵の標識のある分岐は水平な左へ、その次の分岐はやはり水平な左へ、その次は水平な右へ
進む。右側の崖には六地蔵菩薩の板状の石仏がある。牛頭観音文字塔も苔に覆われている。
 尾根先曲がりのところでは、左に竹の段径が分岐している。これには入らない。右へ曲がると、もう分岐のない
緩い登りの径になる。杉の苗木が目立つ径で尾根筋に出る。
 尾根筋の分岐点は三又で、標識がある。別の二方向を経塚山、皆倉・大谷と案内している。今来た径は標示
されていない。経塚山の方向へ進む。紛らわしい分岐点では「経塚山ハイキングコース」の標識で案内されて、
捕場分岐、蛙石を経て経塚山へ至る。
 以下、経塚山までは「皆倉・大谷から」と同じだ。
 バス停上三原、竹の中へ行く途中のバス停別所には真言院という古寺がある。有形指定文化財地獄極楽図
があると、参道に看板がある。これは何時でも拝観できる。スダジイの老大木が境内に多い。この寺の西側に
林道貝沢線の始点があって、一風庵のハイキング道の案内看板がある。これを北へ進めば貝沢に出る。狭い
が全線舗装の道路で左岸から右岸へ変わるところでは川のトンネルが連続して二つ見られる。

@ 頂上にかつてあった詳しい標識 耐候性の高い標識です。長持ちしていましたが、
今はありません。

F大井下から
 バス停川谷→0.30←バス停御子神→0.20←バス停犬切→0.20←バス停大井下
→0.25=0.20←二重分岐→0.15←捕場分岐の西側→0.15←蛙石→0.10←経塚山
 バス停川谷より北側は便数が少ない。バス停大井下付近では、バスは旧道を走り、東側に道路幅の広い国道
がある。道路の路肩にゆとりがあり、駐車は可能だ。バス停大井下から御嶽橋を渡り、大井大橋を潜る。この橋
の北詰めに出る。コンクリート蓋がされた防火水槽の脇から東へ進む。舗装道路は田畑と農家の間の道路で、
道なりに進む。谷筋を横断すると、右山左田畑の道路になる。突き当たった丁字路は左へ折れ、未舗装道路に
なる。
 林を抜けると棚田を左側に見る尾根筋の道路になる。振り返ると、御殿山をはじめ西側の山がよく展望され
る。この未舗装道は棚田の上部で終わり、低い尾根筋の左側を山道で進むと、林の中に入り分岐に出る。左側
は更に三又分岐になった二重の分岐だ。
 杉の木が一本、三角形の踏み跡の中に立っている。右折して尾根筋をわずか外しながらも尾根筋を左右に絡
む径になる。赤い境界見出し標がこまめに現われる。H記号又はF記号で始まる二桁の数字が書かれてい
る。右側から幅広い尾根が取り付く。分収林の標識がある。左へ進み切り通しを抜けて、丁字路に取り付く。正
面の谷は柱木捕場で左寄りに谷筋からの径が合流している。右へ曲がって、蛙石・経塚山へ至る。

@ 蛙(あんご)石 気味の悪い形状である。中央の穴は石祠の胴部(納札部)とは違う。

G五反目から
 バス停川谷→0.30←バス停御子神→0.20←バス停犬切→0.20←
バス停大井下→0.05←バス停五反目→0.15=0.10←防火水槽十字路
→0.10←二重分岐→0.15←捕場分岐の西側→0.15←蛙石→0.10←経塚山
 バス停川谷より北側は便数が少ない。バス停五反目から国道に並行している道路を南へ下る。風車の模型が
大きくJA大井出張所の看板が目立つところが、大井青年館の敷地で、その看板は墨痕鮮やかだ。分校の跡地
だともいう。ここから国道を横断して南東側の集落の道路に入る。
 やや急な坂道が左山右田畑の状態で登っている。この道路が左カーブすると水平になる。これまでの直進方
向は未舗装になって、坂道のまま延びている。フェンスで囲われた防火水槽=消防水利が右手にある十字路
だ。この未舗装道路を直進する。
 すぐ目の前の分岐は右へ直進する。しかし、関係者以外通行禁止の看板と柵がある。轍がセメントで均され
ている。スダジイの大木が現われて、分岐がある。直進はわずか先で尾根に出る。その手前、右側の分岐に入
る。これに入るとまたすぐに分岐があるが、右側の尾根筋をわずか外した山径を進む。笹竹や枝で覆われてい
るのはわずかな距離で、すぐに分岐に出る。左は尾根筋の東側を北方向へ行くもので、直進すると数歩先に、
又分岐がある二重の分岐だ。杉の木が一本、三角形の踏み跡の中に立っている。沼かヌタ場か湿地もある。
右折は大井大橋へ下るもので、直進する。
 尾根筋を左右に絡みながら柱木捕場分岐すぐ西側の分岐点に出る。右へ曲がって、蛙石・経塚山へ至る。

Hとべ山 ○246.2
 丸山町史で6番目の高さとされる「とべ山」○246.2。山頂の石祠は山神社だという。
 バス停五反目→0.15=0.10←防火水槽十字路→0.10←石仏群
 バス停五反目→0.15=0.10←梅の木大井125柱→0.15←石仏群
 石仏群→0.15←尾根筋下→0.15←とべ山
 バス停五反目、JA大井出張所、大井青年館から国道を横断して南東側の集落の道路を登る。やや急な坂
径が左カーブして水平になる。左側に二本の梅の木が並んでいる。東電柱大井125柱。これまでの直進方向
と左側に未舗装道がある。フェンスで囲われた防火水槽=消防水利が右側にある十字路のところだ。
 左側の未舗装道に入って古い倉庫を見たあと、細くなった路はニューサイランの栽培地になる。緩く傾斜を
上げる。右へカーブした坂には左後ろから水平路を合流させ、尾根筋に上がって右折する。
 防火水槽の十字路に出る手前、梅の木の位置の北東側は竹薮が途切れている。バラ線の低い柵を跨いだ
先、緩い斜面を登る。右側には屋敷を囲う害獣避けの柵がある。尾根筋を横断する溝径があって、太いスダジ
イの根元には小さな石祠が落ち葉に埋もれている。そのまま尾根筋を登ると右側はワイヤメッシュの金網に変
わる。その外側の径は登るに連れて傾斜を緩める。右下からの急傾斜の別径を合流させると尾根筋に出て右
折する。
 左手の平地の先にはとべ山が遠望できる。右側の並木に沿った径の先には石仏が多数並んでいる。直進せ
ずに、この石仏の位置で左側へ一段登る。平地の左寄りで草をかわしながら右へカーブ。左下に下る小さな踏
み跡で竹薮の中の狭い切り開きに入る。辛うじて繋がる竹薮の中の径の右端は谷の斜面だ。竹薮を抜けた先
小さな平地に出る。やはり右端を進むと小さな切開きがあって、これを下る。若干傾斜がある。笹の中の径が鞍
部を経ると下生えのない幅広い尾根筋の最下端に出る。北へ尾根筋を登る。幅広い尾根筋の傾斜が強まると
右側に太いスダジイの三本幹の株がある。ここで右折、斜面の下を水平に緩い傾斜を進む。これが傾斜を強め
ると別尾根の肩のピークの位置に上りつく。左へ折れて僅かに北へ進むと山頂の南端部に出る。山頂は草が
覆いかぶさって取り付きが見えない。
 東側の喬木の方へ進むと山頂の東側に出て草、とりわけノバラまじりの狭い切開をかわしながら山頂に達す
る。
 西側へ狭い踏み跡でトラバースして山頂の西側を廻り込む。西へ向いた尾根筋に登りついて東へ進むと山
頂に達する。
 ススキやノバラに覆われた石祠が二柱並ぶ。内一柱は三柱分の掘り込みがある。左側の石祠は屋根石が落
ちている。文字は認められないので御祭神などはわからないが、山神社ということだ。
 西には伊予ヶ岳の特徴的な山容が眺められる。山頂は石祠の附近以外、ノバラなどの下生えで覆われ、身動
きは出来ない。

D 珠師ヶ谷林道 皆倉への橋分岐。左手には珠師ヶ谷林道を示す標識がある。
そのまま進むと右側に大沢林道竣工記念碑がある。

I石堂寺 大塚山 ●126  永野台古墳 ○60
 天台宗長安山東光院石堂寺という由緒ある寺院で、本堂、薬師堂、多宝塔、旧尾形家住宅などの重要文化財
に指定された建築のほか、御本尊は十一面観音立像で、ほかにも多数国、県指定の重要文化財があります。
「うらやま」へのハイキングコースなど、境内は公園としての整備もされています。
 国指定重要文化財。本堂は正面三間、側面四間、寄棟造り。周囲に回廊をめぐらす。大永五年(1525年室
町時代)の再建だという。
 国指定重要文化財。薬師堂は小規模な方三間の仏堂。
 国指定重要文化財。旧尾形家住宅は享保十三年(1728年)の建築で、居間、座敷などからなる主屋とかま
や、作業場の土間の棟との二棟になる。
 県指定有形文化財。山王宮は蓋い屋のなかにある幅高さとも3.8メートルの小祠だ。
 県指定有形文化財。多宝塔、方三間銅版葺き。
 バス停石堂寺前→0.10←ベンチの分岐→0.05←林間広場自然公園
 バス停石堂寺前→0.10←十字路(石諏訪神社前)→0.10←永野台古墳
 バス停珠師ヶ谷口→0.05←二重十字路→石諏訪神社東丁字路
 バス停珠師ヶ谷口→0.10←十字路(石諏訪神社前)→0.05←石諏訪神社東丁字路
 石諏訪神社東丁字路→0.15←ベンチの分岐→0.05←林間広場自然公園
 バス停石堂寺の東側には広い駐車場が有って、その奥から石段を登って仁王門をくぐる。スダジイの大木(幹
周り3.95メートル、高さ?16メートル)が参道にかぶっている先で本堂の前に出る。本堂の右側を抜けると、裏
参道との合流点に出る。
 北寄りの裏参道からは関係者の車輌が境内に入る。この交差点には参詣者用トイレと境内の案内看板があ
る。真東の径は切り通し部を抜けて谷に下り、小鳥観察舎がある。北側には旧尾形家住宅につながるウメとア
ジサイの並木がある。これに並行した東側の山裾に沿って径がある。その小山の北の外れから東へ進む。尾根
径で、右側の谷の下に小鳥観察舎の裏手が見える。
 径が狭く登りになると右側にベンチが並ぶ分岐点になる。左側の上り径を進むと尾根で右に曲がり休憩舎の
前に出る。屋根だけの東屋でテーブル1台、丸太型の椅子4台きりのものだ。その隣には展望塔がある。六角
形をした丸太造りのもので、階段で二階へ登る。梯子で更に上へ登る。ベンチがあってゆっくり休められる。周
囲の木々の木立を越して周囲の展望が得られる。=石堂大塚山、石堂城跡とされるピークだ。
 このピークからは南側へ下る径もある。
 「ベンチの並ぶ分岐点」から「自然観察路」の方へ進む。左側の山が途切れると、三又の案内標識がある。北
側には展望塔の先端が見える。南側は「林間広場」と案内される。広い平らなピークに出る。大勢の休憩にいい
ほど広い。細い幹の林で囲まれ展望はない。
 石堂寺の国道を挟んで西側には急斜面をもった台地がある。永野台古墳だ。郵便局の南にある十字路では
東側に石諏訪神社の鳥居が見える。西へ永野台古墳という看板が有る。進んで最初の道路を北へ進むと宮石
橋の手前で右側への登り坂道に案内される。これを登ると右側に永野台古墳という標識がある。分岐を進むと
古墳の説明看板と記念碑がある。コンクリート舗装道路は北へ続く、左右は奇麗な畑が続く。ここに二基の古墳
があり、土器が発見されたということだ。=石堂原城跡
 郵便局の駐車場の脇にある狭い山道でも登れるが、これは避けよう。

D 柱木牧場捕場を案内する標識。左へ250メートル。右側ではない。

 バス停珠師ヶ谷口の十字路を東へ進み、二つ目の北分岐の坂道を登る。周囲が果樹などの畑にかわった尾
根筋で西側からの道路との丁字路になる。
 バス停珠師ヶ谷口からさらに北へ進み、石諏訪神社前の十字路で右折、社殿の北側のカーブする道路を進む
と、畑の中の丁字路に出る。
 畑の中の十字路を北へ進む。右側にセンリョウ小屋を見て左側にソテツ畑を見た緩いカーブの途中、右側の
潅木の中に山道があり、これに取り付く。道路と並行して若干高度を上げたのち、右折して切通しで尾根筋の東
側の径に移る。北へ向くと直ぐ右下への分岐がある。小谷堰の北岸へ下るもので、左上の尾根筋の方へ進む。
直ぐに真西からの径と合流する。
 畑の中の丁字路を北へ進む。左カーブした道路が西へ向いた夏蜜柑畑のところで右側畑の未舗装道に入り、
東側潅木の北寄りに山道の入口を求める。狭いが確実な踏み跡があって、尾根筋の踏み跡に丁字路で合流す
る。
 合流した北側には石段があり、文政十と子の字の読める文政十一年(1828年)の石祠がある。石段の手前で
東側へかわり、このピークを巻いて北へ進む。右下への分岐があるが、左上の露岩の斜路へ進む。風化した石
祠のあるピークの西側を巻くと尾根筋の径になる。巨大な「配水塔」を見たあと、左下の奇麗な谷−野鳥観察舎
からの谷の径を合流させる。「粟野台」という標識は見当たらないが、今来た径を「小谷堰」とする標識があり、「ベ
ンチの並ぶ分岐点」に出る。右側二本の登りは展望台と自然観察路方面。左下は「花観音」の上から参詣者用
トイレ前の分岐を経て国道に至る。

E林道貝沢線 起点 バス停別所の直ぐ西側

J平塚山から ●295 御牧 大峰 ○230
 バス停関坂→0.15←見晴台分岐→0.10←ウマミチ分岐→0.10←NTT鉄塔前分岐→0.15←
経塚山径との合流点→0.25←上三原分岐→0.25←捕場分岐→0.15←蛙石→0.10←経塚山
 ウマミチ分岐→0.15←経塚山径との合流点
 南三原駅からの混乗バス停関坂下車。平塚への道路の角には震災記念碑という石碑がある。幅広いきれい
な舗装道路はかなり勾配を持っている。カーブを繰り返し、右カーブの所正面直進にユニークな標識がある。集
会所、見晴台、三原の郷などと書かれている。これへ入ると直ぐに集会所の前の見晴台に出る。白渚浅間山超
えて海が眺められる好展望だ。ここの東側には八雲神社がある。この道路の丁字路西側の盛り上がりは古峰
神社の石祠がある。そのまま尾根筋の道路を進むと六地蔵像ほかの並ぶ拝所があり、左に民家を見て右へ坂
を下る。先ほどの道路と合流する。西へ進んで直進が広い道路のまま右側に狭い道路が分岐している。NTTの
注意看板があるところで、その道路に入る。左南西側の展望がいいところ(北三原179柱)で、道路は右へ
急カーブして、東へ向き直る。その後一回南側の好展望の箇所を経過して道路はカーブを繰り返して鉄塔の門
の前に至る。この山は大峰という。
 門の前より僅か手前、北側へ未舗装道路が分岐している。西へ向き直り、北へカーブする。その道の傾斜が
緩くなったところ右へゆるいカーブする所、西側の斜面が低いので下生えを踏んで山に入る。踏み跡らしき物
はないが、きのこ栽培の人が入る杉林の中ですぐに尾根筋に出る。これを北へ辿った最高部が●295の平
塚で御牧と呼ばれる山頂には倒木と下生えのほか何もない。未舗装道路を更に北へ進むと狭い山径になる。
小さな石祠は大山祇神社で、これを限度に薄い踏み跡には入らない。この石祠の西側には一段低く平地があ
り、倒木と下生えに邪魔された溝径が複数ある。これを下ってその平地の西側の山道へ進む。ここが経塚山と
平塚を結ぶ径で、皆倉からの径の合流点もここにある。右北へ径を辿って経塚山へ至る。
 右へ道路が急カーブする所東電柱北三原179柱のところ、左側の奇麗な二階建ての住宅の方へ直進する。
北三原180柱には街灯も付いていてここで左に一段下ってその住宅の裏側の山道へ進む。その家の人の話
が聞けた。昔のウマミチだそうだ。左側に畑を見る畑の最上部で右側に分岐して林の中の径に変わってから
は、ほとんど水平な径だ。左へ下る分岐があるが、そちらには地蔵像と馬頭観音文字塔が共に複数並び、廃
屋の手前左に曲がって三又に出る。皆倉だ。直進すれば古い倒木をかわした径を進んで、平地を右側に見る。
大山祇神社の石祠の置かれた尾根のすぐ西側の分岐合流点だ。そのまま北へ進んで経塚山へ至る。

K大谷橋までのアプローチ
 経塚山の南側の登り道として大谷橋がいい位置だ。川谷からの道もいいが、もっと南側のコミュニティーセンタ
ー付近からのアプローチがある。
 バス停珠師ヶ谷口→0.05←切り通し北丁字路→0.05←丁字路→0.10←古宿橋→0.15←
大谷橋
 バス停珠師ヶ谷口下車。バス停コミセン前の僅か北側がバス停珠師ヶ谷口で十字路を東へ進む。ここには経
塚山を案内する標識がある。道路が山の切り通しの手前に差し掛かると北への径がある。切り通しを抜けた直
ぐ左側には石仏が並ぶ。この付近に市の指定文化財になる善性寺も北側にある。丁字路に突き当たる。八幡
神社の東側には憩の広場、愛林センターが有り、広い広場の奥には地区の集会場がある。左側から道路へ尾
根筋が迫る所には馬頭観音像と庚申像が並ぶ。古宿(ふるやど)橋で左へ進めば八雲神社の前を通る。右側を
選べば前谷地区の神社(一本笠木の鳥居)の前を通る。平塚へ通じるコンクリート舗装道路の取り付きを見る
と、直ぐに大谷橋だ。橋を渡って左岸を進んで経塚山を目指す。

E 上三原の大樟

L小戸愛宕山 ●93 白石山 ○70 小戸鴻ノ巣山 ●95
 経塚山の尾根は幾筋かに分かれ、温石川を隔てて海まで接近しています。
  バス停市場→0.10←山王社丁字路→0.10←岩糸根切丁字路→0.10←小戸青年館
 小戸青年館→0.15=0.10←小戸愛宕山 
 小戸青年館→0.10←コンクリート坂道小戸121柱→0.20=0.15←白石山→0.10←
小戸鴻ノ巣山
 バス停市場は館山駅からの路線と富浦駅と南三原駅を結ぶ路線の二路線三駅が利用できるが、バス停の
位置が僅かに異なる。国道410号線から東へ進み、釜滝トンネルを潜る。経塚山の案内標識が山王社下
の丁字路(釜滝山越集会所・一本笠木鳥居)にある。岩糸根切の丁字路を北へ折れる。小戸青年館と並ん
で「たのくろ市場」の看板が大きい。土日だけ開催する農産物直売場だ。
 この更に左側の農家との間の農道を進んで畑の左端から山に入る。昔の峠道の切通しから右側の尾根筋に
取付く。この付近だけが難所で、後は尾根筋を辿れば進むほどに下生えは減り、傾斜は緩み、尾根筋は拡が
る。共聴アンテナの先が一番高い。この小戸愛宕山には大木が数本有り、南側には径はあるが竹が多い。
 小戸青年館の向かいには八幡神社の参道がある。岩を穿った階段があり、その先に社殿が見える。その先の
民家の更に先には小戸中郷集会所がある。丁字路に突き当たるわずか手前、右側にコンクリート舗装の細道が
畑の脇を東へ登っている。東電柱小戸121柱。畑谷の左岸の道にはやや頼りない手すりがある。わずか進ん
でもう遺棄されたような畑地跡の平地に出る。ここで右側へ細い踏み跡を辿って尾根筋を目指す。
 尾根筋はその傾斜が緩くなると今度は岩の塊になる。右への巻き径を離れ直登すると上には小さめの石祠が
2柱並ぶ。その一つは天保十一年(1840年)の文字が読める。北側にも踏み跡があるが、南東方向への踏み
跡を下る。痩せ尾根を進むと岩の塊の前に出る。左右に巻き道があるが左北向きの巻き道を選ぶ。この岩の
塊が白石山で直登できるが、狭い踏み跡が北に向かっている。分岐した径と合流してからは幅広い切開きの尾
根径になって小ピークと鞍部を繰り返す。左右に枝尾根を持った小ピーク、丸山町国調杭118657の数字の読
める位置が鴻ノ巣山だろうと推測される。尾根筋の径はまだ北東へ続いている。展望はないが、気持ちのいい
自然林の中で下生えは少ない。
 八幡神社隣の民家の左側には、その宅地内の奥に径がある。小戸中郷集会所に接した位置だ。二つ目の古
い墓地の奥から山に入ると白岩山に達するが、これは民家の敷地内に「侵入」せねば進めないルートだ。入らな
いことだ。

H 石堂寺 多宝塔 この日は縁日のため幕が張られている。

M諏訪神社 ○60
 バス停唐ヶ作→0.10←諏訪神社
 南三原駅からの混乗バス、バス停唐ヶ作で下車。「村社」諏訪神社の石柱の道を進むと、右側に一段高く石鳥
居がある。そこから狭いコンクリート舗装道路を進む。始めは傾斜がきつい。鬱蒼とした雰囲気の平地の境内に
大きな社殿が立派だ。その左奥へ薄い下生えを突いて進むと、南北尾根の径との三又がある。明瞭な幅のある
径のほか、社殿の周囲には細い踏み跡が多数あるので入らないこと。
 石鳥居の附近民家の入口にマキの大木がある。社殿前石灯籠の近くにもスギの大木がある。
 バス停唐ヶ作→0.05←バス停寺谷→0.05←記念碑・北丁字路・斜路→0.10←諏訪神社
 
バス停唐ヶ作の一つ北側バス停寺谷で下車。北へ進んで丁字路を西へ折れる。左南側に幅広い道路の入口
があり、石塔が建っている。その上部の板石から記念碑だと読める。(東電柱北三原373柱)この広い舗装道路
に入る位置、東側の尾根の端部に小段が切られている。これに入ると境木だと思われる並木に沿って奇麗な径
が登っている。途中木々が切られて植え分れの位置では草の中を進む。再び木々の中の径になると水平にな
り、やや左寄りに林の中を進む。境内、水槽の前で参道に合流する。右を見れば社殿だ。
 バス停唐ヶ作→0.05←バス停寺谷→0.05←記念碑・北丁字路・斜路→0.05←石碑入口
→0.10←普門寺跡地→0.05←南北尾根筋合流→0.10←小トンネル→0.10←諏訪神社
 南北尾根筋合流→0.10←三角点峰 △104.7
 
バス停唐ヶ作の一つ北側バス停寺谷で下車。北へ進んで丁字路を西へ折れる。左南側に幅広い道路の入口
と記念碑がある。そのわずか西の北側に道路がある。この丁字路(東電柱北三原16柱)を進む。突き当りの三
又を一歩右へ進むと新旧の石碑が並ぶ脇に入山口がある。普門寺の碑だ。山裾を西へ進む。
 左手一段下に民家がある。右カーブし谷筋の左岸の道から谷筋の右岸側へ渡る。谷は地形だけで草の原だ。
西へ向き直ると右手からの小尾根を乗り越す。右手の斜面に紛らわしい小径があるので注意。幅のある山裾の
径のまま右へカーブ、傾斜が増すとロープが這わされている。上部では石段になる。
 小広い平地には@石段、A手水石※、B壁龕の小さな横穴、C大きな横穴が見える。普門寺の跡地だ。左へ
平地を進むと山腹を回り込んで株立ちして太いケヤキ株の脇を経て南北尾根筋の径に合流する。
 南北尾根筋の径の北側*は幅を狭めるが、南側は石垣が詰まれて幅を確保しているのが見られる。一回右
西側へ幅広い下り分岐があるが、西巻きの多い径で南へ緩く下る。尾根筋の左右遠方下部に道路が見えると
寺谷トンネルの上だ。左下へ分岐する径を見送ると小トンネルの上でそのまま進んで諏訪神社の裏手に至る。
 普門寺跡地のA手水石※の右脇の岩段は風化で角が丸まっている。登ると左右に横穴が開いている。左は
暗い#が右側は緩い登りの先、岩戸観音堂の跡地に出る。壁側は仏壇があり、幅広い半洞窟だ。端に痛んだ
瓦が寄せられている他は何も無い。「岩」の文字が岩壁に見える。東へ短いトンネルを抜けると二基の石碑が並
んでいる。この附近はここまでで戻る。寺跡地からは更に上部へも細い踏み跡を辿って進められる。幅広い斜面
を持った尾根の鞍部に出る。左側の暗い#洞を入ると左にカーブしてC大きな横穴と見た洞の左側に出る。
 尾根筋の径の北側*は幅を狭め左へカーブ、岩の目立つ小尾根を踏む。この小尾根の先は小さな盛り上がり
で風化の激しい石祠が今も祀られている。ここから北側への踏み跡は曖昧になる。右上の尾根筋に小さく切れ
込みのある箇所を目指す。峠か尾根切りの感じだ。ここで東西尾根を踏み越え下りの踏み跡を辿る。小さく登っ
て四等三角点のピークに達する。△104.7 南側は梢で限定されているが遠望がある。巻き径が更に続いてい
るがこの附近で戻ること。
 バス停唐ヶ作→0.05←バス停寺谷→0.05←記念碑・北丁字路・斜路→0.10←
南北尾根筋・小トンネル→0.10←諏訪神社
 
バス停唐ヶ作の一つ北側バス停寺谷で下車。北へ進んで丁字路を西へ折れる。左南側の記念碑・北丁字路を
見送るとモルタル法面防護の斜路がある。東電柱北三原374柱の南。崖崩れ注意標識のところで、これを登
る。
 左側の小階段は今も奉幣されている石祠(御祭神不明)へのもので、附近には牛頭観音文字塔もある。バラン
(葉蘭)の左分岐&を見送ると径は右カーブし、北へ向き直る。小分岐の左は岩の小トンネルに入るが、右へ進
むと南北尾根の径に合流する。
 左後ろ南へ向き直おり、尾根筋の東を巻く径、その後踏替えて西側を巻く水平な径を進む。右後ろに別径の合
流※があり、その後社殿が左手の林越しに見える。やや行き過ぎた位置に三又があり、左へ進んで社殿裏側に
至る。
 社殿裏側の南北径を北へ進むと東右手からの幅広い尾根筋を越えようとする位置では左へ水平に巻く踏み跡
※があるが、この径は西側への尾根筋へ向って急な斜面の上で曖昧になる径なので進まないこと。
 バラン(葉蘭)の左分岐&を進んでも僅か上を進んで小トンネルの僅か南側で南北尾根筋に登りつく。
 バス停唐ヶ作→0.05←バス停寺谷→0.05←記念碑・北丁字路・斜路→0.05←トンネル西斜路
→0.05←南北尾根筋・小トンネル→0.10←諏訪神社
 
バス停唐ヶ作の一つ北側バス停寺谷で下車。北へ進んで丁字路を西へ折れる。左南側の記念碑・北丁字路・
モルタル法面防護の斜路を見送って寺谷(てらやつ)トンネルを抜ける。北側に東へ向いたコンクリート舗装道が
あり、これを登る。直ぐに未舗装道になり幅広い斜面になる。木々の高い位置から細い山径になると岩のトンネ
ルを潜る。右へ下ると先ほど見送ったモルタル法面防護の斜路に繋がるが、左へ登ると南北尾根の径に合流
する。南へ進んで諏訪神社の裏手へ至る。

H とべ山 バス停五反目が左遠方に 大井青年館入口から

 バス停唐ヶ作→0.05←バス停寺谷→0.05←記念碑・北丁字路・斜路→0.05←トンネル西斜路
→0.05←左道路分岐(入るな)
 
バス停唐ヶ作の一つ北側バス停寺谷で下車。北へ進んで丁字路を西へ折れる。左寺谷(てらやつ)トンネルを
抜けた先、南側へ道路が分岐している。海発409柱。かつてこの附近の谷津田の右岸の斜面から神社裏手へ
の急登路があったが、今は畜舎の廃棄物と金網の為、進めない。
 諏訪神社社殿の西側には南北尾根の径との三又がある。これを南へ進むと右へカーブし※西向きの小尾根を
下りZターンをする。それらに至るまでに畜舎の廃棄物からの異臭が周囲を覆う。かつては寺谷トンネルの西側
に降りられた径だが、水田跡地は金網に囲われ開閉扉も無い。進まないこと。※西向きの小尾根の位置から南
へ南北尾根を進むのにケモノ道程度の踏み跡があるが、その後ケモノ道や幅広い道、細道や岩崖など多様に
変化し、道迷いの危険のほうが大きい。いずれも進むな。

N峰山 △107.5
 バス停金井→0.05←峰金谷集会所→0.20=0.15←峰山
 混乗バス、バス停金井の西側の細い道路を進む。水田北端の道で、右側に墓石があらわれると峰金谷集会
所だ。その西側で右折する。鉄塔の脇を北西へ進み、突当りを右へ曲がる。直ぐ左へ曲がって民家二軒の間の
道になる。幅広い山道になって竹藪に差し掛かる。左へカーブして谷筋上部の湿地状態の場所を横断する。尾
根に差し掛かって右へ径を折れる。尾根筋になって左からの径を合流させる。長細い頂上の中ほどに小さな石
祠があり、その先に三角点がある。

M諏訪神社 北側の寺谷トンネルの上部にある小トンネル 東側から覗く

O赤坂山 ●79 南赤坂山 ○50 山王山 ○40
 南三原駅→0.05←バス停沼入口→0.10←八幡神社丁字路→0.05←沼蓮寺陸橋
 沼蓮寺陸橋→0.10←赤坂山
 沼蓮寺陸橋→0.10←南赤坂山
 沼蓮寺陸橋→0.10←山王社→0.05←山王山
 南三原駅から南に出て、西へ進む。最初の右折箇所がバス停沼入口の僅か東側だ。沼橋を渡り更に住宅地
を抜けると、八幡神社の鳥居が見える丁字路に出る。左へ進むと右北側に沼蓮寺(じゅうれんじ)の看板があ
り、やや急な道路を進むと左へカーブする。
 左側に赤い赤坂山薬師の山門を潜る。立派な境内で、南側には参詣者用のトイレもある。達磨売場の南側に
は陸橋の西側から入る広い駐車場もある。
 陸橋を渡ると山の南斜面に開かれた墓地でその最上部にアンテナが見える。その奥から刈り込みの悪い曖
昧な踏み跡を尾根筋で進めば、直ぐに傾斜は緩んで「丸山図根」の赤い頭部の杭が数本並ぶ。西側は竹藪、東
側は竹と自然林が密生。展望は全然無い。これが赤坂山だ。
 陸橋の脇に、鐘楼、医王殿、達磨売り場の先に広い駐車場があり、山の北斜面がきれいに切られている。そ
の北斜面を登り最上部で尾根筋に入る。下生えは少なく、曖昧な踏み跡を辿る。一番高いと思われる場所の西
側には切開きが有って、ここにもアンテナがある。林の中まだ南側に尾根が続いている。南赤坂山には、山の
印と三の字が並ぶ浅間大神の石碑がある。南東方向の尾根に踏み跡があり、石灯篭の部材が転がっている。
踏み跡は更に下っているが、道路間近で藪に阻まれ径は消える。石碑までとして往路を引き返すこと。
 山門の前、陸橋の下を潜って西へ舗装道路を下る。取り付いた三又は広い道路のカーブ地点で、左西へ進
む。最初の右丁字路(小戸165柱)で右折すると突き当たりの山裾に段径が見える。
 僅か段を登った上に山王社がある。右後ろには宝篋印塔と聞いた石が転がっている。左後ろの狭い斜路を
登ると尾根の緩い斜面に出る。丸山町の国調の赤い杭が目立つ。倒竹を避け、尾根筋を僅か進むと下生え
の中に二本のスダジイが太い。その先は倒木地獄で進めない。展望はない。
 「最初の右丁字路小戸165柱で右折」せず、直進方向へ進むと泉山山塊の東端だ。

P城山遺跡 ○50
 正文(しょうぶん)寺の南側にこんもりとした山があります。神田の「じょうやま」です。
 バス停寺谷→0.10←城山
 バス停寺谷の北で右折すると東西の県道になる。北側に正文寺の庫裏、駐車場、参詣者用トイレ、本堂など
に通じる道路の取り付く南側は倉庫などの建物がある。その西端、街灯の取り付いた電柱の裏から畑の左端を
進む。山裾に突き当たると、倉庫の裏の上を進む山道になる。歩きやすい径が竹薮に差し掛かったところで、右
側の一段上へ登る。山頂に通じる緩やかな斜面に変わり、下生えの中に踏み跡が繋がる。遺棄されたテレビア
ンテナの先、今も奉幣されている石祠の祀られた山頂に出る。石祠の南東側には下りの踏み跡が繋がってい
るが、民家の裏庭に至る道なので遠慮したい。

M諏訪神社 寺谷トンネの東側にある普門寺の跡地の岩屋

Q泉山山塊
 Q−1 西原浅間山 ○70 泉山 ○70
 バス停市場→0.10←石仏の角→0.15=0.10←浅間山→0.05←泉山
 バス停市場は国道410号線の新道と旧道の分岐する位置で僅か南側が市場交差点だ。その東側の旧道を
南へ進む。
 東南角のモルタル法面の下に八体の石仏が並んでいる。庚申像、地蔵像、馬頭尊像、両界大日像。その上
に久麦地区の急傾斜地を示す地図看板がある。左手は数段きりの階段と低い間知ブロックの擁壁がある。
 階段を上って一段上の山裾を奥へ進んで右側の尾根に上り返す。戻ればモルタル法面の上に出る。尾根筋
は夏草の中の急登から喬木下の裸地の尾根に変わる。鉄パイプの手摺りの先から痩せ尾根は幅広い尾根に
変わる。右後ろからの別径を合流させる。
 広場に出るとその奥には大きな石祠が基壇の石積みの上に建つ。屋根石の風化が進んでいる。浅間神社
だ。北側へ下る細い踏み跡があるがこれには入らない。広場の南東角から緩く下る幅広い径の左側遠方の
池はヌタ場のようだ。緩く登った山頂には何もないが泉山で、一段南へ下った位置の斜面のほうが気持ちい
い。周囲には踏み跡は続いていないのでここで戻る。
 いずれも展望はない。浅間山の北東の山嘴(岬)を長谷山という「豊田村誌」の引用を丸山町史P371に読
めるが、よくわからない。 (にしばら)

 Q−2 貴船山 ○50 青龍寺山 ○40
 バス停市場→0.10←石仏の角→0.10←左折箇所
 左折箇所→0.10←貴船神社→0.10←貴船山
 左折箇所→0.05←青龍寺入口→0.05←青龍寺山

 バス停市場から国道410号線の東側にある旧道を南へ進む。石仏の並ぶ角を通過、「さいばら」とローマ字
書きされた看板の先、観光バス会社の丁字路で左折する。
 貴船神社の社名標柱で左折、北へ向き直ったさき左側に鳥居が建つ。境内はよく手入れされている。右側
にホルトノキが太い。相の間に続く本殿は唯一神明造りだ。赤い屋根の摂社の覆い屋の裏から獣道程度の尾
根筋を辿る。尾根筋には国調の赤い杭が各所にある。西へ進んだ鞍部から境木の太い並木に沿って進むと
山頂に至る。下生えの少ない平らな山頂だ。周囲には明瞭な径は無い。
 東側にも国調の杭と曖昧な踏み跡があるが倒木と下生えに阻まれて進みづらいのは同様だ。北側からソテ
ツ畑への奇麗な登路があるがそこから西側の尾根筋は前述の通りだ。
 貴船神社の社名標柱を見送って更に東へ進むと左北側に大きな青龍寺の寺名碑があり、二本の道路があ
る。左側は徒歩の参道で途中から石段になる。右側は中腹の駐車場に至る。小奇麗な境内、本堂の東側に
続く庫裏の右側から裏山へ手入れされた道で至る。広い平らな山頂は行事の場なのか下生えが少ない。北
西角に下りの尾根があって貴船山方面へと繋がると思いそうだが僅かな距離の先、倒竹のため進めない。

Q泉山山塊 西原浅間山 石仏の角 左側の道路の右法面の段ちに階段がある。

 Q−3 大聖寺山 ○50 円照寺山 ○50
 バス停市場→0.10←石仏の角→0.05←西原神社南の交差点→0.10←
 大聖寺入口(珠師ヶ谷236柱)→0.15=0.10←大聖寺山
 大聖寺入口(珠師ヶ谷236柱)→0.05←円照寺→0.05←円照寺山尾根筋
 大聖寺入口(珠師ヶ谷236柱)、円照寺→0.05←丁字路(岩糸百目鬼)→0.05←
山王社(山王山の下)→0.10←沼蓮寺陸橋→0.05←八幡神社丁字路→0.10←バス停沼入口
→0.05←南三原駅
 バス停市場から国道410号線の東側にある旧道を南へ進む。石仏の並ぶ角で左折、山裾の道路を東へ進
む。北側の小山に西原神社の女坂、男坂の参道が遠望できる。この神社は集会所を併設している。拝殿に
繋がる本殿は唯一神明造りだ。
 更に東へ進む。南側からの山崎が延びている箇所(珠師ヶ谷236柱)で右折、南へ進むと赤い大きな屋根と
広い前庭の大聖寺だ。大聖寺本堂附近からは登れない。右折した道路の角から尾根筋の末端に入る。笹が
現れ始めると小ピークに出る。三方分山で左へ鈍角で曲がる。小鞍部から笹が増えるが足下の踏み固めは
確実だ。本堂の裏手を通り過ぎると山頂だが笹は無い。南東に踏み跡があるが倒木に隠される。
 大聖寺入口の丁字路を直進すると東側の尾根の先に急登の細い踏み跡がある。更に道路を進むと左丁字
路を過ぎた右側の段径を上がると円照寺のお堂の前に出る。左南側に墓地が広い。堂の裏手から尾根筋を
辿るのだが、踏み跡は不明瞭だ。尾根先の急登からの踏み跡を合流させるが、尾根筋に踏み跡が見えるよ
うになると倒木・倒竹の中になって進めない。
 円照寺入口の段径の手前の左丁字路を東へ進むと小鉄橋を渡る。コンクリート舗装の露地を東に進むと広
い道路に出る。右折し、岩糸百目鬼(どうめき)のスクールバス停留所を過ぎると丁字路に出る。東へ進むと山
王社の分岐に出る。
 沼蓮寺から南三原駅へも近い。

R四等三角点 △103.3 石神社 電波塔 ○100
 バス停市場→0.05←バス停川沢橋→0.05←参道入口→0.05←石神社
 市場交差点の北、バス停市場から国道を北へ進み、一つ目のバス停川沢橋の北側の最初の東丁字路へ入
る。左右に道路が取り付く突き当たりには右側に牛舎が見え、正面には神社の旗立て石柱と石祠がある。左寄
りにあるソーラー発電パネル群の南側を東へ進む。左側が竹薮に変わると、右上の斜面に石鳥居と参道があ
る。平成18年の鳥居だ。段径は右手にスダジイの大木を見ながら東へ向き直り、石神社の社殿に至る。周囲
に太い木が多い。震災記念碑もある。尾根筋の鞍部の南側斜面だ。「いしがみしゃ」
 牛舎の前の道路を南へ進んで、路面に丁字路の白線が引かれた箇所から山裾へ進むと、墓地がある。観音
堂があり、阿弥陀仏像、観音像ほか立派な像容の仏像複数が奉られている。
 バス停市場→0.05←バス停川沢橋→0.05←参道入口→0.05←切り通しの峠
 
右上の斜面に石鳥居と参道がある箇所、溝径を直進すると浅い切り通しの峠に出る。この峠から東へ下る径
がある。尾根筋を南へ進む斜路も割これを進むと僅かで石神社の附近に出られるが、社殿の附近のみ踏み跡
が曖昧だ。
 バス停市場→0.25=0.20←三角点→0.05←電波塔
 
バス停市場の南、市場交差点の東、東電柱前田2柱の建つ北側民家への道路を進む。左カーブは民家の玄
関先、直進は未舗装道の草を踏んで石段になる。大正震災碑の建つ平地は白旗神社の跡地だ。庚申
像、手水石がある。左寄りにある風化の進んだ大きな石祠の脇から左手に見る尾根筋への細い踏み跡を辿る。
やや急な登りで尾根先の肩に出る。下方は西寄りに麓の家々への細道があるように見える。急すぎたり、竹薮
や小枝の密生などが見えたりする。上方は尾根筋の径と右側の巻き径がある。下りで来たときに通行不能の麓
の家への径に入り込まないように気を付けたい。
 尾根筋などに地籍の測量結果の赤い杭が連続する。スダジイの大木がある。緩い上りは右側に並行する巻
き径と平らなとき合流するように見える。平らなピークには四等三角点103.3石神の標石がある。
 三角点峰、更に北東方向、右に並行する巻き径を僅か進むと広い尾根筋が切り開かれている。その延長に
はオレンジ色の鉄塔が見える。この切り開きの広場の端部僅か手前から右手の藪に細道を求めると、スダジ
イの大木の脇で奇麗な径に出る。左僅か進んで電波塔だ。地デジの共建アンテナだということだった。
 白旗神社の御祭神は丸郷神社に合祀されて久しいという。
 市場の交差点北東側にある墓地は今は市場集会場だが福満寺の跡地だ。

R 白旗神社跡地 右端に震災碑 中央に大き目の石祠

 バス停市場→0.10←西光寺→0.15←電波塔
 バス停市場の南、市場交差点を東へ進むと釜滝トンネルを潜る。トンネルを出ると左手北側に墓地へ続く道
に並んで寺への道路が取り付いている。見落として直進すると経塚山への案内標識の建つ山王社との丁字路
に至る。
 西光寺への道路を進むと石段があり、太いイチョウの木と大きな本堂の前に出る。堂の右手の寺庭は車が直
に入れる。その北側には山道が取り付いている。鉄パイプの手摺があり、折り返して西へほぼ一直線に急登す
る。手摺が途切れると左手にスダジイの大木が立ち、右手には山の陰に隠れた細い径が見える。直進すると右
手に電波塔のフェンスに出る。地デジの共建アンテナだという。
 バス停市場→0.10←南斜路入口→0.15←電波塔
 バス停市場の南、市場交差点を東へ進むと釜滝トンネルを潜る。トンネルを出ると左手北側に西光寺への
道路があり、右手南側に斜路が取り付いている。見落として直進すると経塚山への案内標識の建つ山王社
との丁字路に至る。
 南の斜路はコンクリート舗装で西へ進むと、小カーブの後尾根筋に出る。左は未舗装道に轍が続き、右手に
盛り上がりを置いた左巻き道路だ。右手に都合2段上った位置が一番高いが、赤い杭が一段低い位置にある
ほか何も無い。以前は道路沿いで畑をやっていたという。
 小カーブの尾根筋右手の尾根筋に踏み跡が続く。赤い地籍の杭も繋がる。やや急な斜面になり、アリドオシ
の木が勝り、踏み跡はその小葉の下になる。途中左へのマーキングに従って折れ、上部を目指すと僅かで三
角点峰の東側の径に(121393/121391附近)合流し、切り開かれた尾根筋に出たのち電波塔へ至る。
復路では往路の分岐・合流地点がわかりづらい。
 バス停市場→0.10←山王社丁字路→0.05←左丁字路→0.10←切り通しの峠
 バス停市場の南、市場交差点を東へ進むと釜滝トンネルを潜る。トンネルを出ると左手北側に西光寺への道
路があり、右手南側に斜路が取り付いている。直進して経塚山への案内標識の建つ山王社との丁字路で左折
北へ進む。僅か進んで左手西側への丁字路(東電柱珠師ヶ谷72柱)の道路に入る。直ぐ右カーブして北へ進
む。東への三又(東電柱珠師ヶ谷85柱)の西側、左畑と右民家の間の細い農道に入る。右側が竹薮になった
畑の奥の角の手前、夏蜜柑の木の附近から右側の竹薮に入る。測量の赤い杭を辿って踏み跡を進むと左へ
カーブして切り通しの峠に至る。西側から尾根筋を南へ僅か進むと石神社の社殿の脇に出る。

R石神社のある山と電波塔

 石神社・切り通しの峠→0.20=0.15←電波塔
 
石神社の社殿の南側に関東大震災の石碑があり、その脇から東へ進む。尾根筋には測量の赤い杭が目立
つ。左手に真新しい石祠の裏側を見る。ヌタ場の脇を抜ける径は境木が太い。登り径の脇にもスダジイの大木
がある。登り径がタワに出た後、フラ旅のぼり加減になると笹薮が濃くなる。地面は見えるが径が複線になって
いる箇所もある。左手に土嚢とコンクリート壁を見るとフェンスの脇を目指して藪を抜ける。フェンスに沿って左
へ進むと東電柱珠師ヶ谷69柱と北側へ下る径の分岐に出る。
 笹薮は僅かな距離だが、山慣れない人には難しい、進まないことだ。    房総丘陵 1000